mngsvrctl(Management Serverの起動/停止/セットアップ)
形式
mngsvrctl start [-sync [-timeout <同期実行のタイムアウト時間>]]
mngsvrctl start [-sync [-timeout <同期実行のタイムアウト時間>]] [-daemon]
mngsvrctl stop [-sync [-timeout <同期実行のタイムアウト時間>]]
mngsvrctl stop [-sync [-timeout <同期実行のタイムアウト時間>]]
mngsvrctl setup [<サーバ名>] [-u <管理ユーザID>] [-p <管理ユーザパスワード>] [-np <変更後の管理ユーザパスワード>] [-nu <変更後のユーザID>]
mngsvrctl setup [<サーバ名>] [-u <管理ユーザID>] [-p <管理ユーザパスワード>] [-np <変更後のユーザパスワード>] [-nu <変更後のユーザID>]
機能
Management Serverを起動または停止します。または,アプリケーションサーバを初めてインストールしたマシンで,Management Serverを実行するために必要なセットアップをします。
管理ユーザアカウントの省略機能を無効にしている場合,セットアップと同時に,Management Serverへログインするための管理ユーザアカウント(管理ユーザIDおよび管理ユーザパスワード)を設定できます。セットアップ時に管理ユーザアカウントを設定しないと,Management Serverの起動時および停止時に管理ユーザアカウントの設定が必要になります。また,管理ユーザアカウントがすでに設定されている場合は,別のユーザアカウントを指定することで管理ユーザアカウントを変更することもできます。
管理ユーザアカウントの省略機能を有効にしている場合,および仮想化したサーバ上でJP1ユーザ認証連携機能を有効にしている場合,このコマンドの実行時およびManagement Serverの起動後に管理ユーザアカウントを設定する必要はありません。
管理ユーザアカウントの省略機能については,マニュアル「アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「4.1.15(3) 管理ユーザアカウントを設定しない場合の設定」を参照してください。
このコマンドは,Administrator権限(Windowsの場合),またはroot権限(UNIXの場合)のあるユーザが実行してください。ただし,UNIXの場合,root権限がない特定のユーザにコマンドの実行権限を設定することもできます。設定については,「mngenvsetup(管理グループの設定)」を参照してください。
引数
引数の指定がない場合,コマンドの使用方法が表示されます。
戻り値
入力例
mngsvrctl start
mngsvrctl start -sync
mngsvrctl setup [<サーバ名>]
mngsvrctl setup [<サーバ名>] -u admin01 -p p1574809
mngsvrctl setup -u admin01 -p p1574809 -np passwd123 -nu admin02
mngsvrctl setup localhost -u admin01 -p p1574809 -np ""
注意事項
OS共通の注意事項
Management Serverをセットアップする場合の注意事項を次に示します。
UNIXの場合の注意事項