運用管理ポータルを使用して構築したシステムでは,論理サーバの運用状況を監視できます。論理サーバの運用状況として,論理サーバの稼働状態(ステータス)や稼働情報,稼働中のバッチサーバ内のリソースの稼働情報を監視できます。ここでは,論理サーバの運用を監視する手順について説明します。
論理サーバのステータスは,運用管理ドメイン単位,ホスト単位,または論理サーバ単位に実施できます。
論理サーバのステータスを監視する手順を次に示します。なお,ステータス監視画面で表示されるステータスの意味については,「4.4(3) 論理サーバの稼働状況のステータス」を参照してください。
論理サーバの稼働情報は,バッチサーバに対して実施できます。稼働中のバッチサーバのステータスを表示した画面から,稼働情報が表示できます。また,バッチサーバ内のリソースなどの稼働情報も表示できます。なお,稼働情報監視画面で表示されるステータスの意味については「4.4(3) 論理サーバの稼働状況のステータス」を,稼働情報の監視で表示できる項目については「13.1.4 バッチサーバの稼働情報監視で表示できる項目」を参照してください。
論理サーバの稼働情報を監視する手順を次に示します。
ステータス監視または稼働情報監視で操作する画面について説明します。
ステータス監視では,論理サーバの稼働状況(ステータス)を運用管理ドメイン単位,ホスト単位,または論理サーバ単位で確認できます。監視できる論理サーバは,論理パフォーマンストレーサ,論理スマートエージェント,論理CTMドメインマネジャ,論理CTM,論理J2EEサーバ,および論理ユーザサーバです。
ステータス監視で操作できる内容と操作する画面を次の表に示します。
表6-5 ステータス監視で操作できる内容と操作する画面
操作内容 | 操作 | 画面の参照先 |
---|---|---|
ホストごとのステータス監視 | ○ | 13.2 |
運用管理ドメイン全体のステータス監視 | ○ | 13.3 |
論理サーバごとのステータス監視 | ○ | 13.4 |
稼働情報監視では,論理J2EEサーバが監視できます。
稼働情報監視で操作できる内容と操作する画面を次の表に示します。
表6-6 稼働情報監視で操作できる内容と操作する画面
論理サーバ名 | 操作内容 | 操作 | 画面の参照先 |
---|---|---|---|
論理J2EEサーバ | J2EEコンテナの稼働情報監視 | ○ | 13.5.1 |
EJBコンテナの稼働情報監視 | ○ | 13.5.2 | |
JavaVMの稼働情報監視 | ○ | 13.5.5 13.5.6 | |
リソースアダプタの稼働情報監視 | ○ | 13.13 | |
トランザクションの稼働情報監視 | ○ | 13.17 |