4.3.6 コネクションプールの状態の確認

クラスタコネクションプールで使用しているコネクションプールの状態は,次の二つの方法で参照できます。

<この項の構成>
(1) コネクションプールの状態の参照
(2) メンバコネクションプールの情報の参照

(1) コネクションプールの状態の参照

デプロイされているすべてのリソースアダプタについて,リソースアダプタ名とリソースアダプタの状態が表示されます。リソースアダプタがクラスタコネクションプールのメンバリソースアダプタの場合には,コネクションプールの状態も表示されます。

次に示すコマンドを実行して,コネクションプールの状態を参照します。

実行形式

cjlistrar [<サーバ名>] [-nameserver <プロバイダURL>] -clusterpool

実行例

cjlistrar MyServer -clusterpool

cjlistrarコマンドの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjlistrar(リソースアダプタの一覧表示)」を参照してください。

(2) メンバコネクションプールの情報の参照

コネクションプールの情報が表示されます。リソースアダプタがクラスタコネクションプールのメンバリソースアダプタの場合には,メンバコネクションプールの情報も表示されます。

次に示すコマンドを実行して,すべてのリソースアダプタのコネクションプール情報を参照します。

実行形式

cjlistpool [<サーバ名>] [-nameserver <プロバイダURL>] -resall

実行例

cjlistpool MyServer -resall

特定のリソースアダプタについて,コネクションプールの情報を表示する場合は次のコマンドを実行します。

実行形式

cjlistpool [<サーバ名>] -resname <リソースアダプタの表示名>

実行例

cjlistpool MyServer -resname DB_Connector_for_Oracle_ClusterPool_Member

リソースアダプタのコネクションプール情報が表示されます。

cjlistpoolコマンドの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjlistpool(コネクションプールの一覧表示)」を参照してください。

注意事項
cjlistpoolコマンドは,ルートリソースアダプタに対しては実行できません。