アプリケーションサーバ Version 9からの仕様変更を次の表に示します。なお，仕様変更の表の「仕様変更の項目」の項番は，「10.4.5　旧バージョンからの仕様変更の一覧」の説明の項番と対応しています。

• アプリケーションに関する仕様変更
  アプリケーションサーバ Version 9から移行する場合で，アプリケーションに関する仕様変更を次の表に示します。
  

  表10-15　アプリケーションサーバ Version 9からの仕様変更（アプリケーションに関する仕様変更）

  分類	仕様変更の項目	09-60	09-50	09-00
  全体	(1)　Java SEのバージョン	○	○	○
  J2EEサーバ	(146)　MimeUtility APIの仕様変更	−	−	○

• 構築環境に関する仕様変更
  アプリケーションサーバ Version 9から移行する場合で，構築環境に関する仕様変更を次の表に示します。
  

  表10-16　アプリケーションサーバ Version 9からの仕様変更（構築環境に関する仕様変更）

  分類	仕様変更の項目	09-60	09-50	09-00
  Management Server	(36)　J2EEアプリケーションとリソースの再インポート	−	−	○
  	(38)　論理サーバの環境変数定義の再設定	−	−	○
  	(39)　JP1イベントメッセージマッピングファイルの再設定	−	−	○
  	(40)　Smart Composer機能の定義変更	−	−	○
  	(41)　論理サーバの環境設定情報の変更	−	−	○
  	(42)　snapshotログ収集先対象リストファイルの再設定	−	−	○
  	(44)　論理サーバごとの強制停止監視時間の設定の追加	−	−	○
  	(47)　OutOfMemoryError発生時の運用管理エージェントの動作変更	−	−	○
  	(52)　Management Serverのプロセス構成の変更	−	−	○
  	(148)　Permanent領域からMetaspace領域への移行	○	○	○
  J2EEサーバ	(88)　DBConnector_SQLServer2005_CP.rarの名称変更	−	−	○
  	(141)　サーバIDのデフォルト値の変更	−	−	○
  	(148)　Permanent領域からMetaspace領域への移行	○	○	○
  サーバ管理コマンド	(142)　cjimportappコマンドの-aまたは-dオプション実行時の重複ディレクトリチェックの変更	−	−	○
  JavaVM	(139)　明示管理ヒープ機能の自動配置機能で使用する設定ファイルの内容変更	○	○	○
  	(147)　RSA BSAFE SSL-Jの削除	○	−	−
  	(148)　Permanent領域からMetaspace領域への移行	○	○	○
  EJBクライアント	(148)　Permanent領域からMetaspace領域への移行	○	○	○
  Webコンテナサーバ	(148)　Permanent領域からMetaspace領域への移行	○	○	○
  バッチアプリケーション実行基盤	(148)　Permanent領域からMetaspace領域への移行	○	○	○

  （凡例）

  ○：仕様変更あり

  −：該当しない

  
  
• 運用環境に関する仕様変更
  アプリケーションサーバ Version 9から移行する場合で，運用環境に関する仕様変更を次の表に示します。
  

  表10-17　アプリケーションサーバ Version 9からの仕様変更（運用環境に関する仕様変更）

  分類	仕様変更の項目	09-60	09-50	09-00
  J2EEサーバ	(140)　Servlet 3.0を使用したアプリケーションのリロードに関する仕様の変更	−	−	○
  	(141)　サーバIDのデフォルト値の変更	−	−	○

  （凡例）

  ○：仕様変更あり

  −：該当しない