Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行編

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8.11.5 Session Beanの非同期呼び出しの場合

Session Beanの非同期呼び出し時のトレース取得ポイントと,取得できるトレース情報について説明します。

非同期呼び出しでは,同じスレッドで出力されるイベントIDの出力順序は保証されますが,異なるスレッドで出力されるイベントIDの出力順序は保証されません。このため,次のことが発生する場合があります。

<この項の構成>
(1) ローカルクライアントからSession Beanを非同期呼び出しする場合
(2) リモートクライアントからSession Beanを非同期呼び出しする場合
(3) ローカルクライアントからgetを呼び出す場合
(4) リモートクライアントからgetを呼び出す場合
(5) ローカルクライアントからisDoneを呼び出す場合
(6) リモートクライアントからisDoneを呼び出す場合
(7) ローカルクライアントからisCancelledを呼び出す場合
(8) リモートクライアントからisCancelledを呼び出す場合
(9) ローカルクライアントからcancelを呼び出す場合
(10) リモートクライアントからcancelを呼び出す場合

(1) ローカルクライアントからSession Beanを非同期呼び出しする場合

(a) トレース取得ポイントとPRFトレース

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8-54 ローカルクライアントからSession Beanを非同期呼び出しした場合のトレース取得ポイントの詳細

イベントID 図中の番号 トレース取得ポイント レベル
0x8472 1 EJBコンテナがリクエストを受信した直後(ローカル呼び出しの場合) A
0x8473 2 EJBコンテナがレスポンスを送信する直前(ローカル呼び出しの場合) A
0x84C0 3 EJBコンテナがEJBの非同期のビジネスメソッドをコールバックする直前 A
0x84D6 4 EJBコンテナがEJBの非同期のビジネスメソッドを開始する直前(ローカル呼び出しの場合) A
0x8409 5 EJBコンテナがEJBのビジネスメソッドをコールバックする直前 B
0x840A 6 EJBのビジネスメソッドのコールバックからリターンした直後 B
0x84D7 7 EJBの非同期のビジネスメソッドが終了した直後(ローカル呼び出しの場合) A
0x84C1 8 EJBの非同期のビジネスメソッドのコールバックからリターンした直後 A

(凡例)A:標準 B:詳細

注※ 図8-34中の番号と対応しています。


ローカルクライアントからSession Beanを非同期呼び出しした場合のトレース取得ポイントを次の図に示します。

図8-34 ローカルクライアントからSession Beanを非同期呼び出しした場合のトレース取得ポイント

[図データ]

(b) 取得できるトレース情報

ローカルクライアントからSession Beanを非同期呼び出しした場合に取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8-55 ローカルクライアントからSession Beanを非同期呼び出しした場合に取得できるトレース情報

図中の番号 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x8472 A Bean名 メソッド名,引数の数
2 0x8473 A Bean名 メソッド名,引数の数
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>
3 0x84C0 A コールバック対象Beanのクラス名 メソッド名,引数の数 非同期メソッド呼び出し元のルートアプリケーション情報
4 0x84D6 A コールバック対象Beanのクラス名 メソッド名,引数の数
5 0x8409 B Bean名 メソッド名,引数の数
6 0x840A B Bean名 メソッド名,引数の数
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>
7 0x84D7 A コールバック対象Beanのクラス名 メソッド名,引数の数
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>
8 0x84C1 A コールバック対象Beanのクラス名 メソッド名,引数の数
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>

(凡例)A:標準 B:詳細 −:該当なし


注※ 図8-34中の番号と対応しています。

(2) リモートクライアントからSession Beanを非同期呼び出しする場合

(a) トレース取得ポイントとPRFトレース

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8-56 リモートクライアントからSession Beanを非同期呼び出しした場合のトレース取得ポイントの詳細

イベントID 図中の番号 トレース取得ポイント レベル
0x8470 1 EJBコンテナがリクエストを受信した直後(リモート呼び出しの場合) A
0x8471 2 EJBコンテナがレスポンスを送信する直前(リモート呼び出しの場合) A
0x84C0 3 EJBコンテナがEJBの非同期のビジネスメソッドをコールバックする直前 A
0x84D8 4 EJBコンテナがEJBの非同期のビジネスメソッドを開始する直前(リモート呼び出しの場合) A
0x8409 5 EJBコンテナがEJBのビジネスメソッドをコールバックする直前 B
0x840A 6 EJBのビジネスメソッドのコールバックからリターンした直後 B
0x84D9 7 EJBの非同期のビジネスメソッドが終了した直後(リモート呼び出しの場合) A
0x84C1 8 EJBの非同期のビジネスメソッドのコールバックからリターンした直後 A

(凡例)A:標準 B:詳細

注※ 図8-35中の番号と対応しています。


リモートクライアントからSession Beanを非同期呼び出しした場合のトレース取得ポイントを次の図に示します。

図8-35 リモートクライアントからSession Beanを非同期呼び出しした場合のトレース取得ポイント

[図データ]

(b) 取得できるトレース情報

リモートクライアントからSession Beanを非同期呼び出しした場合に取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8-57 リモートクライアントからSession Beanを非同期呼び出しした場合に取得できるトレース情報

図中の番号 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x8470 A Bean名 メソッド名,引数の数
2 0x8471 A Bean名 メソッド名,引数の数
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>
3 0x84C0 A コールバック対象Beanのクラス名 メソッド名,引数の数 非同期メソッド呼び出し元のルートアプリケーション情報
4 0x84D8 A コールバック対象Beanのクラス名 メソッド名,引数の数
5 0x8409 B Bean名 メソッド名,引数の数
6 0x840A B Bean名 メソッド名,引数の数
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>
7 0x84D9 A コールバック対象Beanのクラス名 メソッド名,引数の数
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>
8 0x84C1 A コールバック対象Beanのクラス名 メソッド名,引数の数
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>

(凡例)A:標準 B:詳細 −:該当なし


注※ 図8-35中の番号と対応しています。

(3) ローカルクライアントからgetを呼び出す場合

(a) トレース取得ポイントとPRFトレース

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8-58 ローカルクライアントからgetを呼び出した場合のトレース取得ポイントの詳細

イベントID 図中の番号 トレース取得ポイント レベル
0x84C2 1 Future.get()処理開始(ローカル呼び出しの場合) B
0x84C3 2 Future.get()処理終了(ローカル呼び出しの場合) B
0x84C4 1 Future.get(long timeout, TimeUnit unit)処理開始(ローカル呼び出しの場合) B
0x84C5 2 Future.get(long timeout, TimeUnit unit)処理終了(ローカル呼び出しの場合) B

(凡例)B:詳細

注※ 図8-36中の番号と対応しています。


ローカルクライアントからgetを呼び出した場合のトレース取得ポイントを次の図に示します。

図8-36 ローカルクライアントからgetを呼び出した場合のトレース取得ポイント

[図データ]

(b) 取得できるトレース情報

ローカルクライアントからgetを呼び出した場合に取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8-59 ローカルクライアントからgetを呼び出した場合に取得できるトレース情報

図中の番号 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x84C2 B
2 0x84C3 B
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>
1 0x84C4 B メソッド名,引数情報
2 0x84C5 B
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>

(凡例)B:詳細 −:該当なし


注※ 図8-36中の番号と対応しています。

(4) リモートクライアントからgetを呼び出す場合

(a) トレース取得ポイントとPRFトレース

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8-60 リモートクライアントからgetを呼び出した場合のトレース取得ポイントの詳細

イベントID 図中の番号 トレース取得ポイント レベル
0x84C6 1 Future.get()処理開始(リモート呼び出しの場合) B
0x84C2 2 Future.get()処理開始(ローカル呼び出しの場合) B
0x84C3 3 Future.get()処理終了(ローカル呼び出しの場合) B
0x84C7 4 Future.get()処理終了(リモート呼び出しの場合) B
0x84C8 1 Future.get(long timeout, TimeUnit unit)処理開始(リモート呼び出しの場合) B
0x84C4 2 Future.get(long timeout, TimeUnit unit)処理開始(ローカル呼び出しの場合) B
0x84C5 3 Future.get(long timeout, TimeUnit unit)処理終了(ローカル呼び出しの場合) B
0x84C9 4 Future.get(long timeout, TimeUnit unit)処理終了(リモート呼び出しの場合) B

(凡例)B:詳細

注※ 図8-37中の番号と対応しています。


リモートクライアントからgetを呼び出した場合のトレース取得ポイントを次の図に示します。

図8-37 リモートクライアントからgetを呼び出した場合のトレース取得ポイント

[図データ]

(b) 取得できるトレース情報

リモートクライアントからgetを呼び出した場合に取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8-61 リモートクライアントからgetを呼び出した場合に取得できるトレース情報

図中の番号 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x84C6 B
2 0x84C2 B
3 0x84C3 B
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>
4 0x84C7 B
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>
1 0x84C8 B メソッド名,引数情報
2 0x84C4 B メソッド名,引数情報
3 0x84C5 B
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>
4 0x84C9 B
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>

(凡例)B:詳細 −:該当なし


注※ 図8-37中の番号と対応しています。

(5) ローカルクライアントからisDoneを呼び出す場合

(a) トレース取得ポイントとPRFトレース

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8-62 ローカルクライアントからisDoneを呼び出した場合のトレース取得ポイントの詳細

イベントID 図中の番号 トレース取得ポイント レベル
0x84CA 1 Future.isDone()処理開始(ローカル呼び出しの場合) B
0x84CB 2 Future.isDone()処理終了(ローカル呼び出しの場合) B

(凡例)B:詳細

注※ 図8-38中の番号と対応しています。


ローカルクライアントからisDoneを呼び出した場合のトレース取得ポイントを次の図に示します。

図8-38 ローカルクライアントからisDoneを呼び出した場合のトレース取得ポイント

[図データ]

(b) 取得できるトレース情報

ローカルクライアントからisDoneを呼び出した場合に取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8-63 ローカルクライアントからisDoneを呼び出した場合に取得できるトレース情報

図中の番号 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x84CA B
2 0x84CB B isDone()の戻り値

(凡例)B:詳細 −:該当なし


注※ 図8-38中の番号と対応しています。

このメソッドの実行では,例外は発生しません。したがって,異常な状態を示すログは生成されません。

(6) リモートクライアントからisDoneを呼び出す場合

(a) トレース取得ポイントとPRFトレース

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8-64 リモートクライアントからisDoneを呼び出した場合のトレース取得ポイントの詳細

イベントID 図中の番号 トレース取得ポイント レベル
0x84CE 1 Future.isDone()処理開始(リモート呼び出しの場合) B
0x84CA 2 Future.isDone()処理開始(ローカル呼び出しの場合) B
0x84CB 3 Future.isDone()処理終了(ローカル呼び出しの場合) B
0x84CF 4 Future.isDone()処理終了(リモート呼び出しの場合) B

(凡例)B:詳細

注※ 図8-39中の番号と対応しています。


リモートクライアントからisDoneを呼び出した場合のトレース取得ポイントを次の図に示します。

図8-39 リモートクライアントからisDoneを呼び出した場合のトレース取得ポイント

[図データ]

(b) 取得できるトレース情報

リモートクライアントからisDoneを呼び出した場合に取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8-65 リモートクライアントからisDoneを呼び出した場合に取得できるトレース情報

図中の番号 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x84CE B
2 0x84CA B
3 0x84CB B isDone()の戻り値
4 0x84CF B
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <例外名>

(凡例)B:詳細 −:該当なし


注※ 図8-39中の番号と対応しています。

(7) ローカルクライアントからisCancelledを呼び出す場合

(a) トレース取得ポイントとPRFトレース

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8-66 ローカルクライアントからisCancelledを呼び出した場合のトレース取得ポイントの詳細

イベントID 図中の番号 トレース取得ポイント レベル
0x84CC 1 Future.isCancelled()処理開始(ローカル呼び出しの場合) B
0x84CD 2 Future.isCancelled()処理終了(ローカル呼び出しの場合) B

(凡例)B:詳細

注※ 図8-40中の番号と対応しています。


ローカルクライアントからisCancelledを呼び出した場合のトレース取得ポイントを次の図に示します。

図8-40 ローカルクライアントからisCancelledを呼び出した場合のトレース取得ポイント

[図データ]

(b) 取得できるトレース情報

ローカルクライアントからisCancelledを呼び出した場合に取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8-67 ローカルクライアントからisCancelledを呼び出した場合に取得できるトレース情報

図中の番号 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x84CC B
2 0x84CD B isCancelled()の戻り値

(凡例)B:詳細 −:該当なし


注※ 図8-40中の番号と対応しています。

このメソッドの実行では,例外は発生しません。したがって,異常な状態を示すログは生成されません。

(8) リモートクライアントからisCancelledを呼び出す場合

(a) トレース取得ポイントとPRFトレース

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8-68 リモートクライアントからisCancelledを呼び出した場合のトレース取得ポイントの詳細

イベントID 図中の番号 トレース取得ポイント レベル
0x84D0 1 Future.isCancelled()処理開始(リモート呼び出しの場合) B
0x84CC 2 Future.isCancelled()処理開始(ローカル呼び出しの場合) B
0x84CD 3 Future.isCancelled()処理終了(ローカル呼び出しの場合) B
0x84D1 4 Future.isCancelled()処理終了(リモート呼び出しの場合) B

(凡例)B:詳細

注※ 図8-41中の番号と対応しています。


リモートクライアントからisCancelledを呼び出した場合のトレース取得ポイントを次の図に示します。

図8-41 リモートクライアントからisCancelledを呼び出した場合のトレース取得ポイント

[図データ]

(b) 取得できるトレース情報

リモートクライアントからisCancelledを呼び出した場合に取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8-69 リモートクライアントからisCancelledを呼び出した場合に取得できるトレース情報

図中の番号 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x84D0 B
2 0x84CC B
3 0x84CD B isCancelled()の戻り値
4 0x84D1 B
  • 正常時
    isCancelled()の戻り値
  • 例外発生時
    <例外名>

(凡例)B:詳細 −:該当なし


注※ 図8-41中の番号と対応しています。

(9) ローカルクライアントからcancelを呼び出す場合

(a) トレース取得ポイントとPRFトレース

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8-70 ローカルクライアントからcancelを呼び出した場合のトレース取得ポイントの詳細

イベントID 図中の番号 トレース取得ポイント レベル
0x84D2 1 Future.cancel()処理開始(ローカル呼び出しの場合) A
0x84D3 2 Future.cancel()処理終了(ローカル呼び出しの場合) A

(凡例)A:標準

注※ 図8-42中の番号と対応しています。


ローカルクライアントからcancelを呼び出した場合のトレース取得ポイントを次の図に示します。

図8-42 ローカルクライアントからcancelを呼び出した場合のトレース取得ポイント

[図データ]

(b) 取得できるトレース情報

ローカルクライアントからcancelを呼び出した場合に取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8-71 ローカルクライアントからcancelを呼び出した場合に取得できるトレース情報

図中の番号 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x84D2 A メソッド名,引数情報
2 0x84D3 A cancel()の戻り値

(凡例)A:標準 −:該当なし


注※ 図8-42中の番号と対応しています。

このメソッドの実行では,例外は発生しません。したがって,異常な状態を示すログは生成されません。

(10) リモートクライアントからcancelを呼び出す場合

(a) トレース取得ポイントとPRFトレース

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8-72 リモートクライアントからcancelを呼び出した場合のトレース取得ポイントの詳細

イベントID 図中の番号 トレース取得ポイント レベル
0x84D4 1 Future.cancel()処理開始(リモート呼び出しの場合) A
0x84D2 2 Future.cancel()処理開始(ローカル呼び出しの場合) A
0x84D3 3 Future.cancel()処理終了(ローカル呼び出しの場合) A
0x84D5 4 Future.cancel()処理終了(リモート呼び出しの場合) A

(凡例)A:標準

注※ 図8-43中の番号と対応しています。


リモートクライアントからcancelを呼び出した場合のトレース取得ポイントを次の図に示します。

図8-43 リモートクライアントからcancelを呼び出した場合のトレース取得ポイント

[図データ]

(b) 取得できるトレース情報

リモートクライアントからcancelを呼び出した場合に取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8-73 リモートクライアントからcancelを呼び出した場合に取得できるトレース情報

図中の番号 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x84D4 A メソッド名,引数情報
2 0x84D2 A メソッド名,引数情報
3 0x84D3 A cancel()の戻り値
4 0x84D5 A
  • 正常時
    cancel()の戻り値
  • 例外発生時
    <例外名>

(凡例)A:標準 −:該当なし


注※ 図8-43中の番号と対応しています。