2.4 取得が必要な資料の種類

この節では,アプリケーションサーバのシステムで想定されるトラブルの種別と,それに応じて取得が必要な資料について説明します。

トラブルシューティングに必要な資料は,発生したトラブルの種別によって異なります。例えば,エラーメッセージが出力されたのか,アプリケーションサーバのサーバプロセスが異常終了したのかによって,必要な資料は異なります。

また,トラブルの内容によっては保守員に連絡する必要があります。保守員とは,ご購入契約に基づくお問い合わせ窓口のことです。

保守員に連絡が必要なトラブル
  • 出力されたエラーメッセージの対処に「保守員に連絡してください。」とある場合
  • トラブルの要因がわからない場合
  • エラーメッセージの内容に対処できない場合

保守員に連絡する場合には,次の内容をできるだけ正確に伝えてください。

トラブルシューティングに必要な資料は,資料を保守員へ送付するときのタイミングによって,一次送付資料,二次送付資料,および定義送付資料に分類されます。

<この節の構成>
2.4.1 トラブルの種別と取得が必要な資料
2.4.2 取得が必要な資料の一覧
2.4.3 取得方法および調査方法との対応