新しい環境で使用するアプリケーションを設定します。アプリケーションの設定手順を次に示します。
- J2EEアプリケーションが利用するリソースをJ2EEサーバに設定します。
サーバ管理コマンドと属性ファイルを使用して設定します。属性ファイルについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」を参照してください。
- 記録していたセキュリティグループ(ユーザおよびロール)の情報を基に,セキュリティグループを追加してください。
- 退避していた属性ファイルを使用してメールコンフィグレーションを作成してください。
- 互換性を重視したシステムへ移行する場合は,J2EEサーバの動作モードがベーシックモードのため,データソースを使用します。退避していた属性ファイルを使用してデータソースを作成してください。
推奨機能を使用したシステムへ移行の場合は,J2EEサーバの動作モードが1.4モードのため,DB Connectorを使用します。退避していた属性ファイルの情報を基に,DB Connectorを登録し,開始してください。
- 「10.4 旧バージョンからの仕様変更の確認」に従い,J2EEアプリケーションを修正します。
- 統合ユーザ管理が提供するuatags.jar,uatags.tldをJ2EEアプリケーションに組み込んでいる場合は,差し替えてください。詳細は「10.4.5(26) 統合ユーザ管理のタグライブラリの入れ替え」を参照してください。
- 統合ユーザ管理が提供するuastartup.warもしくはuastartup.earをデプロイしていた場合は,移行先のアプリケーションサーバが提供するものを使用してください。09-00以降では,次の場所にインストールされています。
Windowsの場合
<製品のインストールディレクトリ>¥manager¥config
UNIXの場合
/opt/Cosminexus/manager/config
- J2EEアプリケーションをインポートします。
- cjgetapppropコマンドでアプリケーション統合属性ファイルを取得します。
- 記録しておいたJ2EEアプリケーション内のEJB-JAR,WARのプロパティ情報,J2EEアプリケーションのカスタマイズ情報を基にアプリケーション統合属性ファイルを編集します。
- cjsetapppropコマンドでアプリケーション統合属性ファイルを設定します。
- J2EEアプリケーションを開始します。
- スタンダードモード,またはアドバンスドモードを利用していた場合
- J2EEアプリケーションが利用するリソースをJ2EEサーバに設定します。
サーバ管理コマンドと属性ファイルを使用して設定します。属性ファイルについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」を参照してください。
- 記録していたセキュリティグループ(ユーザおよびロール)の情報を基に,セキュリティグループを追加してください。
- 退避していた属性ファイルを使用してメールコンフィグレーションを作成してください。
- 退避していた実行時情報付きJ2EEリソースアダプタをインポートしてください。
- データソースを使用していた場合は,退避していた属性ファイルの情報を基にDB Connectorを登録し,開始してください。
- 退避していた実行時情報付きJ2EEリソースアダプタをインポートします。
- J2EEサーバを停止します。
- cjrarupdateコマンドを実行します。
コマンドの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「2.2 J2EEサーバを操作するコマンド」を参照してください。
- J2EEサーバを開始します。
- 「10.4 旧バージョンからの仕様変更の確認」に従い,J2EEアプリケーションを修正します。
- 統合ユーザ管理が提供するuatags.jar,uatags.tldをJ2EEアプリケーションに組み込んでいる場合は,差し替えてください。詳細は「10.4.5(27) 統合ユーザ管理のタグライブラリの入れ替え」を参照してください。
- 統合ユーザ管理が提供するuastartup.warまたはuastartup.earをデプロイしていた場合は,移行先のアプリケーションサーバが提供するものを使用してください。09-00以降では,次の場所にインストールされています。
Windowsの場合
<製品のインストールディレクトリ>¥manager¥config
UNIXの場合
/opt/Cosminexus/manager/config
- J2EEアプリケーションをインポートします。
- cjgetapppropコマンドでアプリケーション統合属性ファイルを取得します。
- 記録しておいたJ2EEアプリケーション内のEJB-JAR,WARのプロパティ情報,J2EEアプリケーションのカスタマイズ情報を基に,アプリケーション統合属性ファイルを編集します。
- cjsetapppropコマンドでアプリケーション統合属性ファイルを設定します。
- J2EEアプリケーションを開始します。