4.13.1 Windowsの場合

障害発生後のパフォーマンスログを保存しておきます。「パフォーマンス」の操作の詳細については,OS付属のマニュアルなどを参照してください。

ポイント
OSの統計情報は,あらかじめ,OS付属の「パフォーマンス」でパフォーマンスログの取得を開始している場合にだけ取得できます。

J2EEサーバ実行中に次のシステムモニタのログを60秒間隔で採取します。具体的な設定方法は,OS付属のマニュアルなどを確認してください。

表4-34 システムモニタの設定

パフォーマンスオブジェクトインスタンス項目名説明
processor%Processor TimeCPU使用率(非アイドル状態のスレッドを除く合計値)。
%Privileged TimeCPU使用率(カーネルモード分)。
%User TimeCPU使用率(ユーザモード分)。
memoryCache Bytesファイルシステム キャッシュが現在使用しているバイト数。
Cache Faults/sec1秒間当たりのメモリの別の場所からの取り出しか,ディスクから取り出しの回数。
Page Faults/sec1秒間当たりのページフォールトの数。
Transition Faults/sec1秒間当たりのフォールトの数。
process_TotalHandle Count現在オープンしているハンドルの総数。
Page Faults/secページフォールトの発生率。
Private Bytesメモリ使用量(バイト)。
Virtual Bytes仮想メモリ使用量(バイト)。
Working Set Bytes実メモリ使用量(バイト)。
cjstartsv%Processor TimeCPU使用率(非アイドル状態のスレッドを除く合計値)。
%Privileged TimeCPU使用率(カーネルモード分)。
%User TimeCPU使用率(ユーザモード分)。
Page Faults/secページフォールトの発生率。
Thread Countスレッド数。
Private Bytesメモリ使用量(バイト)。
Virtual Bytes仮想メモリ使用量(バイト)。
Working Set Bytes実メモリ使用量(バイト)。

(凡例) -:該当しない