ここでは,CJMSプロバイダで使用する,CJMSPブローカー,管理コマンド(cjmsicmd)およびCJMSPリソースアダプタのログの出力レベル,面数,ログファイルサイズなどを変更するための設定について説明します。
CJMSプロバイダでは,次の3種類のログを出力します。
それぞれのデフォルトの出力先を次の表に示します。
表3-20 CJMSプロバイダのログのデフォルトの出力先
ログの種類 | デフォルトの出力先 |
---|---|
CJMSPブローカーのログ |
|
管理コマンド(cjmsicmd)のログ |
|
CJMSPリソースアダプタのログ |
|
なお,デフォルトの出力先がない場合,ログ出力時にディレクトリが作成されます。
CJMSPブローカーでは,ログ取得の設定のうち,ログの出力レベル,面数,ファイルサイズを変更できます。
変更方法について次の表に示します。
表3-21 CJMSPブローカーのログ取得の設定の変更方法
項目 | 変更方法 |
---|---|
ログの出力レベル | commonconfig.propertiesまたはconfig.propertiesの次のプロパティで指定します。
|
面数 | commonconfig.propertiesまたはconfig.propertiesの次のプロパティで指定します。
|
ファイルサイズ | commonconfig.propertiesまたはconfig.propertiesの次のプロパティで指定します。
|
なお,指定したディレクトリがない場合,デフォルトの設定が有効になります。
各プロパティの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「7.3 commonconfig.properties(CJMSPブローカー共通プロパティファイル)」,およびマニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「7.4 config.properties(CJMSPブローカー個別プロパティファイル)」を参照してください。
管理コマンド(cjmsicmd)では,ログ取得の設定のうち,ログの出力レベル,出力先,面数,ファイルサイズを変更できます。
変更方法について次の表に示します。
表3-22 管理コマンド(cjmsicmd)のログ取得の設定の変更方法
項目 | 変更方法 |
---|---|
ログの出力レベル | admin.propertiesの次のプロパティで指定します。
|
出力先 | admin.propertiesの次のプロパティで指定します。
|
面数 | admin.propertiesの次のプロパティで指定します。
|
ファイルサイズ | admin.propertiesの次のプロパティで指定します。
|
なお,指定したディレクトリがない場合,デフォルトの設定が有効になります。
各プロパティの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「7.2 admin.properties(管理コマンドプロパティファイル)」を参照してください。
CJMSPリソースアダプタでは,ログ取得の設定のうち,ログの出力レベル,面数,ファイルサイズを変更できます。
変更方法について次の表に示します。
表3-23 CJMSPリソースアダプタのログ取得の設定の変更方法
項目 | 変更方法 |
---|---|
ログの出力レベル | Connector属性ファイルの<resourceadapter>下の<config-property>で,次のプロパティを指定します。
|
面数 | Connector属性ファイルの<resourceadapter>下の<config-property>で,次のプロパティを指定します。
|
ファイルサイズ | Connector属性ファイルの<resourceadapter>下の<config-property>で,次のプロパティを指定します。
|
Connector属性ファイルの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「4.1 Connector属性ファイル」を参照してください。