ここでは,Management Serverの移行コマンドの実行について説明します。
●06-50より前から06-50以降に移行する場合
Management Serverが動作するホストでmngsvrupdateコマンドを実行します。運用管理ドメイン内のすべてのホストを一括して変更します。mngsvrupdateコマンドの実行形式を次に示します。
- Windowsの場合
<製品のインストールディレクトリ>¥manager¥bin¥mngsvrupdate d2r
- UNIXの場合
/opt/Cosminexus/manager/bin/mngsvrupdate d2r
- 注意
- mngsvrupdateコマンドを同時に実行すると正しく環境が移行されないことがあります。コマンドを同時に実行しないでください。
●06-50から09-00までの製品から09-00以降に移行する場合
06-50から09-00までの製品から09-00以降にバージョンアップしたあと,Management Serverが動作するホストでmngenvupdateコマンドを実行します。mngenvupdateコマンドの実行形式を次に示します。
- Windowsの場合
<製品のインストールディレクトリ>¥manager¥bin¥mngenvupdate
- UNIXの場合
/opt/Cosminexus/manager/bin/mngenvupdate
- 注意
- mngenvupdateコマンドは,Administrator権限(Windowsの場合),またはroot権限(UNIXの場合)のあるユーザが実行してください。
- 旧バージョンで「論理サーバのアプリケーション管理」の動作モードにV7互換モードを選択していた場合は,mngenvupdateコマンドを実行する前に登録していたアプリケーションファイルと同じサイズのディスク容量を確保してください。
- mngenvupdateコマンドの実行に失敗した場合,<のインストールディレクトリ>/manager/configディレクトリの直下に一時ファイル(mserver.cfgxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.tmp)が残る場合がありますが,この一時ファイルを残しても削除しても,そのあとの操作への影響はありません。