8.13.1 CMTおよびTransactionManagerを使用する場合

CMTおよびjavax.transaction.TransactionManagerを使用する場合のトレース取得ポイントと,取得できるトレース情報について説明します。

<この項の構成>
(1) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル
(2) 取得できるトレース情報

(1) トレース取得ポイントPRFトレース取得レベル

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8-78 CMTおよびTransactionManagerを使用する場合のトレース取得ポイントの詳細

イベントID図中の番号トレース取得ポイントレベル
0x88111トランザクション開始処理直前A
0x88122トランザクション開始処理直後A
0x88153トランザクションコミット処理直前A
0x88164トランザクションコミット処理直後A
0x88173トランザクションロールバック処理直前A
0x88184トランザクションロールバック処理直後A

(凡例)A:標準

注※ 図8-46および図8-47中の番号と対応しています。


CMTを使用する場合のトレース取得ポイントを,次の図に示します。

図8-46 CMTを使用する場合のトレース取得ポイント

[図データ]

TransactionManagerを使用する場合のトレース取得ポイントを,次の図に示します。

図8-47 TransactionManagerを使用する場合のトレース取得ポイント

[図データ]

(2) 取得できるトレース情報

CMTおよびTransactionManagerを使用する場合に取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8-79 CMTおよびTransactionManagerを使用する場合に取得できるトレース情報

図中の番号イベントIDレベル取得できる情報
インタフェース名オペレーション名オプション
10x8811A
20x8812A
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>
30x8815A
0x8817A
40x8816A
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>
0x8818A

(凡例)A:標準 -:該当なし

注※ 図8-46および図8-47中の番号と対応しています。