8.8.4 有効期限監視でHTTPセッションを無効化するリクエスト処理のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報(データベースセッションフェイルオーバ機能のトレース)

有効期限監視でHTTPセッションを無効化するリクエスト処理のトレース取得ポイントと取得できるトレース情報について説明します。

<この項の構成>
(1) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル
(2) 取得できるトレース情報

(1) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表8-24 有効期限監視でHTTPセッションを無効化するリクエスト処理のトレース取得ポイントの詳細(データベースセッションフェイルオーバ機能)

イベントID図中の番号トレース取得ポイントレベル
0x82103セッションタイムアウト後B
0x82251データベース上のグローバルセッション情報の有効期限監視処理開始直前A
0x83252データベース上のグローバルセッション情報の有効期限監視処理終了直後A

(凡例)A:標準 B:詳細

注※ 図8-18中の番号と対応しています。


トレース取得ポイントを次の図に示します。

図8-18 有効期限監視でHTTPセッションを無効化するリクエスト処理のトレース取得ポイント(データベースセッションフェイルオーバ機能)

[図データ]

(2) 取得できるトレース情報

有効期限監視でHTTPセッションを無効化するリクエスト処理で取得できるトレース情報を次の表に示します。

表8-25 有効期限監視でHTTPセッションを無効化するリクエスト処理で取得できるトレース情報(データベースセッションフェイルオーバ機能)

図中の番号※1イベントIDレベル取得できる情報
インタフェース名オペレーション名オプション
10x8225※2A
20x8325※2A
グローバルセッション情報の有効期限チェックを実施した場合
無効化したグローバルセッションの個数
グローバルセッション情報の有効期限チェックを実施しなかった場合
現在,有効期限チェックを担当しているJ2EEサーバのJ2EEサーバ名(IPアドレス)
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>
30x8210Bコンテキストルート名セッション有効期間:セッション生成時刻<セッションID文字数:セッションID>

(凡例)A:標準 B:詳細 -:該当なし

注※1 図8-18中の番号と対応しています。

注※2 完全性保障モードが無効な場合は,出力されません。