11.2.2 運用の移行

システムの運用環境も移行する必要があります。次の内容を変更して,システムの運用環境を移行してください。

  1. 起動プロセスの変更
  2. メッセージの監視方法の変更
<この項の構成>
(1) 起動プロセスの変更
(2) メッセージの監視方法の変更

(1) 起動プロセスの変更

インプロセストランザクションサービスでは,次のプロセスは起動不要です。

(2) メッセージの監視方法の変更

メッセージを監視する運用を行っている場合,メッセージの出力や内容の変更があります。監視対象となるメッセージIDを変更してください。メッセージの変更点を次の表に示します。

表11-3 メッセージの変更点

変更点アウトプロセストランザクションサービスの場合インプロセストランザクションサービスの場合
出力先イベントログ,またはsyslogcjmessage?.log
cjmessage?.log
メッセージIDの範囲KFCB29500~KFCB32401KFCB40000~KFCB49999
メッセージが記載されているドキュメントTPBrokerのドキュメントマニュアル「アプリケーションサーバ メッセージ(構築/運用/開発用)」

注 「?」は通番を意味します。