ここでは,クラス別統計情報解析機能の入力ファイル,出力ファイル,および出力形式について説明します。
クラス別統計情報解析機能で使用する入力ファイルは,クラス別統計情報を出力した拡張スレッドダンプファイルです。
クラス別統計情報解析機能で出力するファイルは,クラスごとのインスタンスの合計サイズを出力したファイル,およびクラスごとのインスタンス数を出力したファイルの2種類です。出力ファイルはカレントディレクトリに次のファイル名で作成されます。
表9-21 出力ファイルのファイル名
出力ファイルの種類 | 出力ファイルのファイル名の例 |
---|---|
インスタンス合計サイズファイル | JheapprofAnalyzer_size_nnn.csv |
インスタンス数ファイル | JheapprofAnalyzer_num_nnn.csv |
列が201列を超える場合は出力ファイルが分割されます。また,999ファイルを超えた場合は,001に戻りファイルは書き換えられます。
分割する列数は,201列(クラス名1列+値200列)を超えた場合とし,出力形式は分割したファイルも同じになります。
クラス別統計情報解析機能で出力されるファイルの出力形式を次の図に示します。なお,インスタンス合計サイズ,およびインスタンス数が出力されたCSVファイルの出力形式は同じです。
図9-17 クラス別統計情報解析機能で出力されるファイルの出力形式
クラス名と値,および値と値の間はコンマで区切ります。また,行の最後は値(空白も含む)で終了します。
クラス名の出力順はランダムです。値は入力ファイルの先頭行にある日付を基に,日付の古いものから横に並びます。同じ日付の入力ファイルがある場合はランダムに連続して横に並びます。
図9-18 クラス情報の例
図9-19 クラス別統計情報解析機能の出力例