3.3.4 snapshotログ収集の設定(バッチアプリケーションを実行するシステム)

ここでは,バッチサーバを使用している場合の,snapshotログ収集のための設定について説明します。snapshotログとして収集するファイルの設定や,収集したsnapshotログの格納先などの設定を変更できます。snapshotログの収集方法を変更するための設定を収集タイミングごとに次の表に示します。なお,このほかの説明については,J2EEサーバの場合と同じです。詳細は,「3.3.3 snapshotログ収集の設定(J2EEアプリケーションを実行するシステム)」を参照してください。

表3-10 snapshotログ収集を変更するための設定(バッチアプリケーションを実行するシステムの場合)

分類収集のタイミングデフォルトの設定を変更するために必要な設定
自動的に収集する論理サーバが障害時に自動停止される直前
  • 障害検知時コマンドの設定
  • snapshotログの収集先のカスタマイズ
  • snapshotログ収集のタイムアウトの設定
バッチサーバが障害時に自動再起動される直前
バッチサーバを手動で一括再起動する直前
  • snapshotログの収集先のカスタマイズ
任意のタイミングで収集するManagement Serverの運用管理コマンド(mngsvrutil)でsnapshotログの収集を実行したとき

注※ 論理サーバの停止前,またはバッチサーバの再起動前のどちらのタイミングでsnapshotログを収集するかは,mserver.propertiesのcom.cosminexus.mngsvr.snapshot.collect.pointキーで変更できます。デフォルトの設定では,論理サーバの停止前にsnapshotログが収集されます。