07-50以降では,メモリセッションフェイルオーバ機能を使用している場合,バージョンアップ時にSFOサーバを移行する必要があります。
Management Serverを使用しているシステムの場合は,SFOサーバの設定情報の再読み込みを実施したあとに,SFOサーバのセットアップを実施してください。SFOサーバのセットアップは,Smart Composer機能を使用して構築したシステムの場合は,SFOサーバを含むWebシステムに対して,cmx_build_systemコマンドを実行してください。cmx_build_systemコマンドについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cmx_build_system(Webシステムの構築)」を参照してください。Management Serverの運用管理ポータルを使用して構築したシステムの場合は,運用管理ポータルの「運用管理ドメインの構成定義」で,SFOサーバに対してセットアップを実施してください。なお,バージョンアップ前にセットアップを実施したSFOサーバの場合,バージョンアップ後も[セットアップ]画面で「セットアップ済」と表示されますが,「セットアップ済」のSFOサーバに対しても必ずセットアップを実施してください。「運用管理ドメインの構成定義」については,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「7.5.1 「運用管理ドメインの構成定義」での規則」を参照してください。