17.4.3 設定ファイルの編集

運用管理エージェントやManagement Server,HTTP Serverなどの各種定義ファイルを設定します。ここでは,Windows Server Failover Clusterと連携する場合に注意が必要なファイルの設定について説明します。

<この項の構成>
(1) 運用管理エージェントの設定
(2) HTTP Serverの設定(Webサーバと連携する場合)
(3) ワーカの設定(Webサーバと連携する場合)
(4) スマートエージェントの設定(CTMを利用する場合)

(1) 運用管理エージェントの設定

adminagent.properties(運用管理エージェントプロパティファイル)に設定する項目のうち,Windows Server Failover Clusterと連携する場合に留意する設定項目について説明します。なお,adminagent.propertiesについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「10.2 adminagent.properties(運用管理エージェントプロパティファイル)」を参照してください。

(2) HTTP Serverの設定(Webサーバと連携する場合)

httpsd.conf(HTTP Server定義ファイル)に設定する項目のうち,Windows Server Failover Clusterと連携する場合に留意する設定項目について説明します。なお,httpsd.confファイルの各ディレクティブについては,マニュアル「HTTP Server」を参照してください。

(3) ワーカの設定(Webサーバと連携する場合)

workers.propertiesワーカ定義ファイル)に設定する項目のうち,Windows Server Failover Clusterと連携する場合に留意する設定項目について説明します。workers.propertiesについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「9.5 workers.properties(ワーカ定義ファイル)」を参照してください。

workers.propertiesでは,ネットワーク設定に合わせて,次のキーを設定してください。

worker.<ワーカ名>.host=クラスタIPアドレス

(4) スマートエージェントの設定(CTMを利用する場合)

Management Serverとの連携でCTMを利用する場合には,次のファイルを編集する必要があります。