6.5 監査ログの保存

監査ログを使用して監査を実施するシステムでは,監査ログをすべて保存しておくことが求められるため,監査ログの出力に失敗した場合は,システムを停止する必要があります。また,ラップアラウンドによって削除される監査ログを,アーカイブする必要があります。これらの処理は,JP1などの運用管理プログラムを使用して,自動実行することをお勧めします。JP1などの運用管理プログラムを使用して,監査ログの出力に失敗した場合にシステムを自動で停止する例と,監査ログを自動でアーカイブする例について説明します。

<この節の構成>
6.5.1 監査ログの出力に失敗した場合にシステムを自動で停止する流れ
6.5.2 監査ログを自動でアーカイブする流れ