この節では,監視対象にしきい値を設定し,監視対象がしきい値を超えた時にイベントを発行する機能について説明します。
この節の構成を次の表に示します。
表3-22 この節の構成(イベントの発行機能)
分類 | タイトル | 参照先 |
---|---|---|
解説 | しきい値を設定できる監視対象 | 3.4.1 |
イベントの発行方法 | 3.4.2 | |
実装 | cosminexus.xmlでの定義 | 3.4.3 |
設定 | 実行環境での設定(J2EEサーバの設定) | 3.4.4 |
注 「運用」,「注意事項」について,この機能固有の説明はありません。
イベントの発行機能は,稼働情報の監視対象が,設定したしきい値を超えた時に,イベントを発行する機能です。イベントが発行されることで,稼働状態の異常を検知できます。
なお,イベント発行時にはメッセージが出力されます。このメッセージを利用してManagementイベントを発行できます。Managementイベントの詳細については,「9. Managementイベントの通知とManagementアクションによる処理の自動実行」を参照してください。