Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編

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KDCGW0002-E

FaultCode:{http://www.hitachi.co.jp/soft/xml/cosminexus/ws/security/0760/faultcode}<Server.SigningErrorまたはClient.SigningError>
FaultString:KDCGW0002-E An error occurred during message signature processing. (details = <詳細>)
FaultActor:なし
FaultDetails:なし

意味
メッセージの署名を処理するときにエラーが発生しました。
<Server.SigningErrorまたはClient.SigningError>および<詳細>には,それぞれ次の内容が出力されます。
<Server.SigningErrorまたはClient.SigningError>
エラーがサーバ側で発生したのか,クライアント側で発生したのかを示す文字列が出力されます。サーバ側でエラーが発生している場合は「Server.SigningError」が,クライアント側でエラーが発生している場合は「Client.SigningError」が出力されます。
<詳細>
エラーの詳細が出力されます。
要因
次のうちのどちらかが要因と考えられます。
  • Webサービスセキュリティ機能定義ファイルのCanonicalizationMethod要素,SignatureMethod要素,またはTransform要素で指定したアルゴリズムが間違っている。
  • Webサービスセキュリティ機能定義ファイルのSignatureTarget要素で指定した署名対象が間違っている。
対処
<詳細>に表示されるエラーの要因を解決してから,再度,処理を実行してください。処理を再度実行する場合は,SOAPアプリケーションまたはWebサービスも再度デプロイする必要があります。
<詳細>に表示されたエラーの要因がわからない場合は,システム管理者に連絡してください。
Webサービスセキュリティ機能定義ファイルの要素で指定する内容については,マニュアル「アプリケーションサーバ Webサービスセキュリティ構築ガイド」の「3.1.1 Webサービスセキュリティ機能定義ファイル」を参照してください。