Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編

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KDCGF0004-E

FaultCode:{http://docs.oasis-open.org/wss/2004/01/oasis-200401-wss-wssecurity-secext-1.0.xsd}InvalidSecurityToken
FaultString:KDCGF0004-E An invalid security token was specified (location = <発生場所>)
FaultActor:なし
FaultDetails:なし

意味
<発生場所>で不正なセキュリティトークンが使用されています。<発生場所>には次の内容が出力されます。
  • Server:サーバ側で受信したメッセージでエラーが発生した場合
  • Client:クライアント側で受信したメッセージでエラーが発生した場合
要因
次のうちのどちらかがエラーの要因と考えられます。
  • BinarySecurityToken要素のValueType属性が付与されていない。
  • 受信したSOAPメッセージのBinarySecurityToken要素を,Webサービスセキュリティ方針定義ファイルに記述された証明書ファイルで検証した場合に,常に検証が失敗する。
対処
「要因」に示した内容に該当するSOAPメッセージを送信していないかどうか,メッセージの送信者に確認してください。または,Webサービスセキュリティ方針定義ファイルの設定を見直してください。
Webサービスセキュリティ機能がサポートしているアルゴリズムおよびWebサービスセキュリティ方針定義ファイルの設定については,マニュアル「アプリケーションサーバ Webサービスセキュリティ構築ガイド」の「3.1.2 Webサービスセキュリティ方針定義ファイル」を参照してください。