Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編

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KDCGF0001-E

FaultCode:{http://docs.oasis-open.org/wss/2004/01/oasis-200401-wss-wssecurity-secext-1.0.xsd}UnsupportedSecurityToken
FaultString:KDCGF0001-E An unsupported security token was specified. (location = <発生場所>)
FaultActor:なし
FaultDetails:なし

意味
<発生場所>でサポートされていないセキュリティトークン要素が使用されています。<発生場所>には次の内容が出力されます。
  • Server:サーバ側で受信したメッセージでエラーが発生した場合
  • Client:クライアント側で受信したメッセージでエラーが発生した場合
要因
次のうちのどれかがエラーの要因と考えられます。
  • BinarySecurityToken要素のEncodingType属性が指定されているにもかかわらず,属性値が「http://docs.oasis-open.org/wss/2004/01/oasis-200401-wss-soap-message-security-1.0#Base64Binary」ではない。
  • BinarySecurityToken要素のValueType属性が指定されているにもかかわらず,属性値が「http://docs.oasis-open.org/wss/2004/01/oasis-200401-wss-x509-token-profile-1.0#X509v3」ではない。
  • KeyIdentifier要素にEncodingType属性が指定されているにもかかわらず,属性値が「http://docs.oasis-open.org/wss/2004/01/oasis-200401-wss-soap-message-security-1.0#Base64Binary」ではない。
  • KeyIdentifier要素にValueType属性が指定されているにもかかわらず,属性値が「http://docs.oasis-open.org/wss/2004/01/oasis-200401-wss-x509-token-profile-1.0#X509SubjectKeyIdentifier」ではない。
  • WS-SecurityのReference要素にValueType属性が指定されているにもかかわらず,属性値が「http://docs.oasis-open.org/wss/2004/01/oasis-200401-wss-x509-token-profile-1.0#X509v3」ではない。
  • WS-SecurityのSecurityTokenReference要素の子要素に,Reference要素またはKeyIdentifier要素以外の要素が指定されている。
  • WS-SecurityのSecurity要素の子要素に,XML暗号のReference要素が指定されている。
対処
「要因」に示した内容に該当するSOAPメッセージを送信していないかどうか,メッセージの送信者に確認してください。