Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編

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19.1 メッセージの記述形式

この章でのメッセージの記述形式を次に示します。


XXXXXnnnn-Y

メッセージテキスト

意味
英文のメッセージの意味
要因
メッセージが出力された要因
対処
ユーザが実施する対処

次に,各項目について説明します。

XXXXXnnnn
メッセージIDを表します。
メッセージIDを構成する要素について,次に説明します。
XXXXX
メッセージを出力した機能を示すID(プリフィックス)を表します。Webサービスセキュリティ機能で出力されるメッセージのプリフィックスを次に示します。
  • KDCGF
    SOAPメッセージを受信中にエラーが発生した場合に出力されます。
  • KDCGK
    共通鍵生成コマンドの処理が正常に終了した場合,または実行中にエラーが発生した場合に出力されます。
  • KDCGS
    Webサービスセキュリティ機能定義ファイルの読み込み中にエラーが発生した場合に出力されます。
  • KDCGW
    SOAPメッセージを送信中にエラーが発生した場合に出力されます。
  • KEOS
    Managerを使用した構築・運用・保守でエラーが発生した場合に出力されます。
  • KEXS
    XML Security - Coreでエラーが発生した場合に出力されます。
nnnn
メッセージを出力したプログラムで管理するメッセージ番号を表します。それぞれのメッセージには4けたの固有の番号が付いています。

Y
メッセージの種別を表します。メッセージの種別は英字1文字で示します。
メッセージ種別には次の種類があります。
  • E
    エラーが発生した場合に出力されるメッセージであることを示します。このメッセージ種別を持つメッセージが出力された場合の対処方法については,19.2以降のメッセージの対処を参照してください。
  • I
    処理が終了したことを通知するメッセージであることを示します。このメッセージ種別を持つメッセージが出力された場合,処理は正常に終了しているので,対処は必要ありません。
  • W
    警告を通知するメッセージであることを示します。このメッセージ種別を持つメッセージが出力された場合の対処方法については,19.2以降のメッセージの対処を参照してください。

メッセージテキスト
Webサービスセキュリティ機能で出力されるメッセージのメッセージテキストを示します。なお,Webサービスセキュリティ機能のメッセージは,英文で出力されます。

意味
英文のメッセージの意味を説明します。

要因
メッセージが出力された要因を示します。

対処
ユーザが実施する対処方法を示します。