Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編

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12.3.1 ログインセッションモニタの表示

[ログインセッションモニタ]画面を次の図に示します。

図12-1 [ログインセッションモニタ]画面

[図データ]

<この項の構成>
(1) 機能概要
(2) 表示手順
(3) 操作手順
(4) 画面詳細
(5) 注意事項

(1) 機能概要

統合ユーザ管理のセッションの状態を参照できます。

(2) 表示手順

画面の表示手順を次に示します。

  1. 運用管理ポータルで,統合ユーザ管理の[リソース監視]アンカーをクリックします。
  2. [サーバビュー]タブ−[論理J2EEサーバ]をクリックします。
  3. 次のどちらかの操作をします。
    J2EEサーバの場合
    [J2EEサーバ]−[J2EEサーバ名]をクリックします。
    J2EEサーバクラスタの場合
    [J2EEサーバクラスタ]−[J2EEサーバクラスタ名]−[J2EEサーバ名]をクリックします。
  4. [ログインセッションモニタ]をクリックします。

(3) 操作手順

画面での操作はありません。

(4) 画面詳細

画面に表示される項目およびアンカーについて説明します。

セッション数
ログインしている統合ユーザ管理のセッション数が表示されます。

セッションID
ログインしているセッションのセッションIDが表示されます。

レルム名
ログインしているセッション内のレルム名が表示されます。カスタムログインモジュールでログインしている場合は,JAASのコンフィグレーションで指定したレルム名になります。

ユーザID
ログインしているセッション内のユーザIDが表示されます。

ログイン時刻
ユーザがログインしたときの時刻が表示されます。

[全停止]アンカー
選択したJ2EEサーバ内で稼働中の統合ユーザ管理のセッションを,すべて停止します。停止後,画面を最新の状態に更新します。
なお,稼働中のセッションがない場合は,このアンカーは表示されません。

[停止]アンカー
このアンカーのある行のセッションを停止します。停止後,画面を最新の状態に更新します。

[最新の情報に更新]アンカー
画面を最新の情報に更新します。
画面は時間の経過とともに変わります。常に最新の状態でご参照ください。更新間隔を変更したい場合は,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「7.4.1 画面自動更新の設定」を参照してください。

(5) 注意事項

統合ユーザ管理のセッションフェイルオーバ機能を使用している場合,現在ログインしているユーザのフェイルオーバが発生すると,一時的にフェイルオーバ元とフェイルオーバ先の両方のログインセッションモニタに,同じユーザが表示される場合があります。なお,メモリセッションフェイルオーバ機能を使用する場合,セッションIDは異なります。この場合,フェイルオーバ元でHttpSessionのタイムアウトが発生した時に,ユーザは統合ユーザ管理のセッションから削除され,フェイルオーバ元のログインセッションモニタには表示されなくなります。

また,ログインセッションモニタから統合ユーザ管理のセッションを停止しても,統合ユーザ管理のセッションを停止できません。ログインセッションモニタから統合ユーザ管理のセッションを停止した場合,ユーザが該当セッションにリクエストを送信すると,統合ユーザ管理のセッションが自動的に回復されます。