Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編

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10.2.1 統合ユーザ管理のリソース監視で確認できる項目

J2EEサーバで稼働している統合ユーザ管理のリソースについて,接続状況,稼働状況,および接続定義情報が確認できます。統合ユーザ管理のリソース監視で確認できる項目を次の表に示します。

表10-2 統合ユーザ管理のリソース監視で確認できる項目

確認項目 説明
ログインセッションの監視 統合ユーザ管理のセッションの状態が参照できます。
  • セッションID
  • レルム名
  • ユーザID
  • ログイン時刻
また,指定した統合ユーザ管理のセッションを停止することもできます。
LDAP接続プールの監視 統合ユーザ管理が使用する,LDAP接続プール状態が参照できます。ユーザ情報リポジトリとしてLDAPディレクトリサーバを使用している場合に参照できます。
  • LDAP設定番号
  • 接続先URL
  • 接続プールの定義数(最大値/最小値)
  • 接続プールの状態(接続数/利用数)
  • 接続プールの空き待ち監視(測定開始時刻/空き待ち最大数)
JDBC接続プールの監視 統合ユーザ管理が使用する,JDBC接続プール状態が参照できます。ユーザ情報リポジトリとしてデータベース(RDB)を使用している場合に参照できます。
  • JDBC設定番号
  • 接続先URL
  • 接続プールの定義数(最大値/最小値)
  • 接続プールの状態(接続数/利用数)
  • 接続プールの空き待ち監視(測定開始時刻/空き待ち最大数)
障害情報の表示 リソース監視で発生した障害について,その詳細情報が参照できます。

統合ユーザ管理のリソースを監視する手順を次に示します。

  1. 運用管理ポータルにログインし,[運用管理ポータル]画面で「リソース監視」をクリックします。
  2. 監視したい項目のモニタをクリックします。
    ログインセッションモニタ,LDAP接続モニタ,またはJDBC接続モニタが選択できます。