Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 セキュリティ管理機能編
Webサーバとの連携時に,リバースプロキシを配置する構成について説明します。
Webブラウザとアプリケーションサーバの間にDMZを確保して,リバースプロキシサーバを配置する構成です。
Webサーバ連携時にDMZにリバースプロキシを配置する構成の例を次の図に示します。
図3-4 Webサーバ連携時にDMZにリバースプロキシを配置する構成の例
これ以外の凡例については,マニュアル「アプリケーションサーバ システム設計ガイド」の「3.2 システム構成の説明について」を参照してください。
また,ロードバランスクラスタを使用して負荷分散をする場合は,リバースプロキシサーバおよびアプリケーションサーバそれぞれに対して負荷分散機(レイヤ5スイッチ)を使用して負荷分散を実行できます。
ロードバランスクラスタ構成の場合に,DMZにリバースプロキシを配置する構成の例を次の図に示します。
図3-5 Webサーバ連携時にDMZにリバースプロキシを配置する構成の例(ロードバランスクラスタ構成の場合)
これ以外の凡例については,マニュアル「アプリケーションサーバ システム設計ガイド」の「3.2 システム構成の説明について」を参照してください。
なお,HTTPSを使用する場合は,一つ目の負荷分散機のフロントにSSLアクセラレータを配置する必要があります。
それぞれのマシンに必要なソフトウェアとプロセスについて説明します。
リバースプロキシサーバマシンには,HTTP Serverをインストールします。
必ず起動するプロセスは次のとおりです。
このWebサーバには,リバースプロキシモジュールが組み込まれている必要があります。
アプリケーションサーバマシン,運用管理サーバマシンおよびクライアントマシンに必要なソフトウェアと起動するプロセスは,サーブレットとJSPをアクセスポイントにする構成と同じです。マニュアル「アプリケーションサーバ システム設計ガイド」の「3.4.1 サーブレットとJSPをアクセスポイントに使用する構成(Webサーバ連携の場合)」を参照してください。
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