19.8.1 メッセージの記述形式

この節でのメッセージの記述形式を次に示します。


 

メッセージテキスト

メッセージの説明文
 
エラーレベル:エラーログに出力するエラーのレベル
(S)システムの処理
(O)ユーザの処置

なお,「エラーレベル」,「(O)」はメッセージによって記述しないものもあります。

次に,各項目について説明します。

メッセージテキスト
メッセージは,時刻,エラーレベルとそれに続くメッセージテキストで構成されているものと,メッセージテキストだけで構成されているものがあります。形式を次に示します。
形式1

[時刻] [エラーレベル] メッセージテキスト

形式2

メッセージテキスト

メッセージテキストの説明で「詳細情報」と記載している部分には,「(エラーコード)エラー文字列」などが出力されます。
メッセージの説明文
メッセージが通知された要因など,メッセージに対する補足説明を示します。
エラーレベル
LogLevelディレクティブで指定したエラーレベルが表示されます。
出力されるエラーレベルは次のとおりです。
  • emergレベル
  • alertレベル
  • critレベル
  • errorレベル
  • warnレベル
  • noticeレベル
  • infoレベル
  • レベルなし
「レベルなし」のメッセージは,レベル設定のないメッセージで,メッセージテキストだけ出力されます。
(S)
システムがメッセージを出力したあとにする主な処理を示します。
(O)
メッセージが出力されたときに,ユーザが実施する処置を示します。