jaas.conf(JAASのコンフィグレーションファイル)の定義例を示します。
JAASのコンフィグレーションファイルで次のように定義されていた場合は,最初に実行したWebPasswordLoginModuleが認証した際のユーザIDおよびレルム名「RealmA」で統合ユーザ管理のセッションに登録します。
Example03 { |
JAASのコンフィグレーションファイルで次のように定義されていた場合,最初に実行したMyLoginModule1のcommitメソッドで設定したPrincipalオブジェクトのユーザID(getNameメソッドの値)を使って統合ユーザ管理のセッションにユーザIDを登録します(DelegationLoginModuleがユーザIDを登録します)。
なお,「com.cosminexus.admin.auth.realm」については指定がないため,レルム名として空文字(””)を仮定します。
Example99 { |
ただし,MyLoginModule1がPrincipalオブジェクトをSubjectに設定していない場合は,MyLoginModule2が統合ユーザ管理のセッションにユーザIDを登録する対象になります。もし,MyLoginModule2もPrincipalオブジェクトを設定しない場合は,統合ユーザ管理のセッションにユーザIDを登録しません。
jaas.confの詳細については,「14.2 jaas.conf(JAASのコンフィグレーションファイル)」を参照してください。