8.13
実行環境での設定
この節では,明示管理ヒープ機能を利用するための実行環境での設定について説明します。
注意
J2EEサーバでは,デフォルトでHTTPセッションに関するオブジェクトおよびリダイレクタとの通信用オブジェクトをExplicitヒープ領域に配置する設定になっています。
運用を開始する前に,必要なExplicitヒープサイズを見積もり,JavaVMオプション(-XX:HitachiExplicitHeapMaxSizeオプション)を適切な値にチューニングしてください。Explicitヒープのチューニングについては,マニュアル「アプリケーションサーバ システム設計ガイド」の「7.3.2 チューニング手順」を参照してください。
<この節の構成>
8.13.1 明示管理ヒープ機能を利用するための共通の設定(JavaVMオプションの設定)
8.13.2 自動配置設定ファイルを使った明示管理ヒープ機能の使用
8.13.3 設定ファイルを使った明示管理ヒープ機能の適用対象の制御
8.13.4 J2EEサーバで利用するための設定