データベースセッションフェイルオーバ機能では,3種類のテーブル(アプリケーション情報テーブル,セッション情報テーブル,空きレコード情報テーブル)を作成します。確保するディスク容量のサイズは,テーブルとインデクスの情報を基に各データベースのマニュアルを参照して見積もります。なお,これらの情報はComponent Containerのバージョンアップや修正パッチで変更になる場合があります。
テーブルごとの列の要素,および行数について説明します。
列の要素を次の表に示します。
表5-16 アプリケーション情報テーブルの列の要素
項番 | 列名 | HiRDB型 | ORACLE型 | インデクスの有無 |
---|---|---|---|---|
1 | APP_INFO_KEY | CHAR(128) PRIMARY KEY | VARCHAR2(128) PRIMARY KEY | なし |
2 | APP_INFO_VALUE | CHAR(512) | VARCHAR2(512) | なし |
行数は次のとおりです。
13+参照専用リクエストの定義数
表5-17 セッション情報格納テーブルの列の要素
項番 | 列名 | HiRDB型 | ORACLE型 | インデクスの有無 |
---|---|---|---|---|
1 | RECORD_NO | INTEGER PRIMARY KEY | NUMBER(10,0) PRIMARY KEY | なし |
2 | SESSIONID | CHAR(112) | VARCHAR2(112) | あり |
3 | CREATION_TIME | DECIMAL(23,0) | NUMBER(23,0) | なし |
4 | MAX_INACTIVE_INTERVAL | INTEGER | NUMBER(10,0) | なし |
5 | THIS_ACCESSED_TIME | DECIMAL(23,0) | NUMBER(23,0) | なし |
6 | ATTRIBUTES_DATA | BINARY(HTTPセッションの属性情報の最大サイズ)※1 | BLOB※2 | なし |
7 | STATUS | CHAR(16) | VARCHAR2(16) | なし |
8 | OWNER_SERVER | CHAR(512) | VARCHAR2(512) | なし |
9 | NEXT_FREE_RECORD_NO | INTEGER | NUMBER(10,0) | なし |
注※1 HTTPセッションの属性情報のサイズの見積もりについては,「5.8.2 HTTPセッションの属性情報のサイズの見積もり」を参照してください。
注※2 BLOBの列に格納する値の最大サイズは,HTTPセッションの属性情報の最大サイズです。HTTPセッションの属性情報のサイズの見積もりについては,「5.8.2 HTTPセッションの属性情報のサイズの見積もり」を参照してください。
行数は次のとおりです。
列の要素を次の表に示します。
表5-18 空きレコード情報テーブルの列の要素
項番 | 列名 | HiRDB型 | ORACLE型 | インデクスの有無 |
---|---|---|---|---|
1 | BLOCK_NO | INTEGER PRIMARY KEY | NUMBER(10,0) PRIMARY KEY | なし |
2 | FREE_RECORD_NO | INTEGER | NUMBER(10,0) | なし |
行数は10固定です。
セッション情報格納テーブルのインデクスを次の表に示します。
項番 | インデクス名 | UNIQUE属性 | カラム名 |
---|---|---|---|
1 | <アプリケーション識別子>_SESSIONS_IDX | なし | SESSIONID |