7.9 性能解析トレースを利用したログ解析の流れ

EADsセッションフェイルオーバ機能では,J2EEサーバで生成したルートAP情報をEADsクライアントに渡します。ルートAP情報をキーに,J2EEサーバが出力した性能解析トレース,EADsクライアントの通信トレースログおよびEADsサーバの性能解析トレースを突き合わせることで,EADsセッションフェイルオーバ機能が起点となったEADsサーバへの一連のアクセスを追跡できます。

次の順序で出力される性能解析トレースまたは通信トレースログに,ルートAP情報が出力されます。

  1. EADsセッションフェイルオーバ機能が性能解析トレースを出力
  2. EADsクライアントが通信トレースログを出力
  3. EADsサーバが性能解析トレースを出力