EJBアクセス機能を使用する場合,バッチサーバの設定が必要です。
バッチサーバの設定は,簡易構築定義ファイルで実施します。EJBアクセス機能の定義は,簡易構築定義ファイルの論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内に指定します。
簡易構築定義ファイルでのEJBアクセス機能の定義を次の表に示します。
表2-14 簡易構築定義ファイルでのEJBアクセス機能の定義
項目 | 指定するパラメタ | 設定内容 |
---|---|---|
RMI-IIOP通信のタイムアウト | ejbserver.rmi.request.timeout | RMI-IIOP通信のクライアントとサーバ間の通信タイムアウト時間を指定します。 |
リモートインタフェースでの通信障害発生時のEJBクライアントの動作 | ejbserver.container.rebindpolicy | EJBメソッドの呼び出し時に通信障害が発生した場合のバッチサーバ側でのコネクションの再接続動作とリクエストの再送動作を指定します。 |
バッチサーバの通信ポートとIPアドレスの固定 | vbroker.se.iiop_tp.scm.iiop_tp.listener.port | バッチサーバの通信ポートを指定します。 |
vbroker.se.iiop_tp.host | バッチサーバの使用するIPアドレスまたはホスト名を固定するかどうかを指定します。 |
注 簡易構築定義ファイルおよびパラメタについては,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」を参照してください。