EADsセッションフェイルオーバ機能を使用するための定義は,cosminexus.xmlの<war>タグ内に指定します。
cosminexus.xmlでのEADsセッションフェイルオーバ機能の定義について次の表に示します。
表7-25 cosminexus.xmlでのEADsセッションフェイルオーバ機能の定義
項目 | 指定するタグ | 設定内容 |
---|---|---|
EADsセッションフェイルオーバ機能の設定 | <http-session>-<eadssfo>-<enabled> | EADsセッションフェイルオーバ機能を有効にするかどうかをWebアプリケーション単位で設定します。 |
アプリケーション識別子の設定 | <http-session>-<eadssfo>-<application-id> | アプリケーション識別子を設定します。 |
EADsセッションフェイルオーバ抑止機能の設定 | <http-session>-<eadssfo>-<exclude-url-patterns> | EADsセッションフェイルオーバ機能を抑止するURLパターンを設定します。 URLパターンの指定方法については,「7.5 (1)EADsセッションフェイルオーバ抑止機能の設定」を参照してください。 |
参照専用リクエストの設定 | <http-session>-<eadssfo>-<session-read-only-url-patterns> | 参照専用リクエストのURLパターンを設定します。URLパターンの指定方法については,「7.5 (2)参照専用リクエストの設定」を参照してください。 |
指定するタグの詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「2.2.6 War属性の詳細」を参照してください。
なお,cosminexus.xmlで設定した内容は,J2EEサーバ単位の設定(簡易構築定義ファイル)よりも優先されます。cosminexus.xmlの設定を省略した場合は,簡易構築定義ファイルの設定がデフォルト値として適用されます。