6.8.1 データベース接続に必要な権限

データベースのテーブルを操作するには権限が必要です。また,条件を満たす必要があります。データベースごとのテーブルの操作に必要な権限および条件について説明します。ここでは,データベースに接続するユーザのことをデータベース接続ユーザといいます。

●HiRDBの場合

ここでは,データベース接続ユーザが,データベースセッションフェイルオーバ機能で使用するテーブルに関するすべての操作を実施することを想定しています。データベース接続ユーザは,次の権限および条件を満たす必要があります。

データベースのテーブルの作成の詳細については,「6.8.2 データベースのテーブルの作成」を参照してください。データベースのテーブルの削除の詳細については,「6.11 データベースのテーブルの削除」を参照してください。

●Oracleの場合

ここでは,データベースセッションフェイルオーバ機能が使用するデータベースのテーブルの作成または削除の操作はデータベース管理者が実施し,そのほかの通常の運用で必要となるデータベースの操作は,データベースセッションフェイルオーバ機能のデータベース接続ユーザが実施することを想定しています。データベース接続ユーザは,次の権限および条件を満たす必要があります。

データベースのテーブルの作成の詳細については,「6.8.2データベースのテーブルの作成」を参照してください。データベースのテーブルの削除の詳細については,「6.11 データベースのテーブルの削除」を参照してください。