7.4 cosminexus.xmlでの定義

EADsセッションフェイルオーバ機能を使用するための定義は,cosminexus.xmlの<war>タグ内に指定します。

cosminexus.xmlでのEADsセッションフェイルオーバ機能の定義について次の表に示します。

表7-25 cosminexus.xmlでのEADsセッションフェイルオーバ機能の定義

項目指定するタグ設定内容
EADsセッションフェイルオーバ機能の設定<http-session>-<eadssfo>-<enabled>EADsセッションフェイルオーバ機能を有効にするかどうかをWebアプリケーション単位で設定します。
アプリケーション識別子の設定<http-session>-<eadssfo>-<application-id>アプリケーション識別子を設定します。
EADsセッションフェイルオーバ抑止機能の設定<http-session>-<eadssfo>-<exclude-url-patterns>EADsセッションフェイルオーバ機能を抑止するURLパターンを設定します。
URLパターンの指定方法については,「7.5 (1)EADsセッションフェイルオーバ抑止機能の設定」を参照してください。
参照専用リクエストの設定<http-session>-<eadssfo>-<session-read-only-url-patterns>参照専用リクエストのURLパターンを設定します。URLパターンの指定方法については,「7.5 (2)参照専用リクエストの設定」を参照してください。

指定するタグの詳細は,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「2.2.6 War属性の詳細」を参照してください。

なお,cosminexus.xmlで設定した内容は,J2EEサーバ単位の設定(簡易構築定義ファイル)よりも優先されます。cosminexus.xmlの設定を省略した場合は,簡易構築定義ファイルの設定がデフォルト値として適用されます。