Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)

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12.4 DIの使用

Dependency Injection(DI)とは,EJBやインターセプタクラスのフィールドやsetterメソッドに,@EJBや@Resourceアノテーションを指定することで,Enterprise Beanやリソースへの参照をEJBコンテナが自動的にセットする機能です。DIを使用すると,Enterprise Beanやリソースへの参照を,JNDIを使用してルックアップする必要がなくなります。ここでは,@Resourceアノテーションで指定できるリソースのタイプ,@Resourceアノテーションを使用したリソースの参照解決,およびDIに関する注意事項について説明します。

この節の構成を次の表に示します。

表12-5 この節の構成(DIの使用)

分類 タイトル 参照先
解説 @Resourceアノテーションで指定できるリソースのタイプ 12.4.1
@Resourceアノテーションを使用したリソースの参照解決 12.4.2
DI失敗時の動作 12.4.3
注意事項 注意事項 12.4.4

注 「実装」,「設定」および「運用」について,この機能固有の説明はありません。


<この節の構成>
12.4.1 @Resourceアノテーションで指定できるリソースのタイプ
12.4.2 @Resourceアノテーションを使用したリソースの参照解決
12.4.3 DI失敗時の動作
12.4.4 注意事項