Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)

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7.15 CJMSPリソースアダプタの設定

CJMSPリソースアダプタは,次のディレクトリ下に,cjmsra.rarとして格納されています。デフォルトの名称は,「Cosminexus_JMS_Provider_RA」です。

Windowsの場合
<Application Serverのインストールディレクトリ>\CC\cjmsp\lib

UNIXの場合
/opt/Cosminexus/CC/cjmsp/lib

リソースアダプタのインポートから開始までの手順については,マニュアル「アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「3.3 リソースの設定」を参照してください。

CJMSPリソースアダプタには,属性として,次の項目が設定できます。

これらの属性を変更する場合は,CJMSPリソースアダプタに設定するConnector属性ファイルを編集してください。

CJMSPリソースアダプタの属性には,リソースアダプタ単位に指定する項目と,ManagedConnectionFactoryクラス単位に指定する項目があります。CJMSPリソースアダプタで指定する主な属性を次の表に示します。

表7-12 CJMSPリソースアダプタで指定する主な属性

対象 Connector属性ファイルのタグ 指定する項目
リソースアダプタ単位の属性 <resourceadapter>下の<config-property> CJMSPリソースアダプタ全体に影響する属性
  • connectionURL
  • reconnectEnabled
  • reconnectAttempts
  • reconnectInterval
ログに関する属性
  • MsgLogLevel
  • MsgLogFileNum
  • MsgLogFileSize
  • ExpLogFileNum
  • ExpLogFileSize
ManagedConnectionFactoryクラス単位の属性 <connection-definition>下の<config-property> コネクションインタフェースごとの属性
  • clientId
  • reconnectEnabled
  • reconnectAttempts
  • reconnectInterval
管理対象オブジェクトの属性 <adminobject>下の<adminobject-name>,<adminobject-interface>,<adminobject-class> 管理対象オブジェクトの名称,送信先の種類,およびクラスの情報
<adminobject>下の<config-property> 送信先の名前(Message-driven Beanのdestination属性に指定する値)
  • Name

なお,CJMSプロバイダでは,Connector属性ファイルのテンプレートファイルを提供しています。必要に応じて使用してください。テンプレートファイルの格納先については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「4.1.14 Connector属性ファイルのテンプレートファイル」を参照してください。