Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)
CJMSPブローカーでは,CJMSPブローカーの性能情報(メトリクス)を監視できます。
CJMSPブローカーの性能情報には,ヒープサイズ,接続状況,受信メッセージの割合,送信メッセージの割合などの情報が含まれます。これらの情報は,コンソールに表示されて,ログファイルに出力されます。
CJMSPブローカーの性能情報の出力方法は,imq.metrics.intervalプロパティで指定します。このプロパティに指定した出力間隔で性能情報が出力されます。なお,デフォルトの設定は0(出力しない)です。
CJMSPブローカーの性能情報の出力例を次に示します。
KDAN24558-I Displaying broker metrics : Connections: 10 JVM Heap: 13082624 bytes (1501448 free) Threads: 22 (14-1010) In: 3001 msgs (631149 bytes) 4297 pkts (795219 bytes) Out: 1253 msgs (263099 bytes) 5495 pkts (690645 bytes) Rate In: 298 msgs/sec (62622 bytes/sec) 419 pkts/sec (77978 bytes/sec) Rate Out: 125 msgs/sec (26271 bytes/sec) 540 pkts/sec (66573 bytes/sec) |
出力項目について,次の表に示します。
表7-5 CJMSPブローカーの性能情報に出力される項目
出力項目 | 説明 |
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Connections | 接続状態のコネクション数です。 |
JVM Heap | 使用しているJavaVMのヒープサイズと使用可能なメモリ量です。 |
Threads | 使用されているスレッド数です。 なお,出力例では22となっています。特定の時間だけCJMSPブローカーに接続している場合,使用されているスレッド数は自動で更新されます。 ( )内はスレッドプール値の最小値と最大値です。
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In | CJMSPブローカーの受信メッセージ数です。 |
Out | CJMSPブローカーから送信されたメッセージ数です。 |
Rate In | CJMSPブローカーの受信メッセージの割合です。また,1秒間のメッセージ数と1秒当たりのメッセージパケットが表示されます。 |
Rate Out | CJMSPブローカーから送信されたメッセージの割合です。また,1秒間のメッセージ数と1秒当たりのメッセージパケットが表示されます。 |
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