Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)
トランザクションを利用すると,メッセージの作成から処理の実行までを一連の処理としてまとめることができます。トランザクションに含まれるすべての操作は,クライアント側のアプリケーション(メッセージを送信したアプリケーション)がトランザクションをコミットしたときに完了します。
CJMSプロバイダでは,JTAトランザクションを利用できます。
JTAトランザクションは,アプリケーションサーバのトランザクション管理用API(JTA)によって管理されます。トランザクション内の操作が失敗した場合,アプリケーションサーバによって例外が処理され,トランザクション内の処理がリトライまたはロールバックされます。ローカルトランザクションの管理には,BMTまたはCMTを使用できます。BMTまたはCMTによるトランザクションの管理については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「2.7 Enterprise Beanでのトランザクション管理」を参照してください。
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