Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

6.16.4 フラッシュモードの指定

エンティティオブジェクトに対して実行された未コミット操作をクエリがどのように扱うかを指定できます。この指定をフラッシュモードの指定といいます。

フラッシュモードは,javax.persistence.QueryインタフェースのsetFlushModeメソッドで設定します。CJPAプロバイダでは,設定できる値はAUTOだけです。COMMITは設定できません。

FlushModeType.AUTOの場合
トランザクション内でクエリが実行されたとき,クエリ結果に影響を及ぼす永続化コンテキストにあるすべてのエンティティの変更内容がクエリ結果に反映されます。

この設定は,EntityManagerインタフェースのsetFlushModeメソッドのフラッシュモードに関係なくクエリに適用されます。