Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)
CJPAプロバイダは,エンティティの状態をデータベースに書き込んだり,データベースの状態をエンティティとして読み込んだりするときに,エンティティクラスのフィールドにアクセスします。このときのアクセス方法をアクセスタイプと呼びます。アクセスタイプには,プロパティとフィールドの2種類があります。また,アクセスタイプはアノテーションまたはO/Rマッピングファイルで指定します。アクセスタイプと指定方法について次の表に示します。
表6-17 アクセスタイプと指定方法
アクセスタイプ | 説明 | 指定方法 | |
---|---|---|---|
アノテーション | O/Rマッピングファイル | ||
プロパティ | getterメソッドを経由して取得する方法です。 | フィールドのgetterメソッドにアノテーションを指定します。 | <access>タグにPROPERTYを指定します。 |
フィールド | インスタンス変数を直接参照する方法です。 | フィールドにアノテーションを指定します。 | <access>タグにFIELDを指定します。 |
アクセスタイプがプロパティの場合,エンティティが保持するプロパティを永続化プロパティといいます。また,アクセスタイプがフィールドの場合,エンティティのフィールドを永続化フィールドといいます。
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