Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)
JPAとは,データベース関連処理の設計およびコーディングの簡略化を目的として,Javaのオブジェクトとリレーショナルデータベースとのマッピング(O/Rマッピング)に関して定められた仕様です。JPAを使用することで,ユーザはデータベースの持つ情報をJavaのオブジェクト(エンティティ)として操作することができるため,効率良くシステムを構築できます。
この章では,JPAの概要と,アプリケーションサーバでのJPAの利用について説明します。この章の構成を次の表に示します。
表5-1 この章の構成(アプリケーションサーバでのJPAの利用)
分類 | タイトル | 参照先 |
---|---|---|
解説 | JPAの特長 | 5.2 |
アプリケーションサーバで使用できるJPAの機能 | 5.3 | |
EntityManagerとは | 5.4 | |
永続化コンテキストとは | 5.5 | |
実装 | コンテナ管理のEntityManagerを取得する方法 | 5.6 |
アプリケーション管理のEntityManagerを取得する方法 | 5.7 | |
persistence.xmlでの定義 | 5.8 | |
persistence.xmlの配置 | 5.9 | |
JPAのインタフェース | 5.10 | |
注意事項 | アプリケーション設定時の注意事項 | 5.11 |
注 「設定」および「運用」について,この機能固有の説明はありません。
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