Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)
RPC通信機能では,受信した電文の形式と内容をチェックします。チェック内容および不正を検知した場合の動作を次に示します。
表4-9 dc_rpc_call関数の引数チェック
引数 | チェック内容 | 不正検知時のエラーメッセージ | 不正検知時のRPCエラー応答 |
---|---|---|---|
group | 引数に指定したサービスグループ名が,TP1インバウンドアダプタのサービスグループ名(Connector属性ファイルに指定したservice_groupプロパティ)と一致しているか。 | KDJE58357-E | DCRPCER_SERVICE_NOT_UP(-314) |
service | 引数に指定したサービス名が,TP1インバウンドアダプタが呼び出すサービス名(Message-driven Bean(サービス)のActivationSpecのserviceプロパティ)の中に存在するか。 | KDJE58362-E | DCRPCER_NO_SUCH_SERVICE(-311) |
flags | 引数に指定したRPC形態が,TP1インバウンドアダプタで利用できる次のどちらかの形態か。
|
KDJE58356-E | DCRPCER_TIMED_OUT(-307) |
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