Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)
ここでは,データベース接続で使用できる機能について説明します。
データベース接続で使用できるJ2EEコンポーネントおよび機能を,データベースごとに次の表に示します。
表3-21 使用できるJ2EEコンポーネントおよび機能
項目 | HiRDB | Oracle | SQL Server | XDM/RD E2 | |
---|---|---|---|---|---|
J2EEコンポーネント | Servlet/JSP | ○ | ○ | ○ | ○ |
Stateless Session Bean | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Stateful Session Bean | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Singleton Session Bean | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Entity Bean(BMP) | ○ | ○ | ○ | × | |
Entity Bean(CMP1.1) | ○ | × | × | × | |
Entity Bean(CMP2.0) | ○※1 | × | × | × | |
Message-driven Bean(onMessageメソッドからのデータベースアクセス) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
使用できる機能 | コネクションプーリング | ○ | ○ | ○ | ○ |
コネクションプールのウォーミングアップ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
コネクションシェアリング・アソシエーション | ○ | ○ | ○ | ○ | |
DataSourceオブジェクトのキャッシング | ○ | △※5 | ○ | ○ | |
DB Connectorのコンテナ管理でのサインオンの最適化 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
コネクション数調節機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
コネクションスイーパ機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
コネクションプールの情報表示(cjlistpoolコマンド) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
コネクションプールのクリア(cjclearpoolコマンド) | ○ | ○ | ○ | ○ | |
リソースへの接続テスト | ○ | ○ | ○ | ○ | |
コネクションの障害検知 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
コネクション障害検知のタイムアウト | ○ | ○ | ○ | ○ | |
コネクション枯渇時のコネクション取得待ち | ○ | ○ | ○ | ○ | |
コネクション取得リトライ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
コネクション自動クローズ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
コネクションプールの一時停止 | ○ | △※6 | × | ○ | |
コネクションプールの再開 | ○ | △※6 | × | ○ | |
ステートメントプーリング | ○※2 | ○ | ○ | ○※2 | |
ステートメントキャンセル | ○ | ○※3 | ○ | ○ | |
ステートメントsetQueryTimeoutメソッド | ○ | ○※3 | ○ | × | |
J2EEリソースのオプショナル名機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
クライアントAPIで発生した例外の通知機能 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
コネクションIDのPRFトレース出力 | ○ | ○ | × | ○ | |
障害調査用SQLの出力 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
クラスタコネクションプール | × | ○※4 | × | × |
(凡例)○:使用できる ×:使用できない △:一部制限あり
注※1 CMP2.0の機能である,CMR機能は利用できません。
注※2 HiRDB自動再接続機能とステートメントプーリング機能の併用はできません。
注※3 Oracleに接続する場合の注意事項があります。注意事項については,「3.6.6 Oracleと接続する場合の前提条件と注意事項」を参照してください。
注※4 RAC機能を使用している場合で,Oracle JDBC Thin Driverを使用して接続するときに使用できます。
注※5 メンバリソースアダプタを使用してOracleに接続した場合は使用できません。
注※6 メンバリソースアダプタを使用してOracleに接続した場合に使用できます。
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