2.6 Enterprise BeanまたはJ2EEリソースへの別名付与(ユーザ指定名前空間機能

Enterprise BeanまたはJ2EEリソースに対して,ユーザが別の名称を付けてJNDI名前空間に登録する機能を,ユーザ指定名前空間機能といいます。この機能によって,Enterprise BeanまたはJ2EEリソースを,設定した任意の名称でルックアップできるようになります。

なお,別名を付与するためには,サーバ管理コマンドの動作設定のカスタマイズが必要です。設定方法については,「2.6.7 実行環境での設定」を参照してください。

注意
Java EEの仕様では,java:comp/envを利用した名称でのルックアップが推奨されています。

この節の構成を次の表に示します。

表2-22 この節の構成(ユーザ指定名前空間機能)

分類タイトル参照先
解説別名を付けられる対象2.6.1
別名の付与規則2.6.2
別名が登録または削除されるタイミング2.6.3
クライアントからの検索2.6.4
実装Enterprise Beanの別名の設定2.6.5
J2EEリソースの別名の設定2.6.6
設定実行環境での設定2.6.7
注意事項ユーザ指定名前空間機能を使用する場合の注意事項2.6.8

注 「運用」について,この機能固有の説明はありません。


<この節の構成>
2.6.1 別名を付けられる対象
2.6.2 別名の付与規則
2.6.3 別名が登録または削除されるタイミング
2.6.4 クライアントからの検索
2.6.5 Enterprise Beanの別名の設定
2.6.6 J2EEリソースの別名の設定
2.6.7 実行環境での設定
2.6.8 ユーザ指定名前空間機能を使用する場合の注意事項