10.7 validation.xmlの内容が不正な場合の情報の出力

この節では,Bean Validationとの連携でvalidation.xmlの内容が不正な場合に出力されるメッセージについて説明します。

Bean Validationと連携するアプリケーション別に,出力されるメッセージIDと内容,および出力先と対処方法について次の表に示します。

表10-6 validation.xmlの内容が不正な場合に出力されるメッセージ,出力先,および対処方法

Bean Validationと連携するアプリケーション出力されるメッセージID,および内容出力先,および対処方法
JSFアプリケーションWebコンテナからKDJE39056-Eが出力されます。そのメッセージには,リソース名と例外名が出力されています。
出力先:
web_servletログ
対処方法:
validation.xmlの内容を確認し,問題点を修正してください。
CDIアプリケーションKDJE59312-Eが出力されます。そのメッセージには,例外の詳細が出力されています。
出力先:
cjexceptionログ
対処方法:
validation.xmlの内容を確認し,問題点を修正してください。
ユーザアプリケーション(Webアプリケーション)WebコンテナからKDJE39045-Eが出力されます。そのメッセージには,J2EEサーバモードの場合は,J2EEアプリケーション名とコンテキストルート名が出力されています。サーブレットエンジンモードの場合は,空文字列とコンテキストルート名が出力されています。
出力先:
web_servletログ
対処方法:
validation.xmlの内容を確認し,問題点を修正してください。
ユーザアプリケーション(EJBアプリケーション)
出力先:
cjexceptionログ
対処方法:
validation.xmlの内容を確認し,問題点を修正してください。
(凡例)
-:該当しない。