EJBクライアントからリモートインタフェースとして定義されたEJBメソッドが呼び出しを実施している際に通信障害が発生したときのクライアント側の動作を次のどちらかから選択できます。
この機能を使用するための設定は,J2EEサーバまたはEJBクライアントアプリケーションのプロパティとして設定します。
なお,EJBクライアントアプリケーションの場合は,API(java.lang.SystemクラスのsetPropertyメソッドなど)で設定することもできます。java.lang.System.setPropertyメソッドで定義する場合は,EJBクライアントアプリケーションのプロセス起動後,最初にEnterprise Beanのメソッドを呼び出す前に定義してください。
通信障害発生時の動作は,リモートインタフェースとして定義されたEJBメソッドの呼び出しで通信障害が起きた場合に有効になります。EJBメソッドの呼び出しとは,次の呼び出しを指します。
設定が有効となる通信を次の図に示します。
図2-33 設定が有効になる通信
なお,次の場合は無効になるので注意してください。
システムの形態によって,次のように設定することをお勧めします。