リクエストデータのサイズ制限の設定をする場合,J2EEサーバの設定が必要です。
ここでは,リクエストデータのサイズ制限の設定方法と設定例について説明します。
J2EEサーバの設定は,簡易構築定義ファイルで実施します。リクエストデータのサイズ制限の定義は,簡易構築定義ファイルの論理J2EEサーバ(j2ee-server)の<configuration>タグ内に指定します。
簡易構築定義ファイルでのリクエストデータのサイズ制限の定義について次の表に示します。
表5-18 簡易構築定義ファイルでのリクエストデータのサイズ制限の定義
指定するパラメタ | 設定内容 |
---|---|
webserver.connector.inprocess_http.limit.max_request_line | リクエストラインの上限値を指定します。 |
webserver.connector.inprocess_http.limit.max_headers | HTTPリクエストに含まれるHTTPヘッダ数の上限値を指定します。 |
webserver.connector.inprocess_http.limit.max_request_header | HTTPリクエストのリクエストヘッダのサイズの上限値を指定します。 |
webserver.connector.inprocess_http.limit.max_request_body | HTTPリクエストのボディサイズの上限値を指定します。 |
簡易構築定義ファイル,および指定するパラメタの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.6 簡易構築定義ファイル」を参照してください。
リクエストデータのサイズ制限の設定例を次に示します。
: |