2.20 エラーページのカスタマイズ

クライアントから,存在しないリソースや例外が発生したサーブレットなどにアクセスがあると,Webコンテナはエラーステータスコードを返します。クライアント側では,Webコンテナから返されたエラーステータスコードに対応するエラーページが表示されます。アプリケーションサーバでは,クライアントで表示されるエラーページの代わりに,ユーザが作成したページをクライアントに表示させることができます。これを,エラーページのカスタマイズと呼びます。

エラーページをカスタマイズするには,Servlet仕様で規定されているweb.xmlの<error-page>タグを使用する方法と,Webサーバの機能を使用する方法があります。また,インプロセスHTTPサーバによるエラーページのカスタマイズを利用することもできます。

Webサーバの機能を使用する場合のエラーページのカスタマイズについては,「4.8 エラーページのカスタマイズ(Webサーバ連携)」を参照してください。インプロセスHTTPサーバによるエラーページのカスタマイズについては,「5.15 エラーページのカスタマイズ(インプロセスHTTPサーバ)」を参照してください。