ここでは,DB Connectorでのタイムアウトの設定について説明します。
DB Connectorでは,次の3種類のタイムアウトを設定できます。
- 物理コネクション確立時のタイムアウト
物理コネクションの確立時に発生するタイムアウトです。HiRDB,OracleおよびSQL Serverで設定できます。
このタイムアウトが発生した場合に実行される動作は次のとおりです。
- コネクション枯渇時のコネクション取得要求のタイムアウト
コネクション枯渇時のコネクション取得要求待ち時に発生するタイムアウトです。
このタイムアウトが発生した場合に実行される動作は次のとおりです。
- ユーザアプリケーションに例外(java.sql.SQLException)が通知されます。
- コネクション障害検知時のタイムアウト
コネクション障害検知時に発生するタイムアウトです。コネクション取得要求時に障害検知された場合に発生します。
このタイムアウトが発生した場合に実行される動作は次のとおりです。
- タイムアウトが発生したことを示すメッセージKDJE48602-Wが出力されます。障害検知されたコネクションは破棄されて,新たに作成されたコネクションがユーザプログラムに返されます。