6.1 データベースとの連携

アプリケーションサーバは,次のデータベースと接続できます。

データベースごとに,使用できる機能が異なります。なお,SQL Serverは,Windowsの場合にだけ使用できます。

ここでは,J2EEサーバから接続できるデータベースおよび接続に使用するJDBCドライバについて説明します。データベースごとに接続に使用するJDBCドライバが異なります。サポートしているデータベースおよびJDBCドライバはリリースノートをご確認ください。なお,データベースとの接続には,JDBCインタフェースを使用して接続する方法と,JDBCインタフェースに加えてJMSインタフェースを使用して接続する方法があります。

J2EEサーバから接続できるデータベース,JDBCドライバおよび接続に使用するインタフェースの対応を,次の表に示します。

表6-1 J2EEサーバから接続できるデータベース

データベースJDBCドライバJDBCインタフェースJMSインタフェースおよびJDBCインタフェース
ローカルトランザクショングローバルトランザクションローカルトランザクショングローバルトランザクション
HiRDB Version 9HiRDB Type 4 JDBC Driver
HiRDB Version 8HiRDB Type 4 JDBC Driver
XDM/RD E2HiRDB Type 4 JDBC Driver
Oracle 11g R1
11.1.0
Oracle JDBC Thin Driver
Oracle 11g R2
11.2.0
Oracle JDBC Thin Driver
SQL Server 2012JDBC Driver 4.0 for SQL Server
SQL Server 2008SQL Server JDBC Driver 3.0
SQL Server 2008 R2SQL Server JDBC Driver 3.0,またはJDBC Driver 4.0 for SQL Server
SQL Server 2005SQL Server JDBC Driver 3.0

(凡例)○:使用できます。 -:使用できません。


アプリケーションサーバでは,これらのデータベースと接続するためのリソースアダプタを提供しています。接続できるデータベースおよび使用できる機能の詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「3.3 リソース接続」を参照してください。