Cosminexus ビジネスプロセス管理/エンタープライズサービスバス V8 サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド
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(1) アンインストールする前に
uCosminexus Service Platform,uCosminexus Operator,uCosminexus Operator for Service PlatformおよびuCosminexus Service Platformの構成ソフトウェアであるCosminexus Service Coordinatorをアンインストールする前に知っておかなければならない内容と,アンインストールする前に行う作業について説明します。
(a) 対象となるファイルおよびディレクトリ
通常インストーラで作成したファイル,ディレクトリだけが削除されます。削除対象のディレクトリ配下にファイルを作成した場合は,アンインストール時に削除されるため注意してください。
ただし,次のディレクトリ下にファイルが存在する場合,ディレクトリは削除されません。
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\config\adpfop
<Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\config\adpfop\templatesの配下は削除されます。
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\config\ftprecp
<Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\config\ftprecp\templatesの配下は削除されます。
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\config\manager
<Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\config\manager\templatesの配下は削除されます。
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\config\msg
Windows版の場合,Cosminexus Service Coordinator 01-50以前のバージョンから,Cosminexus Service Coordinator 01-60以降のバージョンにアップグレードインストールしたあとにアンインストールすると,<Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\config\msg\cmdconf.batが削除されます。そのため,アンインストールしたあとで,再度インストールしてシステムを構築する場合は,cmdconf.batに設定した内容を再設定する必要があります。
なお,Cosminexus Service Coordinator 01-60以降のバージョンを新規インストールしたあとにアンインストールした場合は,<Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\config\msg\cmdconf.batは削除されません。
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\custom-adapter
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\inbound-adapter\ftp\config
<Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\inbound-adapter\ftp\config\commandの配下,<Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\inbound-adapter\ftp\config\templateの配下,FTP_Inbound_Resource_Adapter\log4j.xml,およびFTP_Inbound_Resource_Adapter\serverstatus.propertiesは削除されます。
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\inbound-adapter\ftp\logs
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\log
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\repository
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\spool\ftp
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\userlib\customfunc
また,次のディレクトリ配下のファイルについては,インストール後に,製品によって作成されますが,アンインストール時に削除されます。
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\DB\area
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\DB\bats
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\spool\manager
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\spool\migration
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\spool\msg
- <Cosminexusインストールディレクトリ>\CSC\system\msg
(b) アンインストールする前に行う作業
Cosminexus Service Coordinatorをアンインストールする前に,次の作業を実施する必要があります。uCosminexus OperatorおよびuCosminexus Operator for Service Platformをアンインストールする場合,この作業を実施する必要はありません。
- システムのアンセットアップ
- システムをアンセットアップします。システムをアンセットアップしないでアンインストールすると,データベースのテーブル,J2EEサーバのJ2EEアプリケーションおよびCosminexus Reliable Messagingのキューが削除されずに残ってしまいます。
- システムのアンセットアップ方法については,「3.2 システムのアンセットアップ」を参照してください。
- J2EEサーバおよびManagement Serverの停止
- J2EEサーバおよびManagement Serverを停止します。
- J2EEサーバの停止方法については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「11.11.7 J2EEサーバの停止」を参照してください。Management Serverの停止方法については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「7.7.2 Management Serverの起動/停止と設定」を参照してください。
uCosminexus Service Platformのアンインストール方法を説明します。
(a) Windowsの場合のアンインストール方法
Windowsの場合のアンインストール方法について説明します。
uCosminexus Service Platformの構成ソフトウェアをすべてアンインストールする場合と,構成ソフトウェアを単体でアンインストールする場合の手順を次に示します。
- ●構成ソフトウェアをすべてアンインストールする場合
- 次のどちらかの方法でアンインストールしてください。
- 方法1
- Windowsの[スタート]メニューから,[コントロールパネル]の[プログラムの追加と削除]を選択します。
[プログラムの追加と削除]ダイアログが表示されます。
- [現在インストールされているプログラム]のリストからCosminexusの製品名を選択し,[変更と削除]ボタンをクリックします。
アンインストール種別を確認するダイアログが表示されます。
- [はい]ボタンをクリックします。
アンインストールするプログラムの確認画面が表示されます。
- アンインストールするプログラムを確認し,[次へ]ボタンをクリックします。
アンインストールが開始され,プログラムが削除されます。
- 方法2
- Windowsの[スタート]メニューから,[すべてのプログラム]−[Cosminexus]−[uCosminexus Service Platformアンインストール]を選択します。
アンインストール種別を確認するダイアログが表示されます。
- [はい]ボタンをクリックします。
アンインストールするプログラムの確認画面が表示されます。
- アンインストールするプログラムを確認し,[次へ]ボタンをクリックします。
アンインストールが開始され,プログラムが削除されます。
- ●構成ソフトウェアを単体でアンインストールする場合
- 次のどちらかの方法でアンインストールしてください。
- 方法1
- Windowsの[スタート]メニューから,[コントロールパネル]の[プログラムの追加と削除]を選択します。
[プログラムの追加と削除]ダイアログが表示されます。
- [現在インストールされているプログラム]のリストからCosminexusの製品名を選択し,[変更と削除]ボタンをクリックします。
アンインストール種別を確認するダイアログが表示されます。
- [いいえ]ボタンをクリックします。
プログラムを選択する画面が表示されます。
- アンインストールしたいプログラムのチェックボックスをチェックし,[次へ]ボタンをクリックします。
アンインストールするプログラムの確認画面が表示されます。
- アンインストールするプログラムを確認し,[次へ]ボタンをクリックします。
アンインストールが開始され,プログラムが削除されます。
- 方法2
- Windowsの[スタート]メニューから,[すべてのプログラム]−[Cosminexus]−[uCosminexus Service Platformアンインストール]を選択します。
アンインストール種別を確認するダイアログが表示されます。
- [いいえ]ボタンをクリックします。
プログラムを選択する画面が表示されます。
- アンインストールしたいプログラムのチェックボックスをチェックし,[次へ]ボタンをクリックします。
アンインストールするプログラムの確認画面が表示されます。
- アンインストールするプログラムを確認し,[次へ]ボタンをクリックします。
アンインストールが開始され,プログラムが削除されます。
(b) UNIXの場合のアンインストール方法
UNIXの場合のアンインストール方法について説明します。
uCosminexus Service Platformのアンインストールは,日立PPインストーラを使用します。アンインストールにはroot権限が必要です。
アンインストール時の注意事項などについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「7.2.2 アンインストール方法」を参照してください。
(3) uCosminexus OperatorおよびuCosminexus Operator for Service Platformのアンインストール
uCosminexus OperatorおよびuCosminexus Operator for Service Platformのアンインストール方法を説明します。
uCosminexus Operatorのアンインストール方法を説明します。
- 方法
- Windowsの[スタート]メニューから,[すべてのプログラム]−[Cosminexus]−[uCosminexus Operatorアンインストール]を選択します。
アンインストール種別を確認するダイアログが表示されます。
- [はい]ボタンをクリックします。
アンインストールするプログラムの確認画面が表示されます。
- アンインストールするプログラムを確認し,[次へ]ボタンをクリックします。
アンインストールが開始され,プログラムが削除されます。
uCosminexus Operator for Service Platformのアンインストールは,対象のディレクトリを直接削除します。
次に示すインストールディレクトリ下のCSCディレクトリおよびpluginsディレクトリを削除すると,アンインストールできます。
<Cosminexusインストールディレクトリ>
├common
├CSC
├jaxp
├jdk
└plugins
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- 参考
- uCosminexus Operatorをアンインストールしないで,uCosminexus Operator for Service Platformだけをアンインストールすることもできます。
- uCosminexus Operator for Service Platformだけをアンインストールする場合は,<Cosminexusインストールディレクトリ>下のCSCディレクトリを削除し,pluginsディレクトリ内を「cscmng」で検索し,次のファイルを削除してください。
- com.cosminexus.plugin.cscmng_<バージョン>
- com.cosminexus.plugin.cscmng.core_<バージョン>.jar
- com.cosminexus.plugin.cscmng_<バージョン>.jar
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