Cosminexus アプリケーションサーバ V8 システム構築・運用ガイド

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8.12 Smart Composer機能で使用できるアプリケーションサーバの機能の一覧と参照先

アプリケーションサーバの機能をSmart Composer機能で構築するシステムで使用する場合,機能を有効にするための設定が必要なときがあります。ここでは,Smart Composer機能で使用できるアプリケーションサーバの機能について説明します。なお,アプリケーションサーバで使用している機能の詳細や,機能を有効にするための設定については,参照先マニュアルを参照してください。

Smart Composer機能で使用できるアプリケーションサーバの機能の一覧と参照先(参照先マニュアルおよび参照個所)を次の表に示します。なお,参照先マニュアルでは,マニュアル名称の「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説」を省略しています。

表8-15 Smart Composer機能で使用できるアプリケーションサーバの機能の一覧と参照先(J2EEアプリケーションを実行するシステム)

項番 Smart Composer機能で使用できるアプリケーションサーバの機能 参照先マニュアル 参照個所
1 Webコンテナの機能 Webアプリケーションの実行機能 基本・開発編(Webコンテナ) 2.2
2 JSPの実行機能 2.3
3 JSPデバッグ機能 2.4
4 JSPの事前コンパイルとコンパイル結果の保持 2.5
5 デフォルトの文字エンコーディング設定機能 2.6
6 セッション管理機能 2.7
7 アプリケーションのイベントリスナ 2.8
8 リクエストおよびレスポンスのフィルタリング 2.9
9 HTTPレスポンス圧縮機能 2.10
10 EJBコンテナとの連携 2.11
11 データベースとの接続 2.12
12 Webコンテナによるスレッドの作成 2.13
13 ユーザスレッドの使用 2.14
14 同時実行スレッド数の制御 2.15
15 エラーページのカスタマイズ 2.20
16 静的コンテンツのキャッシュ 2.21
17 簡易Webサーバ機能 2.22
18 Webサーバ連携の機能 Webサーバ(リダイレクタ)によるリクエストの振り分け 3.2
19 通信タイムアウト(Webサーバ連携) 3.6
20 IPアドレス指定(Webサーバ連携) 3.7
21 エラーページのカスタマイズ(Webサーバ連携) 3.8
22 ドメイン名指定でのトップページの表示 3.9
23 Webコンテナへのゲートウェイ情報の通知 3.10
24 インプロセスHTTPサーバの機能 Webクライアントからの接続数の制御 4.3
25 リクエスト処理スレッド数の制御 4.4
26 Webクライアントからの同時接続数の制御によるリクエストの流量制御 4.5
27 同時実行スレッド数の制御によるリクエストの流量制御 4.6
28 リダイレクトによるリクエストの振り分け 4.7
29 Persistent ConnectionによるWebクライアントとの通信制御 4.8
30 通信タイムアウト(インプロセスHTTPサーバ) 4.9
31 IPアドレス指定(インプロセスHTTPサーバ) 4.10
32 アクセスを許可するホストの制限によるアクセス制御 4.11
33 リクエストデータのサイズの制限によるアクセス制御 4.12
34 有効なHTTPメソッドの制限によるアクセス制御 4.13
35 HTTPレスポンスを使用したWebクライアントへのレスポンスのカスタマイズ 4.14
36 エラーページのカスタマイズ(インプロセスHTTPサーバ) 4.15
37 Webコンテナへのゲートウェイ情報の通知 4.16
38 ログ・トレースの出力 4.17
39 EJBコンテナの機能 Enterprise Beanの実行 基本・開発編(EJBコンテナ) 2.2
40 EJB仕様準拠のチェック 2.3
41 CMPフィールドとデータ型のマッピング 2.4
42 EJBコンテナのJNDI名前空間へのリファレンス登録 2.5
43 外部リソースとの接続 2.6
44 Enterprise Beanでのトランザクション管理 2.7
45 Entity Beanのキャッシュモデル(コミットオプション指定) 2.8
46 Stateless Session Bean,Entity Beanのプールの管理 2.9
47 Enterprise Beanへのアクセス制御 2.10
48 EJBコンテナでのタイムアウトの設定 2.11
49 Timer Serviceの機能 2.12
50 EJBのリモートインタフェースの呼び出し 2.13
51 EJBコンテナの通信ポートとIPアドレスの固定(TPBrokerのオプション) 2.14
52 インターセプタの使用 2.15
53 EJBクライアントの機能 EJBクライアントアプリケーションの開始 3.3
54 Enterprise Beanの呼び出し 3.4
55 EJBクライアントアプリケーションでのトランザクションの実装 3.5
56 EJBクライアントアプリケーションでのセキュリティの実装 3.6
57 RMI-IIOPスタブ,インタフェースの取得 3.7
58 EJBクライアントアプリケーションのシステムログ出力 3.8
59 ネーミング管理の機能 JNDI名前空間へのオブジェクトのバインドとルックアップ 基本・開発編(コンテナ共通機能) 2.3
60 Enterprise BeanまたはJ2EEリソースへの別名付与(ユーザ指定名前空間機能) 2.4
61 ラウンドロビンポリシーによるCORBAネーミングサービスの検索 2.5
62 ネーミング管理機能でのキャッシング 2.6
63 CORBAネーミングサービスの切り替え 2.8
64 EJBホームオブジェクトリファレンスの再利用(EJBホームオブジェクトへの再接続機能) 2.9
65 リソース接続とトランザクション管理の機能 コネクションプーリング 3.14.1
66 コネクションプールのウォーミングアップ 3.14.2
67 コネクションプール数調節機能 3.14.2
68 コネクションシェアリング・アソシエーション 3.14.3
69 ステートメントプーリング 3.14.4
70 ライトトランザクション 3.14.5
71 インプロセストランザクションサービス 3.14.6
72 DataSourceオブジェクトのキャッシング 3.14.7
73 DB Connectorのコンテナ管理でのサインオンの最適化 3.14.8
74 コネクションの障害検知 3.15.1
75 コネクション枯渇時のコネクション取得待ち 3.15.2
76 コネクションの取得リトライ 3.15.3
77 コネクションプールの情報表示 3.15.4
78 コネクションプールのクリア 3.15.5
79 コネクションの自動クローズ 3.15.6
80 コネクションスイーパ 3.15.7
81 トランザクションタイムアウトとステートメントキャンセル 3.15.8
82 トランザクションリカバリ 3.15.9
83 障害調査用SQLの出力 3.15.10
84 オブジェクトの自動クローズ 3.15.11
85 リソースアダプタのライフサイクル管理 3.16.1
86 リソースアダプタのワーク管理 3.16.2
87 メッセージインフロー 3.16.3
88 トランザクションインフロー 3.16.4
89 管理対象オブジェクトのルックアップ 3.16.5
90 コネクション定義の複数指定 3.16.6
91 コネクションプールのクラスタ化(コネクションプールの一時停止・再開・状態表示) 3.17
92 リソースへの接続テスト 3.18
93 アプリケーションサーバで使用するJPAの機能 JPA 5章
94 OpenTP1からの呼び出し(TP1インバウンド連携) コネクション管理機能 4.5
95 RPC通信機能 4.6
96 スケジュール機能 4.7
97 トランザクション連携機能 4.8
98 Cosminexus JPAプロバイダの機能 Cosminexus JPAプロバイダとは 6.2
99 エンティティを使用したデータベースの更新 6.3
100 EntityManagerによるエンティティの操作 6.4
101 データベースとJavaオブジェクトとのマッピング情報の定義 6.5
102 エンティティのリレーションシップ 6.6
103 エンティティオブジェクトのキャッシュ機能 6.7
104 プライマリキー値の自動採番 6.8
105 クエリ言語によるデータベース操作 6.9
106 楽観的ロック 6.10
107 JPQLでの悲観的ロック 6.11
108 セキュリティ管理の機能 SSL使用による認証情報とデータの暗号化 9.2
109 ロールに基づくWebコンテナのユーザ認証 9.3
110 SecurityManagerによるWebコンテナの実行時の保護 9.4
111 セキュリティアイデンティティを使用した認証 9.5
112 アノテーションの機能 アノテーション 11章
113 J2EEアプリケーションの形式とデプロイの機能 アーカイブ形式によるJ2EEアプリケーションのデプロイ 12.5.1
114 展開ディレクトリ形式によるJ2EEアプリケーションのデプロイ 12.5.2
115 J2EEアプリケーションの入れ替え 12.6
116 J2EEアプリケーションのリデプロイ 12.7
117 J2EEアプリケーションの更新検知とリロード 12.8
118 コンテナ拡張ライブラリの機能 コンテナ拡張ライブラリ 13.3
119 サーバ起動・停止フック機能 13.4
120 スマートエージェント経由でのCORBAオブジェクトの呼び出し 13.5
121 CTMによるEnterprise Beanのスケジューリング機能 リクエストの流量制御 拡張編 3.4
122 リクエストの優先制御 3.5
123 リクエストの同時実行数の動的変更 3.6
124 リクエストの閉塞制御 3.7
125 リクエストの負荷分散 3.8
126 リクエストのキューの滞留監視 3.9
127 CTMのゲートウェイ機能を利用したTPBroker/OTMクライアントとの接続 3.10
128 そのほかの拡張機能 セッションフェイルオーバ機能(データベースセッションフェイルオーバ) 5章6章
129 セッションフェイルオーバ機能(メモリセッションフェイルオーバ) 5章7章
130 明示管理ヒープ機能を使用したフルガーベージコレクションの抑止 8章
131 クライアント性能の測定と分析 9章
132 統合ユーザ管理 10章
133 複数の構築済み実行環境の切り替え 11章
134 ユーザログ出力 12章
135 スレッドの非同期並行処理 13章
136 システムの日常運用を支援する機能 システムの起動・停止 運用/監視/連携編 2章
137 稼働情報の監視(稼働情報収集機能) 3章
138 リソースの枯渇監視 4章
139 運用管理コマンドによる稼働情報の出力 8章
140 Managementイベントの通知とManagementアクションによる処理の自動実行 9章
141 CTMの稼働統計情報の収集 10章
142 システムの保守を支援する機能 コンソールログの出力 11章
143 J2EEアプリケーションの運用機能 J2EEアプリケーションの実行時間の監視とキャンセル 5.3
144 J2EEアプリケーションのサービスの閉塞 5.4
145 J2EEアプリケーションの停止 5.5
146 J2EEアプリケーションの入れ替え 5.6
147 J2EEアプリケーションのテスト機能 5.7
148 J2EEアプリケーションからのネットワークリソースへのアクセス 5.8
149 システムの監査を支援する機能 監査ログの出力機能 6章
150 データベース監査証跡連携機能 7章
151 JP1連携による運用管理機能 JP1と連携したシステムの運用 12章
152 システムの構成定義および管理(JP1/IM - CMとの連携) 13章
153 システムの集中監視(JP1/IMとの連携) 14章
154 ジョブによるシステムの自動運転(JP1/AJSとの連携) 15章
155 シナリオによるシステムの自動運転(JP1/AJS2 - SOとの連携) 16章
156 監査ログの収集および一元管理(JP1/NETM/Auditとの連携) 17章
157 クラスタソフトウェアとの連携による系切り替え機能 1:1系切り替えシステム 19章
158 相互系切り替えシステム 20章
159 ホスト単位管理モデルを対象にした系切り替えシステム 22章
160 システムの保守のための機能 トラブルシューティング 保守/移行/互換編 2章3章4章5章
161 性能解析トレースを使用したシステムの性能解析 6章7章
162 日立固有のJavaVMの機能 クラス別統計機能 8.3
163 インスタンス統計機能 8.4
164 STATICメンバ統計機能 8.5
165 参照関係情報出力機能 8.6
166 統計前のガーベージコレクション選択機能 8.7
167 Tenured領域内不要オブジェクト統計機能 8.8
168 Tenured増加要因の基点オブジェクトリスト出力機能 8.9
169 クラス別統計情報解析機能 8.10
170 Survivor領域の年齢分布情報出力機能 8.11
171 ファイナライズ滞留解消機能 8.12
172 hndlwrap機能 8.13
173 JITコンパイル時のCヒープ確保量の上限値設定機能 8.14
174 スレッド数の上限値設定機能 8.15
175 旧バージョンの製品から移行するための機能 旧バージョンのアプリケーションサーバからの移行 12章
176 Microsoft IISからHitachi Web Serverへの移行 13.1
177 インプロセストランザクションサービスへの移行 13.2
178 旧バージョンの製品との互換のための機能 Cosminexus DABroker Libraryを使用したデータベース接続 11章