Cosminexus アプリケーションサーバ V8 機能解説 保守/移行/互換編

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7.12.1 CMTの場合

CMTの場合のトレース取得ポイントと,取得できるトレース情報について説明します。

<この項の構成>
(1) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル
(2) 取得できるトレース情報

(1) トレース取得ポイントPRFトレース取得レベル

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表7-44 CMTでのトレース取得ポイントの詳細

イベントID 図中の番号 トレース取得ポイント レベル
0x8811 1 トランザクション開始処理直前 A
0x8812 2 トランザクション開始処理直後 A
0x8815 3 トランザクションコミット処理直前 A
0x8816 4 トランザクションコミット処理直後 A
0x8817 3 トランザクションロールバック処理直前 A
0x8818 4 トランザクションロールバック処理直後 A

(凡例)A:標準

注※ 図7-29中の番号と対応しています。


CMTのトレース取得ポイントを,次の図に示します。

図7-29 CMTのトレース取得ポイント

[図データ]

(2) 取得できるトレース情報

CMTで取得できるトレース情報を次の表に示します。

表7-45 CMTで取得できるトレース情報

図中の番号 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x8811 A
2 0x8812 A
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>
3 0x8815 A
0x8817 A
4 0x8816 A
  • 正常時
    <入り口時刻>
  • 例外発生時
    <入り口時刻><例外名>
0x8818 A

(凡例)A:標準 −:該当なし

注※ 図7-29中の番号と対応しています。