Cosminexus アプリケーションサーバ V8 機能解説 保守/移行/互換編

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7.10.5 メソッドキャンセルが発生した場合

メソッドキャンセルが発生した場合のトレース取得ポイントと,取得できるトレース情報について説明します。

<この項の構成>
(1) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル
(2) 取得できるトレース情報

(1) トレース取得ポイントとPRFトレース取得レベル

イベントID,トレース取得ポイント,およびPRFトレース取得レベルについて,次の表に示します。

表7-40 メソッドキャンセルが発生した場合のトレース取得ポイントの詳細

イベントID 図中の番号 トレース取得ポイント レベル
0x8490 1 メソッドキャンセル処理開始 A
0x8C41 2 障害調査用SQL出力 A
0x8491 3 メソッドキャンセル処理完了 A

(凡例)A:標準

注※ 図7-27中の番号と対応しています。


メソッドキャンセルが発生した場合のトレース取得ポイントを次の図に示します。

図7-27 メソッドキャンセルが発生した場合のトレース取得ポイント

[図データ]

(2) 取得できるトレース情報

メソッドキャンセルが発生した場合に取得できるトレース情報を次の表に示します。

表7-41 メソッドキャンセルが発生した場合に取得できるトレース情報

図中の番号 イベントID レベル 取得できる情報
インタフェース名 オペレーション名 オプション
1 0x8490 A メソッドキャンセル対象のアプリケーションのルートアプリケーション情報
2 0x8C41 A トランザクションタイムアウト,J2EEアプリケーション強制停止,またはメソッドキャンセルされたコネクションのルートアプリケーション情報 SQL文
3 0x8491 A <入り口時刻>

(凡例)A:標準 −:該当なし

注※ 図7-27中の番号と対応しています。