Cosminexus アプリケーションサーバ V8 アプリケーション開発ガイド

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付録J.2 入れ替え機能の機能差

バージョン07-50以降では,MyEclipseのプロジェクトの入れ替え機能が改善されました。バージョン07-20と07-50以降の機能差について説明します。

<この項の構成>
(1) プロジェクトの入れ替え機能の違い
(2) 展開ディレクトリ形式で反映されるファイルの範囲
(3) 展開ディレクトリ形式でのモジュールプロジェクトの入れ替え

(1) プロジェクトの入れ替え機能の違い

バージョン07-50以降では,デプロイ形式でプロジェクトの入れ替え機能が異なります。次の表にバージョン07-20と07-50以降の入れ替え機能の違いを示します。

表J-1 07-20と07-50以降の入れ替え機能

バージョン プロジェクトの入れ替え機能
07-20 プロジェクトをアンデプロイしてからデプロイします。
07-50以降 デプロイ形式で入れ替え機能が異なります。
  • 展開ディレクトリ形式
    リロード機能でプロジェクトを入れ替えます。
  • アーカイブ形式
    リデプロイ機能でプロジェクトを入れ替えます。

(2) 展開ディレクトリ形式で反映されるファイルの範囲

バージョン07-20と07-50以降では,展開ディレクトリ形式でプロジェクトを入れ替えるときに変更内容が反映されるファイルの範囲が変更されています。

変更内容が反映されるファイルの範囲については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」の「12.8.5 更新検知の対象となるファイル」を参照してください。

(3) 展開ディレクトリ形式でのモジュールプロジェクトの入れ替え

バージョン07-50以降のリロード機能は,エンタープライズアプリケーションプロジェクト単位で使用できます。しかし,展開ディレクトリ形式のモジュールプロジェクト(EJBプロジェクトまたはWebプロジェクト)はリロード機能に対応していないため,プロジェクトの入れ替えが正常に実行されません。

入れ替え機能で変更が反映されないファイルは,次の操作をして変更を反映してください。

DDを変更した場合
エンタープライズアプリケーションプロジェクトをアンデプロイしたあとに,デプロイしてください。

JSPファイル,クラスファイルなどのファイルを追加,削除した場合
サーバ管理コマンドや運用管理ポータルでJ2EEアプリケーションを停止したあとに,J2EEアプリケーションを開始してください。