Cosminexus アプリケーションサーバ V8 アプリケーション開発ガイド
jarコマンドを使用して,WARファイル,EJB-JARファイル,ライブラリJARファイル,およびDDをEARファイルにアーカイブします。EARファイルにアーカイブする場合のディレクトリ構成,およびjarコマンドの指定例を示します。
表14-4 jarコマンドによるアーカイブ時のディレクトリ構成(EAR)
| ディレクトリ名またはファイル名 | 説明 | 必須 |
|---|---|---|
| / | アーカイブ内のルートディレクトリです。 | ○ |
| *.jar,*.war | J2EEアプリケーションに含まれるEJB-JARファイル,WARファイル,およびそのほかのJARファイルです。hitachi-runtime.jarという名称は使用できません。application.xmlにJ2EEアプリケーションの構成モジュールとして定義されていない拡張子が小文字のJARファイル(.jar)は,ライブラリJARとして扱われ,J2EEアプリケーションのクラスパスに追加されます。 | ○ |
| /META-INF/ | 管理情報を格納するディレクトリです。jarコマンドによって自動的に作成されます。 | − |
| application.xml | JavaEE仕様で規定されたDDです。 | ○※ |
| MANIFEST.MF | マニフェストファイルです。jarコマンドのmオプションを指定することで,アーカイブ内に自動的に作成されます。 | − |
カレントディレクトリおよびサブディレクトリに次のようにファイルが用意されているとします。
MyEJB.jar MyUtil.jar MyApp.war META-INF/application.xml |
このとき,次のようにコマンドを実行すると,「MyApp.ear」という名称のEARファイルが作成されます。
jar cf ..\MyApp.ear .\ |
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