「2.5.3 J2EEサーバの選択」で選択したJ2EEサーバを含むホスト内の論理サーバを一括起動できます。
論理サーバの起動順序を設定してから論理サーバを一括起動してください。論理サーバの起動順序は,Cosminexus Management Serverの運用管理ポータルの[起動順序の設定]画面で設定します。設定した数値の小さい論理サーバから順番に起動します。
また,[設定]ダイアログの[Cosminexus]ページでManagement Serverリモート管理機能にログインしてから,論理サーバを一括起動してください。Management Serverリモート管理機能のログイン方法については,「2.5.2 Management Serverリモート管理機能へのログインおよびログアウト(MyEclipse)」を参照してください。
論理サーバの一括起動の設定は,Eclipseの[設定]ダイアログで実行します。ホスト内の論理サーバを一括して起動する手順を次に示します。
- [設定]ダイアログの左ペインで[MyEclipse]−[サーバー]−[Cosminexus]−[リモート管理]を選択します。
[リモート管理]ページが表示されます。
- 「リモート管理機能に接続しています。」のメッセージが表示されていないことで,リモート管理機能に接続していないことを確認します。
手順3.で論理サーバの起動順序を設定する場合,リモート管理機能に接続していると,論理サーバが正常に起動できないことがあります。
- Cosminexus Management Serverの運用管理ポータルの[論理サーバの起動/停止]画面の[起動順序の設定]タブで,論理サーバの起動順序を設定します。
起動順序を設定しない場合は,論理サーバを一括起動できません。
論理サーバの起動順序の設定方法については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「11.3.5 運用管理ドメイン全体の論理サーバの起動順序の設定」を参照してください。起動順序の設定前に,リモート管理機能に接続していると,論理サーバが正常に起動できない場合があります。
- [設定]ダイアログの左ペインで[MyEclipse]−[サーバー]−[Cosminexus]を選択します。
[Cosminexus]ページが表示されます。
- [Cosminexus サーバー]ツリーで接続先のホストを選択して[ログイン]ボタンをクリックします。
Management Serverリモート管理機能にログインします。
- Eclipseのメニューから,[ウィンドウ]−[設定]を選択します。
[設定]ダイアログが表示されます。
- [設定]ダイアログの左ペインで[MyEclipse]−[サーバー]−[Cosminexus]−[起動]を選択します。
[起動]ページが表示されます。
![[図データ]](FIGURE/ZU081600.GIF)
- [ホスト単位の論理サーバー一括操作を有効にする]をチェックします。
- [OK]ボタンをクリックします。
設定内容が保存されます。
- [サーバー]ビューで[Cosminexus]を選択して,[サーバー]ビューのツールバーの[
(実行モードで開始)]または[
(デバッグモードで開始)]をクリックします。
[設定]ダイアログの[Cosminexus]ページの[Cosminexus サーバー]ツリーで選択したCosminexusサーバ(J2EEサーバ)が属するホスト内の論理サーバが一括起動します。Cosminexusサーバが起動すると,J2EEアプリケーションも開始します。
- 注意
- すでに起動している論理サーバは一括起動の対象にはなりません。
- ホスト単位での論理サーバの一括操作を有効にすると,次の操作で対象ホストにあるすべての論理サーバが停止します。
- Cosminexusサーバを停止する
- Cosminexusサーバが起動している状態でEclipseを終了する
- [ホスト単位の論理サーバー一括操作を有効にする]をチェックすると,J2EEアプリケーションが必ず開始されるため,[ホスト単位の論理サーバー一括操作を有効にする]および[J2EE アプリケーションを開始しない]の項目は同時にチェックできません。
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