Cosminexus アプリケーションサーバ V8 アプリケーション開発ガイド

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3.1 組み込みデータベースのテーブルの作成の流れ

Developerでは,組み込みデータベースを提供しています。組み込みデータベースは,開発したJ2EEアプリケーションのテストおよびデバッグで使用します。

組み込みデータベースは,Developerが提供する開発環境インスタントセットアップ機能によって構築されます。

組み込みデータベースのテーブルについては,HiRDB SQL Executerを使用して作成します。組み込みデータベースのテーブルを作成する流れを次の図に示します。

図3-1 組み込みデータベースのテーブルを作成する流れ

[図データ]

それぞれの作業の概要を説明します。

  1. HiRDB SQL Executerのインストール
    組み込みデータベースを操作するために,HiRDB SQL Executerをインストールします。詳細は,「3.2 HiRDB SQL Executerのインストール」を参照してください。
  2. RDエリアの追加
    使用する組み込みデータベースの内容に合わせて,データベースにRDエリアを追加します。詳細は,「3.4 RDエリアの追加と削除」を参照してください。
  3. 組み込みデータベースの動作制御の設定
    使用する組み込みデータベースの内容に合わせて,組み込みデータベースの動作制御について設定します。詳細は,「3.5 組み込みデータベースの動作制御の設定」を参照してください。
  4. 組み込みデータベースの操作
    HiRDB SQL Executerを使用して,構築した組み込みデータベースを操作して,テーブルの作成または参照をします。詳細は,「3.3 組み込みデータベースの操作」を参照してください。

以降の節では,この流れに沿って組み込みデータベースの設定の手順を説明します。

なお,開発環境インスタントセットアップ機能で構築した組み込みデータベースは,開発環境インスタントセットアップ機能からアンセットアップできます。