Cosminexus アプリケーションサーバ V8 アプリケーション開発ガイド

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2.2.1 Developerのインストール

Developerのインストールには,日立統合インストーラを使用します。

インストールするには,Administrator権限または管理者特権が必要です。なお,Developerのインストール手順については,リリースノートを参照してください。

ここでは,インストール後のディレクトリ構成,環境変数の設定,およびDeveloperを再インストールしたときの注意事項について説明します。

<この項の構成>
(1) インストール後のディレクトリ構成
(2) 環境変数の設定
(3) Developerを再インストールしたときの注意事項

(1) インストール後のディレクトリ構成

Developerを<システムドライブ>:\Program Files\Hitachiの下にインストールすると「Cosminexus」というディレクトリが作成されます。「Cosminexus」ディレクトリ以下の構成を次の図に示します。

図2-2 Developerのディレクトリ構成

[図データ]

(2) 環境変数の設定

Developerでは,次に示す環境変数をシステムの環境変数に設定する必要があります。環境変数の設定が終わったら,OSを再起動してください。

環境変数TZ
JST-9など

そのほかの環境変数(PATH,TPDIR,VBROKER_ADMなど)については,必要に応じて設定してください。設定内容については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド」の「7.3 環境変数の設定」を参照してください。なお,参照先のマニュアルにある「Cosminexusのインストールディレクトリ」は「Developerのインストールディレクトリ」に読み替えてください。

参考

環境変数の設定方法
環境変数は,Windowsの[コントロールパネル]の中の[システム]を選択し,[詳細設定]タブの中の[環境変数]ボタンをクリックすることで設定します。環境変数が正しく設定されていない場合はエラーが発生します。

(3) Developerを再インストールしたときの注意事項

ここでは,Developerを再インストールしたときの注意事項と必要な作業について説明します。

インストールを実行する前に,構成ソフトウェアのすべてのプロセスが実行中でないことを確認してください。実行中の場合は,構成ソフトウェアのすべてのプロセスを停止してから,インストールしてください。

インスタントセットアップ機能で開発環境およびデバッグ環境をセットアップしたあとでDeveloperを再インストールする場合は,インスタントセットアップ機能を使用して事前に開発環境およびデバッグ環境をアンセットアップしておいてください。事前にアンセットアップしなかった場合は,Developerの再インストール後に手動でManagement Server,J2EEサーバ,パフォーマンストレーサ,および組み込みデータベースを削除してください。