J2EEアプリケーションを開発する環境とテストする環境を異なるマシンに構築する場合は,次のような構成になります。
図1-10 開発環境とデバッグ環境を異なるマシンに構築する場合の構成
![[図データ]](FIGURE/ZU010900.GIF)
開発環境とデバッグ環境を異なるマシンに構築する場合は,次の環境が必要となります。
表1-3 開発環境に必要な環境(別マシンにデバッグ環境がある場合)
| 項番 |
分類 |
プログラム名称/構成ソフトウェア名称 |
| 1 |
OS |
次に示すOSに対応しています。
- Windows Server 2003
- Windows XP
- Windows Vista
- Windows 7
|
| 2 |
JDK |
Cosminexus Developer's Kit for Java |
| 3 |
J2EEアプリケーション開発環境 |
Cosminexus Component Container |
| 4 |
通信基盤 |
Cosminexus TPBroker |
| 5 |
XMLプロセッサ |
Cosminexus XML Processor |
| 6 |
統合開発環境(IDE) |
Eclipse※ |
| 7 |
プラグイン |
プラグインを使用するには次の構成ソフトウェアが必要です。
- MyEclipse for Cosminexus(WTPの場合には不要です。)
- Cosminexus Application Development Plug-in
- 共有ライブラリプラグイン
|
- 注※
- Eclipseは次に示すプログラムが前提になります。
- ・MyEclipseの場合:Eclipse Classic 3.6.1
- ・WTPの場合:Eclipse IDE for Java EE Developers 3.6.1
なお,デバッグ環境には,Application Serverをインストールします。Application Serverの構成ソフトウェアについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 概説」の「2.3 構成ソフトウェア」を参照してください。
- 注意
- ホスト名が解決できないネットワーク環境で,開発環境とデバッグ環境を異なるマシンに構築する場合は,次のどれかの方法で環境を構築してください。
- 簡易構築定義ファイルの<host-name>にIPアドレスを指定する
- 運用管理ポータルの「ホスト名」にIPアドレスを指定する
- hostsファイルなどで,ホスト名が解決できるように設定する
- ホスト名が解決できないネットワーク環境でJ2EEサーバをデバッグしても,デバッグ接続できません。J2EEサーバがサスペンド状態になる場合があります。この場合は,次のどちらかの方法で対処してください。
- J2EEサーバの起動監視時間(デフォルトは10分)を指定している場合(推奨設定)
Eclipse上では操作しないで,ManagerがJ2EEサーバを停止するのを待ってください。
- J2EEサーバの起動監視時間(デフォルトは10分)を指定してない場合
タスクマネージャからJ2EEサーバプロセスを終了してください。タスクマネージャで,起動中のJ2EEサーバプロセス(イメージ名:cjstartsv.exe)を終了してください。このとき,ほかのJ2EEサーバプロセスを停止しないように注意してください。
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