Cosminexus サービスプラットフォームを移行したあとの注意事項を次に説明します。
Cosminexus サービスプラットフォームを移行したあとに,実行環境に必要なソフトウェアの設定としてCosminexus RMをセットアップします。
バージョン07-50以降,Cosminexus RMをセットアップするときにキュー定義ファイルの作成は不要になりました。そのため,移行後にCosminexus RMをセットアップするときも,キュー定義ファイルを作成する必要はありません。ただし,07-50より前のバージョンから移行する場合は,移行前のバージョンと同じようにキュー定義ファイルを作成してCosminexus RMをセットアップすることもできます。
Cosminexus RMをセットアップする方法の詳細については,マニュアル「Cosminexus Reliable Messaging」の「3. システム構築」を参照してください。セットアップ作業のうち,キュー定義ファイルの作成とプロパティのカスタマイズについては,次に示す方法で実施します。
キュー定義ファイルは,次に示すディレクトリに格納されているキュー定義ファイルのサンプルを利用して(クラスタ名を書き加えて)作成します。
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CSC¥samples¥qconf.txt
キュー定義ファイルのサンプルを次に示します。
########################################################### |
上記のキュー定義ファイルを任意の場所にコピーし,ファイルをテキストエディタで開いて,ファイル中の<HCSCServer_Name>の部分を次のように置き換えてファイルを保存します。
「3.1.2(9) Cosminexus Reliable Messagingのセットアップ」に記載されているプロパティに加えて,次のプロパティを設定します。
プロパティ名 | 設定内容 | 設定値 |
---|---|---|
QueueConfigFileName | キュー定義ファイルの場所 | 作成したキュー定義ファイルのファイルパスを指定します。 |