3.1.10 カスタムアダプタの定義ファイルを運用環境に設定,更新する

運用環境に取得した定義ファイルは,-operation setオプションで運用環境に設定します。すでに定義ファイルを設定している場合は,再度-operation setオプションを実行することで設定内容が更新されます。

-operation setオプションでカスタムアダプタの定義ファイルを設定,および更新する方法について次に説明します。

なお,このオプションで設定した定義ファイルは,運用環境でだけ有効になります。

<この項の構成>
(1) コマンドの使用例
(2) 注意事項

(1) コマンドの使用例

カスタムアダプタの定義ファイルを設定,および更新する場合のコマンドの使用例を次に示します。csccmctlコマンドの詳細は,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「csccmctl(定義ファイルの管理)」を参照してください。

例1:クラスタ名が「CLS1」,サービスIDが「ADP1」で,「C:¥tmp」以下のディレクトリに配置されている定義ファイル「csccustomadapter.properties」を運用環境に設定,または更新する場合

csccmctl -cluster CLS1 -name ADP1 -targetfilename csccustomadapter.properties -basedir C:¥tmp -operation set

例2:クラスタ名が「CLS1」,サービスIDが「ADP1」で,「C:¥tmp」以下のディレクトリに配置されているTP1アダプタに設定する通信定義ファイル「adptp1_config.xml」を運用環境に設定,または更新する場合

csccmctl -cluster CLS1 -name ADP1 -targetfilename adptp1_config.xml -basedir C:¥tmp -operation set

なお,設定および更新した定義内容は次のどれかの場合に削除されます。

(2) 注意事項