システムのセットアップの流れについて,次の図に示します。なお,本番環境の簡易セットアップ機能を利用してシステムをセットアップする場合は,「3.4 本番環境の簡易セットアップ」を参照してください。
図3-1 システムのセットアップの流れ
![[図データ]](figure/zc030100.gif)
- 注※
- これらの作業を一括して実行することもできます。なお,HCSCコンポーネントの配備の前には,HCSCコンポーネントのパッケージングおよび配備定義が,配備のあとにはHCSCコンポーネントの開始が実行されます。ただし,一括実行は,システム開発時,または単体テストから結合テスト時を対象としています。詳細については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム 開発ガイド」の「9.5 HCSCコンポーネントをHCSCサーバに配備して開始する処理の一括実行」を参照してください。
図中の各工程について,以降の項で説明します。
- 注意
- サービスアダプタの配備,ビジネスプロセスの配備,およびユーザ定義受付の配備の前に,リポジトリをインポートして,リポジトリを最新の状態にしてください。
- 運用時の処理の流れや障害発生時の対策によっては,運用開始前に必要な設定があります。詳細については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム 機能解説」の「3.2.1 TP1から同期の標準受付を使ったHCSCサーバのサービス部品の呼び出し」,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム 機能解説」の「3.2.2 TP1から非同期の標準受付を使ったHCSCサーバのサービス部品の呼び出し」,およびこのマニュアルの「7. 障害対策」を参照してください。
- UNIXの場合でCosminexus Component Container管理者を変更しているときは,Cosminexus Service Coordinator管理者を同一にしてください。詳細については,「付録A Cosminexus Service Coordinator管理者の変更方法」を参照してください。