HCSCクラスタごとに,次に示すテーブルが必要です。
- 基本情報テーブル
- 変数情報テーブル
- メッセージ履歴関連づけ情報テーブル
(a) 基本情報テーブル
ビジネスプロセスが実行する上で基本的な要素(インスタンス)の情報が格納されます。
- CSCBP_<クラスタ名>_PROCESSテーブル
項番 | 列名 | 説明 | HiRDB型 | ORACLE型 | インデクスの有無 | NULL値 | 更新 | 省略値 |
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1 | ProcessID | プロセスインスタンスの識別子 | MVARCHAR(240) | VARCHAR2(240) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
2 | ProcessDefinitionName | BP定義名 | MVARCHAR(64) | VARCHAR2(64) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
3 | ProcessDefinitionVersion | BP定義バージョン | SMALLINT | NUMBER(5) | なし | 不可 | 不可 | 不可 |
4 | State | プロセスインスタンスの状態 | VARCHAR(20) | VARCHAR2(20) | あり | 不可 | 可 | 不可 |
5 | ChangeCount※1 | データの更新回数 | INTEGER※2 | NUMBER(10) ※3 | なし | 不可 | 可 | 不可 |
6 | StartTime | プロセスインスタンスの開始時刻(GMT) | TIMESTAMP(0) | TIMESTAMP(0) | あり | 可 | 可 | NULL |
7 | EndTime | プロセスインスタンスの終了時刻(GMT) | TIMESTAMP(0) | TIMESTAMP(0) | あり | 可 | 可 | NULL |
- 注※1 実行時に内部管理用に使用される項目のため,値を意識する必要はありません。
- 注※2 08-10以前のバージョンの場合,「SMALLINT」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「SMALLINT」になります。
- 注※3 08-10以前のバージョンの場合,「NUMBER(5)」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「NUMBER(5)」になります。
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- CSCBP_<クラスタ名>_ACTIVITYテーブル
項番 | 列名 | 説明 | HiRDB型 | ORACLE型 | インデクス | NULL | 更新 | 省略値 |
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1 | ProcessID | プロセスインスタンスの識別子 | MVARCHAR(240) | VARCHAR2(240) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
2 | ActivityNumber | アクティビティインスタンスの識別番号。プロセスインスタンス内で一意。 | INTEGER※2 | NUMBER(10) ※3 | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
3 | ActivityDefinitionName | アクティビティ定義名 | MVARCHAR(64) | VARCHAR2(64) | なし | 不可 | 不可 | 不可 |
4 | ActivityKind | アクティビティの種別 | VARCHAR(16) | VARCHAR2(16) | なし | 不可 | 不可 | 不可 |
5 | ParentNumber※1 | 親アクティビティインスタンスの識別番号 | INTEGER※2 | NUMBER(10) ※3 | なし | 不可 | 不可 | 不可 |
6 | ScopeNumber | 所属するスコープインスタンスの識別番号 | INTEGER※2 | NUMBER(10) ※3 | なし | 不可 | 不可 | 不可 |
7 | RepeatNumber※1 | 所属する繰り返し処理の識別番号 | INTEGER※2 | NUMBER(10) ※3 | なし | 不可 | 不可 | 不可 |
8 | State | アクティビティインスタンスの状態 | VARCHAR(20) | VARCHAR2(20) | なし | 不可 | 可 | 不可 |
9 | FirstChildNumber※1 | 子アクティビティインスタンスの最小の識別番号 | INTEGER※2 | NUMBER(10) ※3 | なし | 不可 | 可 | 不可 |
10 | LastChildNumber※1 | 子アクティビティインスタンスの最大の識別番号 | INTEGER※2 | NUMBER(10) ※3 | なし | 不可 | 可 | 不可 |
11 | StartTime | アクティビティの開始時刻(GMT) | TIMESTAMP(0) | TIMESTAMP(0) | なし | 可 | 可 | NULL |
12 | EndTime | アクティビティの終了時刻(GMT) | TIMESTAMP(0) | TIMESTAMP(0) | なし | 可 | 可 | NULL |
13 | WaitTime | アクティビティの待機解除時刻(GMT) | TIMESTAMP(0) | TIMESTAMP(0) | なし | 可 | 可 | NULL |
- 注※1 実行時に内部管理用に使用される項目のため,値を意識する必要はありません。
- 注※2 08-10以前のバージョンの場合,「SMALLINT」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「SMALLINT」になります。
- 注※3 08-10以前のバージョンの場合,「NUMBER(5)」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「NUMBER(5)」になります。
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- CSCBP_<クラスタ名>_LINKテーブル
項番 | 列名 | 説明 | HiRDB型 | ORACLE型 | インデクス | NULL | 更新 | 省略値 |
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1 | ProcessID | プロセスインスタンスの識別子 | MVARCHAR(240) | VARCHAR2(240) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
2 | LinkDefinitionName | リンク定義名 | MVARCHAR(64) | VARCHAR2(64) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
3 | RepeatNumber※1 | 所属する繰り返し処理の識別番号 | INTEGER※2 | NUMBER(10) ※3 | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
4 | State | リンクの状態(真偽値) | CHAR(1) | CHAR(1) | なし | 不可 | 不可 | 不可 |
- 注※1 実行時に内部管理用に使用される項目のため,値を意識する必要はありません。
- 注※2 08-10以前のバージョンの場合,「SMALLINT」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「SMALLINT」になります。
- 注※3 08-10以前のバージョンの場合,「NUMBER(5)」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「NUMBER(5)」になります。
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- CSCBP_<クラスタ名>_CORRELATIONSETテーブル
項番 | 列名 | 説明 | HiRDB型 | ORACLE型 | インデクス | NULL | 更新 | 省略値 |
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1 | ProcessID | プロセスインスタンスの識別子 | MVARCHAR(240) | VARCHAR2(240) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
2 | ProcessDefinitionName | BP定義名 | MVARCHAR(64) | VARCHAR2(64) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
3 | ProcessDefinitionVersion | BP定義バージョン | SMALLINT | NUMBER(5) | なし | 不可 | 不可 | 不可 |
4 | ScopeDefinitionName | スコープ定義名 | MVARCHAR(64) | VARCHAR2(64) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
5 | ScopeNumber | スコープインスタンスの識別番号 | INTEGER※1 | NUMBER(10) ※2 | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
6 | CorrelationSetName | 相関セット定義名 | MVARCHAR(64) | VARCHAR2(64) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
7 | CorrelationSetValue | 相関セット値。文字列化および連結されて格納されます。 | MVARCHAR(512) | VARCHAR2(512) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
8 | State | 相関セットの有効性(真偽値) | CHAR(1) | CHAR(1) | なし | 不可 | 可 | 不可 |
- 注※1 08-10以前のバージョンの場合,「SMALLINT」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「SMALLINT」になります。
- 注※2 08-10以前のバージョンの場合,「NUMBER(5)」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「NUMBER(5)」になります。
(b) 変数情報テーブル
ユーザが定義した変数について,ビジネスプロセスが実行していく過程での変数の値が格納されます。
- CSCBP_<クラスタ名>_STR_VARIABLEテーブル
項番 | 列名 | 説明 | HiRDB型 | ORACLE型 | インデクス | NULL値 | 更新 | 省略値 |
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1 | ProcessID | プロセスインスタンスの識別子 | MVARCHAR(240) | VARCHAR2(240) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
2 | ScopeNumber | スコープインスタンスの識別番号 | INTEGER※1 | NUMBER(10) ※2 | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
3 | VariableName | 変数定義名 | MVARCHAR(64) | VARCHAR2(64) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
4 | VariableValue | 変数値 | MVARCHAR(4000) | VARCHAR2(4000) | なし | 可※3 | 可 | 不可 |
- 注※1 08-10以前のバージョンの場合,「SMALLINT」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「SMALLINT」になります。
- 注※2 08-10以前のバージョンの場合,「NUMBER(5)」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「NUMBER(5)」になります。
- 注※3 HiRDBの場合はNULL値を指定できませんが,Oracleの場合はNULL値を指定できます。
- CSCBP_<クラスタ名>_NUM_VARIABLEテーブル
項番 | 列名 | 説明 | HiRDB型 | ORACLE型 | インデクス | NULL | 更新 | 省略値 |
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1 | ProcessID | プロセスインスタンスの識別子 | MVARCHAR(240) | VARCHAR2(240) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
2 | ScopeNumber | スコープインスタンスの識別番号 | INTEGER※1 | NUMBER(10) ※2 | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
3 | VariableName | 変数定義名 | MVARCHAR(64) | VARCHAR2(64) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
4 | VariableValue | 変数値 | DOUBLE PRECISION | NUMBER | なし | 不可 | 可 | 不可 |
- 注※1 08-10以前のバージョンの場合,「SMALLINT」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「SMALLINT」になります。
- 注※2 08-10以前のバージョンの場合,「NUMBER(5)」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「NUMBER(5)」になります。
- CSCBP_<クラスタ名>_BOOL_VARIABLEテーブル
項番 | 列名 | 説明 | HiRDB型 | ORACLE型 | インデクス | NULL | 更新 | 省略値 |
---|
1 | ProcessID | プロセスインスタンスの識別子 | MVARCHAR(240) | VARCHAR2(240) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
2 | ScopeNumber | スコープインスタンスの識別番号 | INTEGER※1 | NUMBER(10) ※2 | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
3 | VariableName | 変数定義名 | MVARCHAR(64) | VARCHAR2(64) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
4 | VariableValue | 変数値 | CHAR(1) | CHAR(1) | なし | 不可 | 可 | 不可 |
- 注※1 08-10以前のバージョンの場合,「SMALLINT」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「SMALLINT」になります。
- 注※2 08-10以前のバージョンの場合,「NUMBER(5)」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「NUMBER(5)」になります。
- CSCBP_<クラスタ名>_MSG_VARIABLEテーブル
項番 | 列名 | 説明 | HiRDB型 | ORACLE型 | インデクス | NULL | 更新 | 省略値 |
---|
1 | ProcessID | プロセスインスタンスの識別子 | MVARCHAR(240) | VARCHAR2(240) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
2 | ScopeNumber | スコープインスタンスの識別番号 | INTEGER※1 | NUMBER(10) ※2 | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
3 | VariableName | 変数定義名 | MVARCHAR(64) | VARCHAR2(64) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
4 | VariableValue | 変数値 | BINARY(2147483639) | BLOB | なし | 可※3 | 可 | 不可 |
- 注※1 08-10以前のバージョンの場合,「SMALLINT」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「SMALLINT」になります。
- 注※2 08-10以前のバージョンの場合,「NUMBER(5)」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「NUMBER(5)」になります。
- 注※3 HiRDBの場合はNULL値を指定できませんが,Oracleの場合はNULL値を指定できます。
(c) メッセージ履歴関連づけ情報テーブル
メッセージ履歴との関連づけデータが格納されます。
- CSCBP_<クラスタ名>_MSG_RELATIONテーブル
項番 | 列名 | 説明 | HiRDB型 | ORACLE型 | インデクス | NULL | 更新 | 省略値 |
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1 | MessageID※1 | メッセージ共通ID | VARCHAR(75) | VARCHAR2(75) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
2 | ProcessID※1 | プロセスインスタンスの識別子 | MVARCHAR(240) | VARCHAR2(240) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
3 | ActivityNumber※1 | アクティビティインスタンスの識別番号 | INTEGER※2 | NUMBER(10) ※3 | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
4 | SendOrReceive※1 | メッセージの送受信フラグ | CHAR(1) | CHAR(1) | あり | 不可 | 不可 | 不可 |
5 | AsynchronousMessagingID※1 | 非同期メッセージングでのID | VARCHAR(255) | VARCHAR2(255) | あり | 可 | 不可 | NULL |
- 注※1 実行時に内部管理用に使用される項目のため,値を意識する必要はありません。
- 注※2 08-10以前のバージョンの場合,「SMALLINT」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「SMALLINT」になります。
- 注※3 08-10以前のバージョンの場合,「NUMBER(5)」になります。
- また,08-10以前のバージョンから上書きインストールした場合,領域は変更されないため,「NUMBER(5)」になります。