コンポーネントインポート機能とは,複数の開発環境で開発したリポジトリ内のHCSCコンポーネントを運用環境のリポジトリに集約する機能です。
インポート対象のリポジトリZIPファイルに存在しないHCSCコンポーネントについて,標準のインポートでは運用環境のリポジトリから削除します。コンポーネントインポート機能を使用すると,運用環境のリポジトリから削除しないで,リポジトリZIPファイル内の特定のHCSCコンポーネントだけ追加・更新できます。
コンポーネントインポート機能で実行できる作業は次のとおりです。
作業名 | 作業内容 | cscrepctlコマンドで指定するオプション |
---|---|---|
HCSCコンポーネントの追加 | 運用環境のリポジトリにあるHCSCコンポーネントを残したまま,新しいHCSCコンポーネントを追加できます。 | -import |
HCSCコンポーネントの更新 | 運用環境のリポジトリにあるHCSCコンポーネントを置き換えられます。 | -import,-overwrite |
HCSCコンポーネントの削除 | 運用環境のリポジトリにあるHCSCコンポーネントを削除できます。 | -delete |