2.3.4 ユーザ定義受付ランタイム定義ファイルを設定する

ユーザ定義受付(Webサービス)の情報は,ユーザ定義受付ランタイム定義ファイルに設定します。

<この項の構成>
(1) ユーザ定義受付ランタイム定義ファイルの作成
(2) 設定できるプロパティ

(1) ユーザ定義受付ランタイム定義ファイルの作成

ユーザ定義受付のランタイム定義は,ユーザ定義受付ランタイム定義ファイルとして,次に示すディレクトリに格納されているサンプルファイルを利用して作成します。このファイルは,J2SEのプロパティファイル形式で作成します。

<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CSC¥config¥manager¥templates¥cscurcptnconfig.properties

ユーザ定義受付ランタイム定義ファイルを作成したあと,csccompoconfigコマンドで定義情報を設定します。ユーザ定義受付の定義情報の設定については,「3.1.15 ユーザ定義受付の定義情報を設定する」を参照してください。

このファイルはユーザ定義受付を配備するときに使用します。ユーザ定義受付の配備については,「3.1.14 ユーザ定義受付を配備する」を参照してください。

(2) 設定できるプロパティ

ユーザ定義受付ランタイム定義ファイルに定義するプロパティを次に示します。

表2-8 ユーザ定義受付ランタイム定義ファイルに定義するプロパティ(データベースとCosminexus RMの両方を使用する場合)

項番分類プロパティ名内容
1ユーザ定義受付user-defined-reception-soap.threads.maximumユーザ定義受付の最大同時実行数
2user-defined-reception-soap.exclusive.threadsユーザ定義受付の占有スレッド数
3user-defined-reception-soap.queue-sizeユーザ定義受付の実行待ちキューのサイズ

ユーザ定義受付ランタイム定義ファイルの詳細については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「ユーザ定義受付ランタイム定義ファイル」を参照してください。