HCSCサーバをアンセットアップすると,セットアップされていた情報が解除されます。アンセットアップされたHCSCサーバが,ほかのHCSCサーバとクラスタを構成していた場合,クラスタから削除されます。
また,アンセットアップ時にアンセットアップ直前のリポジトリ情報がバックアップされます。バックアップされたリポジトリ情報は,必要に応じて開発環境にインポートできます。バックアップはrepository.zipのファイル名で次のディレクトリに格納されます。
<Cosminexusインストールディレクトリ>¥CSC¥spool¥manager¥unsetup_bk¥repository.zip
なお,HCSCサーバをアンセットアップした結果,リポジトリ内に構築されているHCSCサーバが存在しなくなった場合,サービス情報はすべて削除されます。
HCSCサーバのアンセットアップの前提条件,およびアンセットアップ方法について次に説明します。
HCSCサーバをアンセットアップするには,次の条件を満たす必要があります。
HCSCサーバをアンセットアップするには,運用環境でcscsvunsetupコマンドを実行します。
cscsvunsetupコマンドの詳細については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscsvunsetup(HCSCサーバのアンセットアップ)」を参照してください。
cscsvunsetupコマンドの実行形式を次に示します。
cscsvunsetup -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> |