2.3.9 データ変換で使用するjarファイルを格納する

開発環境で作成したデータ変換定義にカスタムファンクションが含まれる場合,カスタムファンクションで使用するjarファイルを実行環境に格納します。

jarファイルの格納先

<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CSC¥userlib¥customfunc

なお,実行環境にjarファイルを格納したあとは,J2EEサーバを再起動してください。

カスタムファンクションで使用するjarファイルの格納先を変更したい場合は,システムプロパティファイル(usrconf.properties)にファイルパスを設定します。

usrconf.propertiesの格納先

<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CC¥server¥usrconf¥ejb¥<サーバ名称>¥usrconf.properties

usrconf.propertiesへの記述形式

csc.dt.customFuncDir=<変更先ディレクトリのパス>

usrconf.propertiesへの記述例
カスタムファンクションで使用するjarファイルの格納先を「C:¥¥USER¥¥FUNC」に変更する場合の記述例を次に示します。

csc.dt.customFuncDir=C:¥¥USER¥¥FUNC

usrconf.propertiesにファイルパスを設定する場合の注意事項
カスタムファンクションで使用するjarファイルの格納先にCosminexusのインストールディレクトリ配下を指定すると,アンインストール時に削除されるおそれがあります。そのため,カスタムファンクションで使用するjarファイルの格納先を変更する場合は,Cosminexusのインストールディレクトリ配下以外の場所に設定してください。