MyEclipseセットアップ機能を使用して,MyEclipseをセットアップします。
MyEclipseセットアップ機能を使用すると,ダウンロードしておいたEclipseのアーカイブファイルからEclipseをインストールし,MyEclipseを組み込めます。なお,MyEclipseセットアップ機能以外の方法でインストールしたEclipseには,MyEclipseセットアップ機能を使用してMyEclipseを組み込めません。
MyEclipseセットアップ機能を使用した場合,デフォルトのEclipseのインストールディレクトリは次のとおりです。
<uCosminexus Service Architectのインストールディレクトリ>¥MyEclipse¥IDE
MyEclipseセットアップ機能を使用して,MyEclipseをセットアップする手順を説明します。
- スタートメニューから[プログラム]-[Cosminexus]-[MyEclipse]-[セットアップ]を選択します。
MyEclipseセットアップ機能が起動して,[セットアップ - MyEclipse セットアップ]ダイアログの[動作環境の選択]ページが表示されます。
![[図データ]](figure/zu021900.gif)
- 動作環境として[標準]を選択します。
推奨の設定でMyEclipseをセットアップします。MyEclipseを動作させるマシンの物理メモリが1GB以上必要です。
- [次へ]ボタンをクリックします。
Eclipseのアーカイブファイルをダウンロードしたかどうかを確認するダイアログが表示されます。Eclipseのアーカイブファイルをダウンロードしていない場合は,表示されるURLからアーカイブファイルをダウンロードしてください。
[次回からこのダイアログを表示しない]にチェックを入れた場合,次回起動時にこのダイアログは表示されません。
- 問題がなければ,[了解]ボタンをクリックします。
[Eclipseのインストール]ページが表示されます。
Eclipseのアーカイブファイルをアーカイブファイル格納用ディレクトリ(<uCosminexus Service Architectのインストールディレクトリ>¥MyEclipse¥archives)に格納した場合は,次に示すような画面が表示されます。
![[図データ]](figure/zu022000.gif)
なお,Eclipseのアーカイブファイルをアーカイブファイル格納用ディレクトリに格納していない場合は,[アーカイブファイルの指定]テーブルでEclipseのアーカイブファイルを指定する必要があります。
- Eclipseのインストールディレクトリおよびアーカイブファイルを指定します。
項目名 | 指定値 |
---|
Eclipseのインストールディレクトリ | Eclipseのインストールディレクトリを50文字以内で指定します。なお,文字列は全角,半角のどちらでもかまいません。 デフォルトの設定から変更したい場合は,[参照]ボタンから指定してください。
- 注意
- 次に示す条件のどちらかに当てはまるディレクトリは指定できません。
- ディレクトリがない。
- ディレクトリのパスがUNCで表記されている。
|
Eclipse | [Eclipse]の行を選択して[参照]ボタンからEclipse Classicのアーカイブファイルを指定します。 |
- 注
- [アーカイブファイルの指定]テーブルで指定したアーカイブファイルは,削除またはリネームしないでください。
- [次へ]ボタンをクリックします。
[セットアップの確認]ページが表示されます。
![[図データ]](figure/zu022100.gif)
[セットアップの内容]エリアにセットアップされる内容が表示されるので,設定値を確認してください。
- [実行]ボタンをクリックします。
[進行状況]ページが表示されます。
セットアップが終了すると,[セットアップの完了]ページが表示されます。
![[図データ]](figure/zu022200.gif)
- [終了]ボタンをクリックします。
[セットアップ - MyEclipseセットアップ]ダイアログが閉じます。MyEclipseがセットアップされ,デスクトップ上にMyEclipseのショートカットが生成されます。
MyEclipseセットアップ機能実行時のログを確認したい場合は,「付録B インスタントセットアップ機能実行時の情報の採取」を参照してください。
- 参考
- 処理が中断された場合の対処
- [中止]ボタンをクリックするなどによって,処理を中断した場合は,アンセットアップを実行してから再度セットアップを実行してください。アンセットアップの手順については,「5.10.1 MyEclipseのアンセットアップ」を参照してください。
- エラーによって中断された場合は,コンソールに出力されたエラーメッセージを確認してエラーを取り除いてから,アンセットアップしてください。そのあと,再度セットアップを実行してください。
- 出力されたエラーメッセージについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ メッセージ 3」の「3. KEDT(インスタントセットアップ機能で出力されるメッセージ)」を参照して対処してください。
- MyEclipseセットアップ機能の起動オプションの使用
- 注意事項ダイアログで設定した[次回からこのダイアログを表示しない]の設定を取り消して起動したい場合は,起動オプション-resetdialogを指定して,MyEclipseセットアップ機能を起動します。
- 次の起動オプションを指定して,実行してください。
<uCosminexus Service Architectのインストールディレクトリ>¥MyEclipse¥setup¥bin¥MyEclipseSetup -resetdialog |
- セットアップログの確認方法
- MyEclipseセットアップ機能を実行したときのログは,MyEclipseのセットアップログに出力されます。セットアップログの確認方法については「付録B インスタントセットアップ機能実行時の情報の採取」を参照してください。