配送受付サービスアダプタは,配送受付サービス用WSDL(DeliveryService.wsdl)を使用して定義します。配送受付サービスアダプタを定義するときに設定する値を次の表に示します。
表5-6 配送受付サービスアダプタを定義するときに設定する値
項目名 | 設定する値 | 説明 |
---|---|---|
サービス部品の種別 | Webサービス | 呼び出すサービス部品の種別に合わせて設定したサービスアダプタの種別です。このサンプルプログラムのサービス部品は,Webサービスのためサービスアダプタの種別もWebサービスを設定します。 |
サービス名 | 配送受付 | アダプタの名称を指定します。 |
WSDLファイル | DeliveryService.wsdl | WSDLには,Webサービスがどのような機能を持ち,それを利用するためにはどのような要求をすればよいのか,などを記述する方法が定義されています。配送受付サービスアダプタは,配送受付サービス用WSDL(DeliveryService.wsdl)を使用して作成します。 |
Portの指定 | Delivery | 配送受付サービスアダプタのポートを指定します。 |
サービスID | DelAdp | 配送受付サービスアダプタのIDを指定します。 |
クライアント定義ファイル | c4webcl.properties (次の内容が設定されています。「c4web.logger.log_file_prefix=DeliveryService」) | クライアント定義ファイルは,クライアント側の動作を制御するファイルで,「c4webcl.properties 」というファイル名称で利用者が作成します。 このサンプルプログラムでは,トレースファイル,およびアプリケーションログのプレフィクスとして,「DeliveryService」を設定する,クライアント定義ファイルが用意されています。 |
配送受付サービスアダプタの追加と定義手順を次に示します。