5.8 開発情報のエクスポートとインポート

作成したサンプルプログラムを実行環境で動作させるには,開発環境の情報を実行環境と共有する必要があります。

ここでは,開発情報のエクスポートとインポートの手順を説明します。

<この節の構成>
(1) エクスポート
(2) インポート

(1) エクスポート

開発情報を実行環境に渡すため,開発環境のリポジトリ情報をZIP形式のファイルとしてエクスポートし,指定したディレクトリに保存します。

手順を次に示します。

  1. MyEclipseのメニューから[ウィンドウ]-[パースペクティブを開く]-[その他]を選択します。
    [パースペクティブを開く]ダイアログが表示されます。
  2. [HCSCTE]を選択し,[OK]ボタンをクリックします。
    [HCSCTE]パースペクティブが表示されます。
  3. MyEclipseのメニューから,[HCSC-Definer]-[定義情報管理]-[全定義情報エクスポート]を選択します。
    [リポジトリエクスポート]ダイアログが表示されます。
  4. 保存するディレクトリを指定し,保存するZIPファイルのファイル名を入力します。
  5. [保存]ボタンをクリックします。
    指定したディレクトリにZIPファイルが保存されます。
    保存先のディレクトリに同じファイル名称のファイルがある場合,上書きを確認するダイアログが表示されます。上書きしてよいときは,[はい]ボタンをクリックして保存します。

(2) インポート

エクスポートした開発環境のリポジトリ情報を運用環境のリポジトリにインポートします。インポートにはcscrepctlコマンドを使用します。

cscrepctlコマンドを実行する前に,運用環境のリポジトリとして設定したディレクトリ以下のディレクトリおよびファイルを参照していないことを確認してください。

cscrepctlコマンドは次のように実行します。

cscrepctl -user admin -pass admin -import <エクスポートしたZIPファイルのファイル名>

なお,このあとは,「3.5.5 MyEclipseプロジェクトのインポート」,「3.5.6 Webプロジェクトのデプロイ」,および「3.5.7 HCSCサーバへの定義内容の配備」の手順7以降の手順に従って操作してください。