CustomFunctionサンプルプログラムでは,出力する文字列の末尾にビジネスプロセス実行時の日時を連結します。このためには,Helloビジネスプロセスのデータ変換定義を変更する必要があります。
Helloビジネスプロセスの変更手順を次に示します。
- [Helloビジネスプロセス]タブをクリックします。
Helloビジネスプロセスの開発で定義したビジネスプロセス定義画面が表示されます。
![[図データ]](figure/zs041850.gif)
- [出力文字列編集]タブをクリックします。
Helloビジネスプロセスの開発で定義したデータ変換定義画面が表示されます。
![[図データ]](figure/zs041880.gif)
- データ変換定義画面のパレットで[custom]をクリックし,キャンバスの変換元と変換先の間にクリックして配置します。
- データ変換定義画面のパレットで[マッピング]をクリックします。
- マッピング元となる[custom]をクリックします。
- マッピング先となる[concat]をクリックします。
マッピング線が設定されます。
![[図データ]](figure/zs041900.gif)
- データ変換定義画面のパレットから[選択]をクリックします。
- データ変換定義画面で[custom]をダブルクリックします。
[カスタム]ダイアログが表示されます。
- [変換ファンクション選択]ボタンをクリックします。
[変換ファンクション選択]ダイアログが表示されます。
![[図データ]](figure/zs042000.gif)
- 変換ファンクションのツリーから「currentDateTime()」を選択し,[OK]ボタンをクリックします。
[変換ファンクション選択]ダイアログが閉じ,[カスタム]ダイアログが再度表示されます。
- [OK]ボタンをクリックします。
[カスタム]ダイアログが閉じます。
- データ変換定義画面で[concat]をダブルクリックします。
[文字列連結]ダイアログが表示されます。
![[図データ]](figure/zs042100.gif)
- [入力]のいちばん下に[custom1]が追加されていることを確認し,[OK]ボタンをクリックします。
[文字列連結]ダイアログが閉じます。
- データ変換定義画面で[const]をダブルクリックします。
[定数]ダイアログが表示されます。
- [文字列]を選択して,「△and△Business△Process△」を入力します(△は半角の空白です)。
![[図データ]](figure/zs042200.gif)
- [OK]ボタンをクリックします。
[定数]ダイアログが閉じます。
- MyEclipseのメニューから[ファイル]-[保存]を選択します。
これで,Helloビジネスプロセスの変更が完了しました。
- 変更したビジネスプロセスを検証およびパッケージングします。
検証およびパッケージング方法については,「5.4.2 サービスアダプタの検証とパッケージング」を参照してください。
- 変更したビジネスプロセスを配備定義します。
配備定義方法については,「5.4.3 サービスアダプタの配備定義」を参照してください。
- 開発したCustomFunctionサンプルプログラムを実行する場合
- 次の手順に従って,HelloBusinessProcessサンプルプログラムを実行する例と同じように,サンプルプログラムを実行してください。
- 「5.8 開発情報のエクスポートとインポート」に従って,開発環境のリポジトリ情報をZIP形式のファイルとしてエクスポートしてから,運用環境のリポジトリにインポートします。
- 「3.5.5 MyEclipseプロジェクトのインポート」の手順を実施します。
- 「3.5.6 Webプロジェクトのデプロイ」の手順を実施します。
- 「3.5.7 HCSCサーバへの定義内容の配備」の手順7以降を実施します。