3.4.1 Eclipseの設定
(1) JDKの確認
Eclipse上で開発するときに使用するJDKがuCosminexus Service Architectで提供されているJDKかどうかを確認します。確認手順を次に示します。
- MyEclipseのメニューから[ウィンドウ]-[設定]を選択します。
[設定]ダイアログが表示されます。
- 左ペインで[Java]-[インストール済みのJRE]を選択します。
右ペインに[インストール済みのJRE]ページが表示されます。
![[図データ]](figure/zu023100.gif)
- [インストール済みのJRE]がuCosminexus Service Architectで提供されているJDKかどうかを確認します。
[ロケーション]に次のパスが表示されているかどうかを確認します。
<uCosminexus Service Architectのインストールディレクトリ>¥jdk |
- パスが表示されていない場合
- [追加]ボタンをクリックして,上記のパスを指定します。パスの指定後,[名前]にチェックを入れます。
- パスが表示されている場合
- [名前]にチェックが入っているかどうかを確認します。チェックが入っていない場合はチェックを入れてください。
- 特に,複数のJDKがインストールされている場合,<uCosminexus Service Architectのインストールディレクトリ>¥jdkにチェックが入っていないことがあります。チェックが入っていない場合は,チェックを入れてください。
- [OK]ボタンをクリックします。
設定が保存されます。
(2) ローカル変数情報の出力の設定
Eclipseのコンパイラの設定によって,例外発生時にJ2EEアプリケーションが持つローカル変数の情報をスタックトレースに出力できます。
ローカル変数情報をスタックトレースに出力する場合のコンパイラの設定手順を次に示します。
- MyEclipseのメニューから[ウィンドウ]-[設定]を選択します。
[設定]ダイアログが表示されます。
- 左ペインで[Java]-[コンパイラー]を選択します。
[コンパイラー]ページが表示されます。
![[図データ]](figure/zu023200.gif)
- 次の項目を指定します。
項目名 | 指定値 |
---|
JDK準拠 | コンパイラー準拠レベル | 「1.5」を選択します。 |
クラス・ファイル生成 | [生成されたクラス・ファイルに変数属性を追加(デバッガーによって使用される)]にチェックを入れます。 なお,それ以外の項目については,出力したい内容に合わせてチェックを入れてください。 |
必要に応じて,次の項目を指定してください。
項目名 | 指定値 |
---|
JDK準拠 | デフォルトの準拠設定の使用 | コンパイラに使用する設定を指定します。
- チェックを入れる
[コンパイラー準拠レベル]で指定したレベルに沿った設定が適用されます。
- チェックを入れない
次の項目を手動で指定します。 [生成された.classファイルの互換性] [ソースの互換性] [「assert」と呼ばれる識別子を許可しない] [「enum」と呼ばれる識別子を許可しない]
|
- [適用]ボタンまたは[OK]ボタンをクリックします。
設定が保存されます。