5.3 システム構成定義のエクスポートとインポート

uCosminexus Service ArchitectのHCSC簡易セットアップ機能を利用して構築した実行環境のシステム構成定義を開発環境で使用します。

ここでは,システム構成定義のエクスポートとインポートの手順を説明します。

<この節の構成>
(1) エクスポート
(2) インポート

(1) エクスポート

実行環境のシステム構成定義は,運用環境のリポジトリに格納されています。実行環境のシステム構成定義を開発環境で使用するために,運用環境でcscrepctlコマンドを使用してリポジトリ情報をZIP形式のファイルとしてエクスポートします。

cscrepctlコマンドは次のように実行します。

cscrepctl -user admin -pass admin -export <ファイル名>.zip

エクスポートしたZIPファイルはカレントディレクトリに出力されます。

(2) インポート

エクスポートした運用環境のリポジトリ情報の中から,システム構成定義だけを開発環境のリポジトリにインポートします。

手順を次に示します。

  1. MyEclipseのメニューから,[HCSC-Definer]-[定義情報管理]-[全定義情報インポート]を選択します。
    インポートを確認するダイアログが表示されます。
  2. [はい]ボタンをクリックします。
    リポジトリ情報のZIPファイルを選択する[リポジトリインポート]ダイアログが表示されます。
  3. 読み込むZIPファイルを指定します。
  4. [開く]ボタンをクリックします。
    インポート対象の定義情報を選択する[リポジトリインポート]ダイアログが表示されます。

    [図データ]

  5. [システム構成定義]のチェックボックスにチェックします。
  6. [OK]ボタンをクリックします。
    開発環境のリポジトリとして指定されているディレクトリにシステム構成定義が読み込まれます。