テスト環境を構築するには,HCSC簡易セットアップ機能を使います。テスト環境の構築方法を次に示します。
- Eclipseを起動している場合は,Eclipseを終了します。
- 次に示すHCSC簡易セットアップ機能の起動コマンドが格納されているディレクトリのパスを環境変数PATHに追加します。
<uCosminexus Service Architectのインストールディレクトリ>¥CSC¥bin |
- コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します。
HCSC簡易セットアップの画面の[メイン]ページが表示されます。
サンプルプログラムでは,[メイン]ページに表示された設定項目はデフォルトのまま使用します。
![[図データ]](figure/zs020100.gif)
- [サーバ名称]タブをクリックします。
[サーバ名称]ページが表示されます。
- [V7互換名称]をクリックします。
論理サーバおよびHCSCサーバの名称が次のように変更されます。
- [V7互換名称]ラジオボタン
- 論理J2EEサーバ名称=MyServer
- 論理PRF名称=MyPRF
- クラスタ名称=MyUnit
- HCSCサーバ名称=MyCSC
- Manager名称=MyMNG
![[図データ]](figure/zs020200.gif)
- [セットアップ]ボタンをクリックします。
テスト環境のセットアップが開始されます。セットアップの状況は,HCSC簡易セットアップ画面のコンソールに表示されます。コンソールに「HCSC簡易セットアップ機能のセットアップを終了します」と表示されたら,テスト環境のセットアップは正常に終了です。
- 注意
- コンソールにエラーが表示され,テスト環境のセットアップが異常終了した場合,再セットアップする必要があります。異常終了したときに,HCSC簡易セットアップ画面の[セットアップ]ボタンが活性か,非活性かによって,再セットアップの手順が異なります。
- ・[セットアップ]ボタンが活性の場合
- [セットアップ]ボタンをクリックして,もう一度セットアップしてください。
- ・[セットアップ]ボタンが非活性の場合
- [アンセットアップ]ボタンをクリックして,アンセットアップします。そのあとで,もう一度セットアップしてください。
- HCSC簡易セットアップ画面のメニューから[操作]-[終了]を選択し,HCSC簡易セットアップ画面を閉じます。