サービスリクエスタからサービスアダプタを呼び出すHelloServiceAdapterサンプルプログラムを使って,サービスアダプタを定義してみましょう。
サービスアダプタは,呼び出すサービス部品に合わせて定義します。HelloServiceAdapterサンプルプログラムでサービスアダプタを定義するときに設定する値を次の表に示します。
表5-1 HelloServiceAdapterサンプルプログラムでサービスアダプタを定義するときに設定する値
項目名 | 設定する値 | 説明 |
---|---|---|
サービス部品の種別 | Webサービス | 呼び出すサービス部品の種別に合わせてサービスアダプタの種別を指定します。このサンプルプログラムのサービス部品の種別はWebサービスであるため,「Webサービス」と指定します。 |
サービス名 | Helloサービスアダプタ | 定義するサービスアダプタの名称を指定します。 |
WSDLファイル | HelloService.wsdl | 使用するWSDLファイルを指定します。 Helloサービスアダプタでは,「HelloService.wsdl(Helloサービス用WSDL)」を使用します。 |
Portの指定 | Hello | Helloサービスアダプタのポートを指定します。 |
サービスID | HelAdp | HelloサービスアダプタのIDを指定します。 |
クライアント定義ファイル | c4webcl.properties | クライアント定義ファイルを指定します。 クライアント定義ファイルは,クライアント側の動作を制御するファイルです。ファイル名は「c4webcl.properties」で固定です。 このサンプルプログラムのクライアント定義ファイルには,次の内容が設定されています。 c4web.logger.log_file_prefix=HelloService これは,トレースファイル,およびアプリケーションログのプレフィクスとして「HelloService」を設定するという処理です。 |