Cosminexus ビジネスプロセス管理/エンタープライズサービスバス V8 サービスプラットフォーム サンプルプログラムガイド
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CustomFunctionサンプルプログラムでは,サービスアダプタを介してサービスを呼び出す際に英字データを大文字に変換します。このためには,Helloサービスアダプタの定義を変更して,データ変換を定義する必要があります。
Helloサービスアダプタの変更手順を次に示します。
- MyEclipseのメニューから[ウィンドウ]−[設定]を選択します。
[設定]ダイアログが表示されます。
- 左ペインで[HCSC-Definer]−[データ変換]を選択します。
データ変換定義画面の設定項目が表示されます。
![[図データ]](FIGURE/ZS041100.GIF)
- [カスタムファンクション]タブをクリックします。
[設定]ダイアログの[カスタムファンクション]タブが表示されます。
![[図データ]](FIGURE/ZS041150.GIF)
- [参照]ボタンをクリックします。
ファイルの選択画面が表示されます。
- 「5.9.2(1) 変換ファンクション定義ファイルの作成」で作成した変換ファンクション定義ファイルを選択し,[OK]ボタンをクリックします。
変換ファンクション定義ファイルが選択されます。
![[図データ]](FIGURE/ZS041200.GIF)
- [OK]ボタンをクリックします。
変換ファンクション定義ファイルが登録されます。
- [Helloサービスアダプタ]タブをクリックします。
Helloサービスアダプタの開発で定義したサービスアダプタ定義(基本)画面が表示されます。
![[図データ]](FIGURE/ZS041250.GIF)
- [要求電文]−[標準]の[使う]チェックボックスにチェックを入れ,[フォーマットID],[電文フォーマット],および[データ変換定義]に次の値を設定します。
![[図データ]](FIGURE/ZS041300.GIF)
| 項番 |
項目 |
設定値 |
| 1 |
フォーマットID |
hello01 |
| 2 |
電文フォーマット |
<uCosminexus Service Architectのインストールディレクトリ>\CSCTE\Samples\CustomFunctions\CustomFunction\Schema\HelloService.xsd |
| 3 |
データ変換定義 |
TRANSFORM |
- [編集]ボタンをクリックします。
[ルート要素選択]ダイアログが表示されます。
- [変換元]および[変換先]のルート要素として,ドロップダウンリストから次を選択します。
- [変換元]のスキーマ論理名「HelloService.xsd」のルート要素:hls:getHelloString
- [変換先]のスキーマ論理名「cscformat1.xsd」のルート要素:hls:getHelloString
![[図データ]](FIGURE/ZS041400.GIF)
- [OK]ボタンをクリックします。
データ変換定義画面が表示されます。
![[図データ]](FIGURE/ZS041500.GIF)
- データ変換定義画面のパレットで[custom]をクリックし,キャンバスの変換元と変換先の間にクリックして配置します。
- データ変換定義画面のパレットで[const]をクリックし,キャンバスの変換元と変換先の間にクリックして配置します。
- データ変換定義画面のパレットで[マッピング]をクリックします。
- マッピング元となる変換元ノードのノードアダプタをクリックします。
- マッピング先となる[custom]をクリックします。
マッピング線が設定されます。
- 操作14.〜操作16.と同様の操作で,[custom]から変換先ノードのノードアダプタにマッピング線を設定します。
- 操作14.〜操作16.と同様の操作で,[const]から[custom]にマッピング線を設定します。
![[図データ]](FIGURE/ZS041600.GIF)
- データ変換定義画面のパレットで[選択]をクリックします。
- データ変換定義画面で[const]をダブルクリックします。
[定数]ダイアログが表示されます。
- [文字列]を選択して,「upper」を入力します。
![[図データ]](FIGURE/ZS041650.GIF)
- [OK]ボタンをクリックします。
[定数]ダイアログが閉じます。
- データ変換定義画面で[custom]をダブルクリックします。
[カスタム]ダイアログが表示されます。
- [変換ファンクション選択]ボタンをクリックします。
[変換ファンクション選択]ダイアログが表示されます。
![[図データ]](FIGURE/ZS041700.GIF)
- 変換ファンクションのツリーから「changeCase(text,flag)」を選択し,[OK]ボタンをクリックします。
[変換ファンクション選択]ダイアログが閉じ,[カスタム]ダイアログが再度表示されます。
![[図データ]](FIGURE/ZS041800.GIF)
- [引数名]と[入力値]が次のように定義されていることを確認します。
[引数名]と[入力値]の組み合わせが異なる場合は,[入力値を上へ]ボタンまたは[入力値を下へ]ボタンで正しい組み合わせにしてください。
| 項番 |
引数名 |
入力値 |
| 1 |
text |
/hls:getHelloString/hls:InputString |
| 2 |
flag |
'upper' |
- [OK]ボタンをクリックします。
[カスタム]ダイアログが閉じます。
- MyEclipseのメニューから[ファイル]−[保存]を選択します。
これで,Helloサービスアダプタの変更が完了しました。
- 変更したサービスアダプタを検証およびパッケージングします。
検証およびパッケージング方法については,「5.4.2 サービスアダプタの検証とパッケージング」を参照してください。
- 変更したサービスアダプタを配備定義します。
配備定義方法については,「5.4.3 サービスアダプタの配備定義」を参照してください。
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