MyEclipseでは，プロジェクト作成時にビルドパスが設定されます。J2EE 1.4ライブラリには次に示すCosminexusのライブラリーパスが設定されます。

 
C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus\CC\client\lib\j2ee-javax.jar
C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus\jaxp\lib\csmjaxp.jar
C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus\jaxp\lib\csmjaxb.jar
C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus\jaxp\lib\csmstax.jar
C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus\jaxws\lib\cjjaxws.jar
 

Cosminexusのライブラリーパスの「C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus」は，uCosminexus Service Architectのデフォルトのインストールディレクトリです。uCosminexus Service Architectのインストール時にインストールディレクトリを変更している場合は，Cosminexusのライブラリーパスを変更する必要があります。

また，サンプルプログラムのサービスリクエスタでは，通信基盤としてSOAP通信基盤を使用しています。プロジェクト作成時には，JAX-WSエンジンのライブラリーパスが設定されているため，JAX-WSエンジンのライブラリーパスを削除したあとSOAP通信基盤のライブラリーパスを追加する必要があります。

JAX-WSエンジンのライブラリーパスを削除する手順，およびSOAP通信基盤のライブラリーパスを追加する手順を次に示します。

(a)　JAX-WSエンジンのライブラリーパスの削除

1. MyEclipseのメニューから［ウィンドウ］−［設定］を選択します。
   ［設定］ダイアログが表示されます。
   

   

2. 左ペインのツリービューから［MyEclipse］−［Java エンタープライズ・プロジェクト］−［ライブラリー・セット］を選択します。
   右ペインに［ライブラリー・セット］ページが表示されます。
   
3. ［J2EE 1.4］タブを選択します。
   現在設定されているライブラリーパスが表示されます。
   
4. 「cjjaxws.jar」を選択し，［除去］ボタンをクリックします。
   JAX-WSエンジンのライブラリーパス「cjjaxws.jar」が削除されます。
   
5. 表示されているライブラリーパスとuCosminexus Service Architectのインストールディレクトリが一致しているかどうか確認します。
   

   

ライブラリーパスが一致していない場合

表示されているライブラリーパスとuCosminexus Service Architectのインストールディレクトリが一致していない場合は，表示されているライブラリーパスをすべて除去したあと，次に示すCosminexusのライブラリーパスを再設定してください。

• C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus\CC\client\lib\j2ee-javax.jar
• C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus\jaxp\lib\csmjaxp.jar
• C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus\jaxp\lib\csmjaxb.jar
• C:\Program Files\Hitachi\Cosminexus\jaxp\lib\csmstax.jar

ライブラリーパスを除去する手順は操作4.と同じです。ライブラリーパスを再設定する手順は，「(b)　SOAP通信基盤のライブラリーパスの追加」の操作1.〜2.と同じです。

(b)　SOAP通信基盤のライブラリーパスの追加

1. ［ライブラリー・セット］ページの［J2EE 1.4］タブで［JAR/ZIPの追加］ボタンをクリックします。
   ［JARファイルの参照］ダイアログが表示されます。
   

   

2. <uCosminexus Service Architectのインストールディレクトリ>\c4web\lib\hitjaxrpc.jarを選択し，［開く］ボタンをクリックします。
   「hitjaxrpc.jar」が追加されます。
   
3. 操作1.〜2.と同様の操作で，「hitc4web.jar」を追加します。
   

   

4. ［OK］ボタンをクリックします。
5. MyEclipseを再起動します。

MyEclipseから操作するJ2EEサーバを選択します。ここで選択したJ2EEサーバに対して，MyEclipseから起動および停止をしたり，J2EEアプリケーションをデプロイしたりします。

設定手順を次に示します。

1. MyEclipseのメニューから，［ウィンドウ］−［設定］を選択します。
   ［設定］ダイアログが表示されます。
   
2. 左ペインのツリービューで［MyEclipse］−［サーバー］−［Cosminexus］を選択します。
   ［Cosminexus］ページが表示されます。
   
3. ［Cosminexus］ページの［Cosminexus サーバー］ツリービューで［localhost］の［＋］をクリックします。
   ログイン画面が表示されます。
   
4. ［管理ユーザーID］に「admin」を，［パスワード］に「admin」を入力し，［OK］ボタンをクリックします。
   Management Serverリモート管理機能に接続します。［Cosminexus サーバー］ツリービューにlocalhostの運用管理ドメインが表示されます。
   
5. ［Cosminexus サーバー］ツリービューで，使用するJ2EEサーバ（MyServer）のチェックボックスにチェックを入れます。
   

   

6. ［適用］ボタンまたは［OK］ボタンをクリックします。
   設定が保存されます。