cscfscls共通フォルダの参照

形式

cscfscls [-h]
        -user <ログインユーザID>
        -pass <ログインパスワード>
        {-csc <HCSCサーバ名>|-cluster <クラスタ名>}
        {-folder <共通フォルダ定義名>|-all}
        [-t <開始日時>|-d <日数>]

機能

共通フォルダ内のファイルを参照します。

ログインユーザIDなどの必須オプションは,HCSC-Managerコマンド共通定義ファイルにデフォルト値を設定することで,このコマンドでの指定を省略できます。

共通フォルダ以下に,ユーザが作成したファイルおよびディレクトリが存在する場合は,ファイルだけが表示されます。

引数

-h

コマンドの使用方法が表示されます。このオプションを指定している場合は,ほかのオプションを指定しても無視されます。

-user <ログインユーザID> ~<半角英数字およびアンダーライン(_)> ((1-16文字))

HCSC-Managerログイン時に使用するユーザIDを指定します。大文字と小文字は区別されます。

-pass <ログインパスワード> ~<半角英数字およびアンダーライン(_)> ((1-16文字))

HCSC-Managerログイン時に使用するパスワードを指定します。大文字と小文字は区別されます。

-csc <HCSCサーバ名> ~<半角英数字およびアンダーライン(_)> ((1-8文字))

HCSCサーバ名を指定します。大文字と小文字は区別されます。

-cluster <クラスタ名> ~<半角英数字およびアンダーライン(_)> ((1-8文字))

クラスタ名を指定します。大文字と小文字は区別されます。

-folder <共通フォルダ定義名> ~<半角英数字およびアンダーライン(_)> ((1-64文字))

共通フォルダ定義名を指定します。大文字と小文字は区別されます。

-all

すべての共通フォルダを対象とします。

-t <開始日時>

指定した日時より以前の共通フォルダ内のファイルを参照します。なお,指定できる日時の形式は次の形式です。また,存在する日時を指定してください。

-d <日数> ~<整数> ((0-365))

指定した日数より以前の共通フォルダ内のファイルを参照します。日数を日単位で指定してください。0を指定した場合,すべての共通フォルダ内のファイルを参照します。

出力形式

HCSCServerName CommonFolderName FileSize LastModifiedTime FileName

<HCSCサーバ名> <共通フォルダ定義名> <ファイルサイズ> <ファイルの最終更新時刻> <ファイル名>

<HCSCサーバ名> <共通フォルダ定義名> <ファイルサイズ> <ファイルの最終更新時刻> <ファイル名>

説明

表示項目説明
HCSCServerNameHCSCサーバ名を示します。
CommonFolderName共通フォルダ定義名を示します。
FileSizeファイルサイズ(バイト)を示します。
LastModifiedTimeファイルの最終更新時刻(YYYY/MM/DD hh:mm:ss)を示します。
FileNameファイル名を示します。ファイル名が200バイトを超える場合は,先頭から200バイトまでを表示します。

出力例を次に示します。

HCSCServerName CommonFolderName FileSize LastModifiedTime    FileName
HCSC           FOLDER1          1024     2010/04/26 14:26:39 ftpcommon.txt2010_04_26_14_26_39_111
HCSC           FOLDER2          1050     2010/04/26 14:26:40 ftp.txt2010_04_26_14_26_39_222
HCSC           FOLDER3          1020     2010/04/26 14:26:50 ftp.txt2010_04_26_14_26_39_333

戻り値

戻り値意味
0正常終了しました。
1コマンドが異常終了しました。
2通信タイムアウトが発生しました。
3排他エラーが発生しました。
9実行権限のチェックエラーが発生しました。