1.5.3 値の設定ダイアログ

値の設定ダイアログは,メッセージ型の変数の場合とメッセージ型以外の変数の場合とで,表示される内容が異なります。

<この項の構成>
(1) 値の設定ダイアログ(メッセージ型の変数の場合)
(2) 値の設定ダイアログ(メッセージ型以外の変数の場合)

(1) 値の設定ダイアログ(メッセージ型の変数の場合)

メッセージ型の変数の値を更新するときに使用するダイアログです。

変数ビューからXML,non-XML,anyの変数を右クリックし,[値の変更]を選択した場合に表示されます。

図1-90 値の設定ダイアログ(メッセージ型の変数の場合)

[図データ]

変数の型がXMLの場合に,入力フィールドに変数の値を入力します。バイナリ型(non-XML),any型の変数の値は入力できません。

変数の値に空文字(0x00)は使用できません。メッセージ型の変数を更新すると,XMLの文字コードは必ずUTF-8になります(UTF-8以外の文字コードを指定してもUTF-8に変換されます)。

[読み込み]ボタン
ファイルを設定するダイアログが表示されます。
[保存]ボタン
ファイルを保存するダイアログが表示されます。
[OK]ボタン
入力した内容を有効にして,ダイアログを閉じます。
[キャンセル]ボタン
設定した内容を無効にして,ダイアログを閉じます。

(2) 値の設定ダイアログ(メッセージ型以外の変数の場合)

XML,non-XML,any以外の変数の値を更新するときに使用するダイアログです。

変数ビューからXML,non-XML,any以外の変数を右クリックし,[値の変更]を選択した場合に表示されます。

図1-91 値の設定ダイアログ(メッセージ型以外の変数の場合)

[図データ]

入力フィールドに変数の値を入力します。変数の型ごとに入力できる値の範囲を次の表に示します。

表1-11 変数の型ごとに入力できる値の範囲

変数の型値の範囲
numeric型java.lang.DoubleのvalueOf(java.lang.String)メソッドで解釈できる値(例:+1,3.14,1e-2d)
boolean型trueまたはfalse
string型任意の文字列(例:15インチLCDディスプレイ)
[OK]ボタン
入力した内容を有効にして,ダイアログを閉じます。
[キャンセル]ボタン
設定した内容を無効にして,ダイアログを閉じます。