1.6.8 要素名検索ダイアログ

要素名検索ダイアログでは,要素名を部分一致で検索して,検索結果のパスを一覧表示します。要素名検索ダイアログを表示したままマッピング定義を編集することもできます。

要素名検索ダイアログは,データ変換定義画面のツリービューアの適当な場所で右クリックして,[要素名検索]を選択した場合に表示されます。

要素名検索ダイアログを次に示します。

図1-99 要素名検索ダイアログ

[図データ]

<この項の構成>
(1) 表示項目
(2) このダイアログでできる内容

(1) 表示項目

[検索]
検索文字列を指定します。[検索]ボタンをクリックすると,検索文字列を含むノードを検索できます。
検索対象となるノードは次のとおりです。
  • 論理名
  • 複合内容要素
  • 単純内容要素
  • 属性
  • any要素
  • anyAttribute属性
  • #(sequence), #(choice)
  • #anonymous
検索に関しては次の点に注意してください。
  • 検索文字列の大文字と小文字は区別されません。
  • 正規表現での検索はできません。
  • ノードのパス全体ではなく,末端の要素名だけを検索対象とします。
検索結果は,[検索結果一覧]にノードのパスが一覧表示されます。
[検索]ボタン
[検索]に指定した検索文字列を含むノードを検索できます。検索結果は[検索結果一覧]に表示されます。
[検索対象]
検索対象として,[変換元ノード]または[変換先ノード]を選択します。
[検索結果一覧]
検索結果のノードのパスが,画面上のノード表示順に従って一覧表示されます。表示されたパスを選択すると,ノードが次のように選択されます。
  • [検索対象]が変換元ノードの場合は,変換元スキーマツリービューア上の該当するノードが選択状態になります。
  • [検索対象]が変換先ノードの場合は,変換先スキーマツリービューア上の該当するノードが選択状態になります。
[検索要素数]
検索結果の個数が表示されます。
なお,この項目は,[検索]ボタンをクリックして検索を実行したあとに,[検索結果一覧]の下に表示されます。
[閉じる]ボタン
要素名検索ダイアログを閉じます。

(2) このダイアログでできる内容

要素名検索ダイアログでは,要素名を部分一致で検索できます。変換元ノードや変換先ノードの数が多い場合に,使用したいノードを簡単に探し出せます。