サービス情報変更定義ファイル

形式

各サービスに対応する情報が,キーの昇順でソートされて出力されます。

(1)Webサービス(SOAP1.1モード)用サービスアダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_read_timeout=読み込みタイムアウト値
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_connect_timeout=接続タイムアウト値
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_write_timeout=書き込みタイムアウト値
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.proxy_host=プロキシサーバのホスト名
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.non_proxy_hosts=プロキシサーバを使用しないホスト名
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.proxy_port=プロキシサーバのポート番号
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.proxy_user=プロキシサーバのユーザ
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.proxy_password=プロキシサーバのパスワード
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.common.prf_trace_level=性能解析トレース出力オプション
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.common.receive_max_soap_envelope_size=受信SOAPEnvelopeの最大バイト数
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.common.send_max_soap_envelope_size=送信SOAPEnvelopeの最大バイト数
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_use={true|false}
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_id=ベーシック認証のユーザ
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_pass=ベーシック認証のパスワード
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.app_maintainsession={true|false}

(2)Webサービス(SOAP1.1/1.2併用モード)用サービスアダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.request.timeout=読み込みタイムアウト値
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.connect.timeout=接続タイムアウト値
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.session.maintain={true | false}
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_use={true|false}
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_id=ベーシック認証のユーザ
<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_pass=ベーシック認証のパスワード

(3)SessionBean用サービスアダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL
<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.lookup_name=ルックアップ名
<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.c4web.application.ejb_timeout=呼び出しタイムアウト値
<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.c4web.common.prf_trace_level=性能解析トレース出力オプション

(4)MDB(WS-R)用サービスアダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.queue_name=サービスアダプタがメッセージを送信するキュー名
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.local_call={true|false}
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.url=転送先のキュー間転送用WebアプリケーションのURL
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.max_message_num=転送キューが保持できるメッセージの最大数
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.qos_in_order={true|false}
<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.rdarea_name=転送キュー作成先RDエリア名

(5)MDB(DBキュー)用サービスアダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_DBQ.queue_name=サービス部品に関連づけられているキュー名

機能

サービスアダプタのサービス情報の変更を設定します。

ファイルの格納先

cscsvcctlコマンドの-getfileオプションに指定したパスに格納されます。

設定できるパラメタ

(1)Webサービス(SOAP1.1モード)用サービスアダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL

サービス部品の呼び出しに使用するURLを指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_read_timeout=読み込みタイムアウト値

サービスアダプタのソケットの読み込みタイムアウト値(単位:秒)を指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.socket_read_timeout」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_connect_timeout=接続タイムアウト値

サービスアダプタのソケットの接続タイムアウト値(単位:秒)を指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.socket_connect_timeout」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.socket_write_timeout=書き込みタイムアウト値

サービスアダプタのソケットの書き込みタイムアウト値(単位:秒)を指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.socket_write_timeout」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.proxy_host=プロキシサーバのホスト名

プロキシサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.proxy_host」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.non_proxy_hosts=プロキシサーバを使用しないホスト名

プロキシサーバを使用しない場合のホスト名またはIPアドレス群を指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.non_proxy_hosts」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.proxy_port=プロキシサーバのポート番号

プロキシサーバのポート番号を指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.proxy_port」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.proxy_user=プロキシサーバのユーザ

プロキシサーバの認証ユーザIDを指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.proxy_user」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.proxy_password=プロキシサーバのパスワード

プロキシサーバの認証ユーザIDに対応するパスワードを指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.proxy_password」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.common.prf_trace_level=性能解析トレース出力オプション

性能解析トレースの出力オプションを指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.common.prf_trace_level」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.common.receive_max_soap_envelope_size=受信SOAPEnvelopeの最大バイト数

受信できるSOAPエンベロープの最大バイト数を指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.common.receive_max_soap_envelope_size」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.common.send_max_soap_envelope_size=送信SOAPEnvelopeの最大バイト数

送信できるSOAPエンベロープの最大バイト数を指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.common.send_max_soap_envelope_size」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_use={true|false}

サービスアダプタがベーシック認証を使用するかどうかを指定します。ベーシック認証を設定する場合は,ベーシック認証を使用する,使用しないにかかわらず必ず指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_id=ベーシック認証のユーザ ~<半角英数字,半角記号(ASCIIコードの「0x21」~「0x7E」),および半角スペース(ASCIIコードの「0x20」)>((1文字以上))

ベーシック認証のユーザIDを指定します。ベーシック認証を設定する場合は,ベーシック認証を使用する,使用しないにかかわらず必ず指定します。

値の先頭に半角スペース(ASCIIコードの「0x20」)を指定する場合は,半角スペースの前に「¥」と指定してください。また,値に「¥」を指定する場合は,「¥¥」と指定してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_pass=ベーシック認証のパスワード ~<半角英数字,半角記号(ASCIIコードの「0x21」~「0x7E」),および半角スペース(ASCIIコードの「0x20」)>((1~40文字))

ベーシック認証のパスワードを指定します。ベーシック認証を設定する場合は,ベーシック認証を使用する,使用しないにかかわらず必ず指定します。

値の先頭に半角スペース(ASCIIコードの「0x20」)を指定する場合は,半角スペースの前に「¥」と指定してください。また,値に「¥」を指定する場合は,「¥¥」と指定してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.c4web.application.app_maintainsession={true|false}

HTTPセッションの維持の有無を指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.application.app_maintainsession」の説明を参照してください。

(2)Webサービス(SOAP1.1/1.2併用モード)用サービスアダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL

サービス部品の呼び出しに使用するURLを指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.request.timeout=読み込みタイムアウト値

サービスアダプタのソケットの読み込みタイムアウト値(単位:秒)を指定します。指定する値については,「クライアント定義ファイル」の設定項目の「com.cosminexus.csc.request.timeout」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.connect.timeout=接続タイムアウト値

サービスアダプタのソケットの接続タイムアウト値(単位:秒)を指定します。指定する値については,「クライアント定義ファイル」の設定項目の「com.cosminexus.csc.connect.timeout」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.com.cosminexus.csc.session.maintain={true | false}

HTTPセッションの維持の有無を指定します。指定する値については,「クライアント定義ファイル」の設定項目の「com.cosminexus.csc.session.maintain」の説明を参照してください。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_use={true|false}

サービスアダプタ定義でのベーシック認証の使用可否チェックを指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_id=ベーシック認証のユーザ

サービスアダプタ定義でのベーシック認証のユーザ名を指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.WebService.basic_authentication_pass=ベーシック認証のパスワード

サービスアダプタ定義でのベーシック認証のパスワードを指定します。

(3)SessionBean用サービスアダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.url=サービス部品の呼び出しに使用するURL

サービス部品の呼び出しに使用するURLを指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.lookup_name=ルックアップ名

サービス部品の呼び出しに使用するルックアップ名を指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.c4web.application.ejb_timeout=呼び出しタイムアウト値

サービス部品の呼び出しタイムアウト値(単位:秒)を指定します。0~86,400の値を指定します。0を指定した場合はタイムアウトしません。

<クラスタ名>.<サービスID>.SessionBean.c4web.common.prf_trace_level=性能解析トレース出力オプション

性能解析トレースの出力オプションを指定します。指定する値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ SOAPアプリケーション開発の手引」の「10.3 クライアント定義ファイルの設定」の「c4web.common.prf_trace_level」の説明を参照してください。

(4)MDB(WS-R)用サービスアダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.queue_name=サービスアダプタがメッセージを送信するキュー名

サービスアダプタがメッセージを送信するキュー名を指定します。

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.local_call={true|false}

サービスアダプタがローカルホスト,またはリモートホストのどちらのサービス部品に接続するかを指定します。

サービス情報変更定義ファイルで設定するパラメタに,すべて正しい値を指定している場合だけ,local_callの値をtrueからfalseへ変更できます。なお,local_callの値は,falseからtrueへ変更しないでください。

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.url=転送先のキュー間転送用WebアプリケーションのURL

サービスアダプタが使用する転送キューのメッセージ転送先を指定します。メッセージ転送先には,転送先のキュー間転送用WebアプリケーションのURLを指定します。local_callパラメタがfalseの場合だけ有効になります。

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.max_message_num=転送キューが保持できるメッセージの最大数 ~<数字>((1-65535))

サービスアダプタが使用する転送キューが保持できるメッセージの最大数を指定します。local_callパラメタがfalseの場合だけ有効になります。

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.qos_in_order={true|false}

サービスアダプタが使用する転送キューがメッセージを正しい順序で転送することを保証するかどうかを指定します。local_callパラメタがfalseの場合だけ有効になります。

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_WSR.rdarea_name=転送キュー作成先RDエリア名 ~<半角英数字,アンダーライン(_)および半角スペース( )>((30バイト以内))

サービスアダプタが使用する転送キューの作成先のRDエリア名を指定します。local_callパラメタがfalseの場合だけ有効になります。なお,ALLは指定しないでください。

(5)MDB(DBキュー)用サービスアダプタのサービス情報

<クラスタ名>.<サービスID>.MDB_DBQ.queue_name=サービス部品に関連づけられているキュー名

サービス部品に関連づけられているキュー名を指定します。

使用方法

注意事項