FTP実行許可リスト定義ファイル

形式

[urecp-ftp.permission.allow=実行を許可するユーザ名]
[urecp-ftp.permission.deny=実行を許可しないユーザ名]

機能

FTP受付に関連づけられたビジネスプロセスの実行を許可,または許可しないユーザを設定します。

FTP実行許可リスト定義ファイルは,任意のパスに任意のファイル名で格納できます。ただし,FTP実行許可リスト定義ファイルの絶対パスが,FTP受付コンフィグファイルのurecp-ftp.permission-def.filepathプロパティで指定されている必要があります。

設定できるプロパティ

urecp-ftp.permission.allow=実行を許可するユーザ名 ~<文字列または半角アスタリスク(*)><<*>>

FTP受付に関連づけられたビジネスプロセスの実行を許可するユーザのユーザ名を指定します。

複数のユーザを指定する場合は,「ユーザ名,ユーザ名,…」のように半角コンマ(,)区切りで指定します。半角コンマ前後の半角スペースやタブ文字は無視されます。

また,空のユーザ名(長さ0のユーザ名)も無視されます。次のように指定した場合は,空文字を無視してFTP受付が正常に起動します。

urecp-ftp.permission.allow = <ユーザ名1>,
urecp-ftp.permission.allow = <ユーザ名1>,△
urecp-ftp.permission.allow = <ユーザ名1>,△,<ユーザ名2>
urecp-ftp.permission.allow = <ユーザ名1>,,,,,,,,,,<ユーザ名2>
urecp-ftp.permission.allow = ,<タブ文字><ユーザ名1><タブ文字>,<タブ文字><タブ文字>

(凡例)△:半角スペース


半角アスタリスク(*)だけを指定した場合,すべてのユーザに実行が許可されます。なお,次に示す形式のユーザ名を指定する場合は,前後をタブ文字で囲んでください。

このプロパティを省略した場合,半角アスタリスク(*)が設定されます。

注意
urecp-ftp.permission.denyプロパティ(実行を許可しないユーザ名)で指定されたユーザは,FTP受付に関連づけられたビジネスプロセスの実行は許可されません。

urecp-ftp.permission.deny=実行を許可しないユーザ名 ~<文字列または半角アスタリスク(*)>

FTP受付に関連づけられたビジネスプロセスの実行を許可しないユーザのユーザ名を指定します。

複数のユーザを指定する場合は,「ユーザ名,ユーザ名,…」のように半角コンマ(,)区切りで指定します。半角コンマ前後の半角スペースやタブ文字は無視されます。

また,空のユーザ名(長さ0のユーザ名)も無視されます。次のように指定した場合は,空文字を無視してFTP受付が正常に起動します。

urecp-ftp.permission.deny = <ユーザ名1>,
urecp-ftp.permission.deny = <ユーザ名1>,△
urecp-ftp.permission.deny = <ユーザ名1>,△,<ユーザ名2>
urecp-ftp.permission.deny = <ユーザ名1>,,,,,,,,,,<ユーザ名2>
urecp-ftp.permission.deny = ,<タブ文字><ユーザ名1><タブ文字>,<タブ文字><タブ文字>

(凡例)△:半角スペース


なお,次に示す形式のユーザ名を指定する場合は,前後をタブ文字で囲んでください。

記述例

記述例を次に示します。