Cosminexus ビジネスプロセス管理/エンタープライズサービスバス V8 サービスプラットフォーム リファレンス
形式
cscfscls [-h]
-user <ログインユーザID>
-pass <ログインパスワード>
{-csc <HCSCサーバ名>|-cluster <クラスタ名>}
{-folder <共通フォルダ定義名>|-all}
[-t <開始日時>|-d <日数>]
機能
共通フォルダ内のファイルを参照します。
ログインユーザIDなどの必須オプションは,HCSC-Managerコマンド共通定義ファイルにデフォルト値を設定することで,このコマンドでの指定を省略できます。
共通フォルダ以下に,ユーザが作成したファイルおよびディレクトリが存在する場合は,ファイルだけが表示されます。
引数
-h
コマンドの使用方法が表示されます。このオプションを指定している場合は,ほかのオプションを指定しても無視されます。
-user <ログインユーザID> 〜<半角英数字およびアンダーライン(_)> ((1−16文字))
HCSC-Managerログイン時に使用するユーザIDを指定します。大文字と小文字は区別されます。
-pass <ログインパスワード> 〜<半角英数字およびアンダーライン(_)> ((1−16文字))
HCSC-Managerログイン時に使用するパスワードを指定します。大文字と小文字は区別されます。
-csc <HCSCサーバ名> 〜<半角英数字およびアンダーライン(_)> ((1−8文字))
HCSCサーバ名を指定します。大文字と小文字は区別されます。
-cluster <クラスタ名> 〜<半角英数字およびアンダーライン(_)> ((1−8文字))
クラスタ名を指定します。大文字と小文字は区別されます。
-folder <共通フォルダ定義名> 〜<半角英数字およびアンダーライン(_)> ((1−64文字))
共通フォルダ定義名を指定します。大文字と小文字は区別されます。
-all
すべての共通フォルダを対象とします。
-t <開始日時>
指定した日時より以前の共通フォルダ内のファイルを参照します。なお,指定できる日時の形式は次の形式です。また,存在する日時を指定してください。
-d <日数> 〜<整数> ((0−365))
指定した日数より以前の共通フォルダ内のファイルを参照します。日数を日単位で指定してください。0を指定した場合,すべての共通フォルダ内のファイルを参照します。
出力形式
HCSCServerName CommonFolderName FileSize LastModifiedTime FileName
<HCSCサーバ名> <共通フォルダ定義名> <ファイルサイズ> <ファイルの最終更新時刻> <ファイル名>
<HCSCサーバ名> <共通フォルダ定義名> <ファイルサイズ> <ファイルの最終更新時刻> <ファイル名>
説明
| 表示項目 | 説明 |
|---|---|
| HCSCServerName | HCSCサーバ名を示します。 |
| CommonFolderName | 共通フォルダ定義名を示します。 |
| FileSize | ファイルサイズ(バイト)を示します。 |
| LastModifiedTime | ファイルの最終更新時刻(YYYY/MM/DD hh:mm:ss)を示します。 |
| FileName | ファイル名を示します。ファイル名が200バイトを超える場合は,先頭から200バイトまでを表示します。 |
出力例を次に示します。
HCSCServerName CommonFolderName FileSize LastModifiedTime FileName HCSC FOLDER1 1024 2010/04/26 14:26:39 ftpcommon.txt2010_04_26_14_26_39_111 HCSC FOLDER2 1050 2010/04/26 14:26:40 ftp.txt2010_04_26_14_26_39_222 HCSC FOLDER3 1020 2010/04/26 14:26:50 ftp.txt2010_04_26_14_26_39_333 |
戻り値
| 戻り値 | 意味 |
|---|---|
| 0 | 正常終了しました。 |
| 1 | コマンドが異常終了しました。 |
| 2 | 通信タイムアウトが発生しました。 |
| 3 | 排他エラーが発生しました。 |
| 9 | 実行権限のチェックエラーが発生しました。 |
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