1.2 エラーメッセージダイアログが出力された場合の注意事項
(1) 全体に関する内容
- プログラムの動作環境が正しいか見直してください。必要な動作環境については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム 概説」の「3. Cosminexus サービスプラットフォームの製品の構成」,およびマニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム 開発ガイド」の「2.1.1 前提条件」を参照してください。
- 製品のセットアップが正しく行われているかを見直してください。必要なセットアップの作業については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム 開発ガイド」の「2.1 開発環境を使用するためのセットアップ」を参照してください。
- Eclipseのeclipse.iniファイルに必要なオプションが指定されているか確認してください。
- HCSCTEプラグインが有効になっているか確認してください。
- 同一マシン上で複数のHCSCTEを使用していないか確認してください。
- リリースノートの注意事項を確認してください。
(2) リポジトリに関する内容
- インポートするZIPファイルが正しくエクスポートされたものか確認してください。
- リポジトリとして指定したディレクトリまたはCosminexusのインストールディレクトリに,必要な権限が設定されているか見直してください。
- リポジトリ内のファイルやディレクトリなどをエクスプローラーなどで参照していないか確認してください。
- 複数のHCSCTEが同じリポジトリディレクトリを使用していないか確認してください。
- リポジトリが,古いバージョンのCosminexus サービスプラットフォームで作成されたものでないか確認してください。古いバージョンで作成したリポジトリを使用している場合は,リポジトリを作成し直すか,新しいバージョンで作成したリポジトリを使用するようにリポジトリディレクトリを設定してください。
(3) 入出力データに関する内容
- 入力または出力するファイルやディレクトリに,必要な権限が設定されているか見直してください。
- 入力するデータが,次に示す制限事項に該当していないか確認してください。
- 制限事項
- Webサービス
Cosminexus サービスプラットフォームで利用できる形式のWSDLファイルを入力します。WSDLファイルの形式については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム 開発ガイド」の「2.6.1 Webサービスを利用したサービス部品の適用範囲」を参照してください。
- SessionBean
Cosminexus サービスプラットフォームで利用できる形式のEARファイルを入力します。EARファイルの形式については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム 開発ガイド」の「2.6.2 SessionBeanを利用したサービス部品の適用範囲」を参照してください。
- 電文に使用する電文フォーマット
標準電文またはサービス部品電文の電文フォーマットを入力します。電文フォーマットについては,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム 開発ガイド」の「4.3 電文フォーマット(XMLフォーマット定義ファイル)の作成方法」を参照してください。