FTPアダプタでの保守用ログについて説明します。
保守用ログの出力形式を次の図に示します。
図22-3 保守用ログの出力形式(FTPアダプタ)
保守用ログに出力される内容を次の表に示します。
表22-17 保守用ログに出力される内容(FTPアダプタ)
項目 | 内容 |
---|---|
番号 | 保守用ログの出力通番が表示されます。 |
日付 | 保守用ログの取得日付がyyyy/mm/ddの形式で出力されます。
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時刻 | 保守用ログの取得時刻がhh:mm:ss.SSSの形式で出力されます。
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製品ID | 製品を特定するための識別子として,FTPアダプタを示す「FTPADP」が出力されます。また,バージョン情報が出力されます。 |
pid | プロセスを識別するためのIDが出力されます。 |
tid | スレッドを識別するためのIDが出力されます。 |
ID,種別 | 表示されません。 |
出力種別 | 保守用ログの取得ポイント情報(取得位置)が出力されます。
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クラス名 | 保守用ログを取得するクラス名が出力されます。 |
メソッド名 | 保守用ログを取得するメソッド名が出力されます。 |
入出力情報 | 保守用ログを取得するメソッドの入出力情報(引数の値,戻り値,例外名など)が出力されます。 |
CRLF | レコードの終端符号が出力されます。 |
保守用ログの出力先およびログファイル名を次の表に示します。
表22-18 保守用ログの出力先およびファイル名(FTPアダプタ)
ログファイルの出力先パス | ログファイル名 |
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FTPアダプタ実行環境プロパティファイルのftpadp.methodtrace.filepathプロパティで指定したパス | cscftpadpmtd_<HCSCサーバ名>_<面数>.log |
なお,ログファイルの面数は,FTPアダプタ実行環境プロパティファイルのftpadp.methodtrace.filenumプロパティで指定します。ログファイルのサイズは,FTPアダプタ実行環境プロパティファイルのftpadp.methodtrace.filesizeプロパティで指定します。
FTPアダプタ実行環境プロパティファイルの詳細は,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「FTPアダプタ実行環境プロパティファイル」を参照してください。