条件の判定結果によるビジネスプロセスの処理の分岐を定義するアクティビティで,分岐開始アクティビティと分岐終了アクティビティの二つがあります。分岐の開始個所には分岐開始アクティビティを,終了個所には分岐終了アクティビティを配置します。
分岐アクティビティを利用した処理の分岐について,次の図に示します。
図6-13 分岐アクティビティを利用した処理の分岐
分岐開始アクティビティの下には幾つかの処理を用意して,分岐開始アクティビティに設定した条件と条件の判定結果によって分岐させます。分岐の終端には,分岐終了アクティビティを配置します。
分岐開始アクティビティから分岐した処理のうち,フォルト送出アクティビティで終了する処理は,分岐終了アクティビティに連結する必要はありません。また,分岐開始アクティビティから分岐した処理がすべてフォルト送出アクティビティで終了する場合,分岐終了アクティビティを配置する必要はありません。
分岐開始アクティビティの定義の手順を次に示します。
分岐終了アクティビティの定義の手順を次に示します。