転送履歴ログは,FTP連携システムでの転送履歴が出力されます。転送履歴ログの出力先およびログファイル名を次の表に示します。
表22-8 転送履歴ログの出力先およびファイル名(FTPインバウンドアダプタ)
ログファイルの出力先パス | ログファイル名 |
---|---|
<J2EEサーバの作業ディレクトリ>¥ejb¥<J2EEサーバ名>¥logs¥csc¥inbound-adapter¥ftp¥FTP_Inbound_Resource_Adapter |
|
<J2EEサーバの作業ディレクトリ>は,usrconf.cfg(J2EEサーバ用オプション定義ファイル)のejb.public.directoryキーで変更できます。デフォルトは,<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥CC¥server¥publicです。転送履歴ログの出力先はejb.server.log.directoryキーでは変更できないため注意してください。usrconf.cfgの詳細は,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「2.3 usrconf.cfg(J2EEサーバ用オプション定義ファイル)」を参照してください。
なお,RARファイルの属性を設定するConnector属性ファイルの次のプロパティで,転送履歴ログの出力レベル,ファイルのサイズ,およびファイル面数を変更できます。
RARファイルの属性を取得してConnector属性ファイルを生成するには,cjgetrarpropコマンドを実行します。cjgetrarpropコマンドについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「2.4 J2EEサーバで使用するリソース操作コマンド」を参照してください。また,Connector属性ファイルについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」の「4.1 Connector属性ファイル」を参照してください。