ビジネスプロセスを定義する前にユーザ定義受付を定義し,そのインターフェースに合うようにビジネスプロセスの受付アクティビティ,および応答アクティビティを定義する流れについて,次の図に示します。
図8-2 ユーザ定義受付の定義の流れ(ビジネスプロセスの定義前に定義する場合)
ビジネスプロセスを定義する前にユーザ定義受付を定義する場合の作業について次に説明します。
ユーザ定義受付を定義するビジネスプロセスを作成します。(2)で定義するユーザ定義受付の内容と合うインターフェースとなるようにビジネスプロセスを定義します。そのため,ここではアクティビティの配置や変数の定義,各アクティビティの詳細を定義するダイアログでの情報の入力などをする必要はありません。
ビジネスプロセスの追加については,「6.2.1 ビジネスプロセスを新規に追加する」を参照してください。
作成済みのWSDLをユーザ定義受付追加ウィザードで入力して,ユーザ定義受付を追加します。
ユーザ定義受付を新規に追加する方法の詳細については,「8.4 ユーザ定義受付の追加」を参照してください。
ユーザ定義受付で定義されているすべてのオペレーションに対応する受付アクティビティ,および応答アクティビティを定義します。
受付アクティビティおよび応答アクティビティで,ユーザ定義受付で規定された電文フォーマットを持つ変数を定義し,割当変数として設定する手順を次に示します(次の手順は受付アクティビティの場合です。応答アクティビティの場合も同様の手順です)。
[受付アクティビティ]ダイアログについては,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.4.7 受付アクティビティダイアログ」を参照してください。[変数・相関セット一覧]ダイアログについては,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.4.1 変数・相関セット一覧ダイアログ」を参照してください。[電文フォーマットの取込]ダイアログについては,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.4.5 電文フォーマットの取込ダイアログ」を参照してください。
追加されたユーザ定義受付の内容を確認します。ユーザ定義受付の内容は,ビジネスプロセスの定義内容と合致している必要があります。
ユーザ定義受付の確認の詳細については,「8.5 ユーザ定義受付の内容の確認」を参照してください。
定義したユーザ定義受付をリポジトリに保存します。
ユーザ定義受付を保存する方法については,「8.6 ユーザ定義受付の保存」を参照してください。
定義したユーザ定義受付とビジネスプロセス定義との整合性を検証できます。
ユーザ定義受付の検証方法の詳細については,「8.7 ユーザ定義受付の検証」を参照してください。
定義したユーザ定義受付は,必要に応じて受付名,受付ID,およびコンテキストルートを変更できます。
ユーザ定義受付の情報を変更する方法については,「8.8 ユーザ定義受付の情報の変更」を参照してください。
不要になったユーザ定義受付は,必要に応じて削除できます。
ユーザ定義受付の削除方法については,「8.9 ユーザ定義受付の削除」を参照してください。