サービスリクエスタから受け付けた要求は,クラスタ(または単一のHCSCサーバ)内に配備されるサービスアダプタを特定することで,サービス部品へ送ることができます。サービス部品には,そのサービス部品に対応したアダプタが必要です。この節では,アダプタの定義方法について説明します。
サービス部品には,Webサービス,SessionBeanおよびMDBがあります。また,データベースへのアクセスをサービス部品として利用することもできます。
各サービス部品固有のプロトコルに対応するサービスアダプタは,サービス部品のWSDLなどを基に,開発環境から自動生成できます。これらを標準提供アダプタといいます。サービス部品の種類によって,使用するアダプタの種類やアダプタの定義項目が次のように異なります。