サービスの自動エミュレーションの設定,および実行手順について説明します。
HCSC 自動エミュレートビューの設定内容を外部ファイルに保存したい場合は,HCSC 自動エミュレートビューで[保存]ボタンをクリックします。
また,[読み込み]ボタンをクリックすることで,外部ファイルに保存した設定内容を取得できます。すでにHCSC 自動エミュレートビューに設定内容がある場合は,HCSC 自動エミュレートビューの設定内容を上書きしてもよいか確認するダイアログが表示されます。
HCSC 自動エミュレートビューに同一のサービスとオペレーションの組み合わせを複数設定した場合,優先順位が最も高いサービスのエミュレーションが実行されます。サービスの優先順位を変更するには,変更したい行を選択し,[上へ]ボタンまたは[下へ]ボタンをクリックします。
応答電文のファイル名を右クリックし,[ファイルの表示]を選択すると,対象のファイルを開くことができます。
複数のビジネスプロセスをデバッグする場合,自動エミュレーションの設定(サービス名,オペレーション名)は,すべてのビジネスプロセスで有効になります。
なお,自動エミュレーションの対象となるサービス呼出アクティビティに対して手動エミュレーションを実行した場合,手動エミュレーションの実行が優先されます。
HCSC 自動エミュレートビューに設定したサービス呼出アクティビティにプロセスインスタンスの処理が進むと,設定した応答電文がサービスの応答電文の代わりに自動的に利用されます。
XML形式のファイルを応答電文に指定した場合,ファイルの内容がそのままサービスの応答電文としてエミュレーションされます。XSL形式のファイルを応答電文に指定した場合,サービスの要求電文にファイルの内容を適用した結果がサービスの応答電文としてエミュレーションされます。
なお,サービスの自動エミュレーションを設定していない場合は,通常のサービス呼び出しが実行されます。