実行環境に配備するために必要なHCSCコンポーネントに関するファイルを組み立てて,EARファイルを作成します。これをパッケージングと呼びます。ここでは,アダプタまたはビジネスプロセスをまとめてHCSCコンポーネントと呼びます。
HCSCコンポーネントのパッケージングに伴い,パッケージング対象のHCSCコンポーネントと関連するデータ変換定義およびユーザ定義受付もパッケージングされます。
パッケージングを実行すると,HCSCコンポーネントが検証されます。よって,HCSCコンポーネントが正しく定義されている場合はパッケージングできますが,正しく定義されていない場合はパッケージング時の検証でエラーが発生します。パッケージングの前に,あらかじめ,HCSCコンポーネントを検証しておくと,円滑にパッケージングできます。
パッケージングの方法を次に示します。
なお,パッケージングする前にアダプタ,ビジネスプロセスおよびユーザ定義受付が保存されていないときは,リソース保管ダイアログが表示され,定義を保存できます。複数のアダプタ,ビジネスプロセスおよびユーザ定義受付が編集中の場合は,複数回ダイアログが表示されます。保存する場合は[はい]ボタンをクリックします。これ以降,確認ダイアログを表示しないで,すべて保存する場合は[すべてはい]ボタンをクリックします。