ファイル操作アダプタで使用する定義ファイルの作成手順について説明します。定義ファイルは,ファイル操作アダプタが提供しているテンプレートファイルを利用して作成します。
(a) 実行環境プロパティファイル
- テンプレートファイル(<Cosminexusインストールディレクトリ>¥CSC¥config¥adpfop¥templates¥adpfop.properties)をコピーして,次のディレクトリに格納します。
<Cosminexusインストールディレクトリ>¥CSC¥config¥adpfop
- コピーしたテンプレートファイルのファイル名を「<サービスID>.properties」に変更します。
サービスIDとは,ファイル操作アダプタを新規に追加するときに指定する任意の文字列です。
- 定義内容を編集して保存します。
実行環境プロパティファイルで編集できる項目については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「実行環境プロパティファイル」を参照してください。
実行環境プロパティファイルは,ファイル操作アダプタを開始する際に実行環境に反映されます。実行環境プロパティファイルの内容を変更する場合は,ファイル操作アダプタを停止してから作業をします。ファイル操作アダプタを再開始すると,変更内容が実行環境に反映されます。
(b) ファイル操作アダプタ定義ファイル
- テンプレートファイル(<Cosminexusインストールディレクトリ>¥CSC¥config¥adpfop¥templates¥cscFileOperation.properties)を,任意のディレクトリにコピーします。
ファイル名は変更しないでください。
- 定義内容を編集して保存します。
ファイル操作アダプタ定義ファイルで編集できる項目については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「ファイル操作アダプタ定義ファイル」を参照してください。
- ファイル操作アダプタの定義情報設定時に,任意のディレクトリに格納したファイル操作アダプタ定義ファイルを,独自定義ファイルとして指定します。
ファイル操作アダプタのサービスアダプタ定義画面(詳細)については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.2.2 サービスアダプタ定義画面」を参照してください。
ファイル操作アダプタを開始すると,ファイル操作アダプタ定義ファイルに設定した内容が有効になります。