22.1 障害情報の取得(FTPインバウンドアダプタ)

FTPインバウンドアダプタに関する障害情報には次の種類があります。

ここでは,これらの障害情報について説明します。

注※
これらのログについて,ファイル転送,またはFTPインバウンドアダプタの起動・停止を1回実行するときに必要なログファイルのサイズを次の表に示します。この表の値を参考にして,環境に応じて必要なログファイルサイズを算出してください。

表22-1 必要なログファイルサイズ

ログの種類1回のファイル転送に必要なログファイルサイズ1回の起動・停止に必要なログファイルサイズ
メッセージログ1.0KB1.5KB
保守用ログ0.5KB0.5KB
プロトコルトレース2.0KB0.0KB
転送履歴ログ0.5KB0.0KB
リソースアダプタ間共通ログ0.5KB1.5KB
 

なお,FTPインバウンドアダプタでは,このマニュアルで説明する障害情報のほかに,FTPインバウンドアダプタが動作するJ2EEサーバおよびJavaVMが出力する資料があります。J2EEサーバおよびJavaVMが出力する資料については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行/互換編」の「4. トラブルシューティング(資料の出力先と出力方法)」を参照してください。

<この節の構成>
22.1.1 メッセージログ(FTPインバウンドアダプタ)
22.1.2 保守用ログ(FTPインバウンドアダプタ)
22.1.3 FTPプロトコルトレース(FTPインバウンドアダプタ)
22.1.4 転送履歴ログ(FTPインバウンドアダプタ)
22.1.5 リソースアダプタ間共通ログ(FTPインバウンドアダプタ)
22.1.6 運用コマンド実行時の保守用ログ(FTPインバウンドアダプタ)
22.1.7 性能解析トレース(FTPインバウンドアダプタ)