定義ファイルの作成手順について説明します。定義ファイルは,FTPアダプタが提供しているテンプレートファイルを利用して作成できます。
(a) FTPアダプタコマンド定義ファイル
- テンプレートファイル(<FTPアダプタのインストールディレクトリ>¥config¥templates¥adpftpcommand.properties)をコピーして,次のディレクトリに格納します。
<FTPアダプタのインストールディレクトリ>¥config
- 定義内容を編集して保存します。
FTPアダプタコマンド定義ファイルで編集できる定義内容については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「FTPアダプタコマンド定義ファイル」を参照してください。
(b) アカウント定義ファイル
- csaftpuseraddコマンドを実行してアカウント定義ファイルを作成します。
作成したアカウント定義ファイルのパスは,FTPアダプタ実行環境プロパティファイルのftpadp.account-inf-filepathキーで指定する必要があります。csaftpuseraddコマンドの詳細については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「csaftpuseradd(FTPアダプタのユーザの登録・更新)」を参照してください。
(c) FTPコマンド許可リスト定義ファイル(FTPアダプタ用)
- テンプレートファイル(<FTPアダプタのインストールディレクトリ>¥config¥templates¥cscthrough.properties)をコピーして,任意のディレクトリに格納します。
- コピーしたテンプレートファイルのファイル名を任意の名称に変更します。
- 定義内容を編集して保存します。
FTPコマンド許可リスト定義ファイル(FTPアダプタ用)で編集できる定義内容については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「FTPコマンド許可リスト定義ファイル」を参照してください。
(d) FTPアダプタ実行環境プロパティファイル
- テンプレートファイル(<FTPアダプタのインストールディレクトリ>¥config¥templates¥adpftp.properties)をコピーして,次のディレクトリに格納します。
<FTPアダプタのインストールディレクトリ>¥config
- コピーしたテンプレートファイルのファイル名を「<サービスID※>.properties」に変更します。
- 定義内容を編集して保存します。
FTPアダプタ実行環境プロパティファイルで編集できる定義内容については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「FTPアダプタ実行環境プロパティファイル」を参照してください。
- 注※
- サービスIDは,FTPアダプタを新規に追加するときにサービスアダプタ定義画面で指定する任意の文字列です。