4.5 COBOL登録集原文ファイルからのバイナリフォーマット定義ファイルの生成

COBOL登録集原文ファイルからのバイナリフォーマット定義ファイルの生成とは,指定したCOBOL登録集原文ファイルをバイナリフォーマット定義ファイルに変換する機能です。

TP1/RPC受付を利用する場合,受付内でCOBOLの入出力パラメタが処理されるため,COBOLで定義されたレコード定義(COBOL登録集原文ファイル)をバイナリフォーマット定義ファイルに変換する必要があります。

この機能を利用することで,COBOL登録集原文ファイルからバイナリフォーマット定義ファイルの生成を自動化できます。そのため,データ変換作業の効率化を図れます。

COBOL登録集原文ファイルからのバイナリフォーマット定義ファイルの生成機能を利用したデータ変換のイメージを次の図に示します。

図4-9 COBOL登録集原文ファイルからのバイナリフォーマット定義ファイルの生成機能を利用したデータ変換のイメージ

[図データ]

この機能では,COBOL2FDXコンバータを使用します。COBOL2FDXコンバータは,指定したCOBOL登録集原文ファイルのレコード定義を解析したあと,バイナリフォーマット定義ファイルとして出力します。

<この節の構成>
4.5.1 変換できるCOBOL登録集原文ファイルの記述形式
4.5.2 COBOL登録集原文ファイルとバイナリフォーマット定義ファイルのデータ型の対応
4.5.3 バイナリフォーマット定義ファイルの生成方法