14.8 TP1/RPC受付のアプリケーション統合属性ファイルの定義情報を設定する

TP1/RPC受付のアプリケーション統合属性ファイルの定義情報を設定するときの前提条件,および設定方法について説明します。

<この節の構成>
(1) 前提条件
(2) 設定方法

(1) 前提条件

TP1/RPC受付のアプリケーション統合属性ファイルの定義情報を設定するには,HCSCサーバが起動状態,かつTP1/RPC受付の状態が配備状態である必要があります。ただし,TP1/RPC受付が起動している場合はエラーとなります。

HCSCサーバの状態の確認方法については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「5.2.15 HCSCサーバの情報を確認する」を参照してください。

(2) 設定方法

TP1/RPC受付のアプリケーション統合属性ファイルの定義情報を設定するには,運用環境でcsccompoconfigコマンドを実行します。

詳細は,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「csccompoconfig(HCSCコンポーネントの定義)」を参照してください。

csccompoconfigコマンドの実行形式を次に示します。

HCSCサーバに配備されているTP1/RPC受付に定義情報を設定する場合
HCSCサーバ名,およびTP1/RPC受付の受付IDを指定して実行します。
指定したHCSCサーバ上のカスタム受付に,アプリケーション統合属性ファイルで指定した定義情報が設定されます。

csccompoconfig -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -operation set -propfile <アプリケーション統合属性ファイル> -csc <HCSCサーバ名> -name <TP1/RPC受付の受付ID>

クラスタ内のHCSCサーバに配備されているTP1/RPC受付に定義情報を設定する場合
クラスタ名,およびTP1/RPC受付の受付IDを指定して実行します。
指定したクラスタに配備されているTP1/RPC受付に,アプリケーション統合属性ファイルで指定した定義情報が設定されます。

csccompoconfig -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -operation set -propfile <アプリケーション統合属性ファイル> -cluster <クラスタ名> -name <TP1/RPC受付の受付ID>