8.4.1 ユーザ定義受付を新規に追加する

ユーザ定義受付を新規に追加する手順を次に示します。

  1. ツリービューのサービス定義一覧で,ユーザ定義受付を追加するサービス(ビジネスプロセス)を選択して,右クリックします。
    サービス一覧のポップアップメニューが表示されます。
  2. ポップアップメニューから[ユーザ定義受付追加]を選択します。
    受付種別選択ウィザードが表示されます。

    [図データ]

  3. [受付種別]のドロップダウンリストから,[SOAP受付]を選択します。
  4. [次へ]ボタンをクリックします。
    ユーザ定義受付追加ウィザード(1/2)が表示されます。

    [図データ]

  5. [受付名]と[WSDLファイル]を指定します。
    • 受付名
      ユーザ定義受付の名称をXMLスキーマのNCName定義文字で指定します。1~40バイトで指定します。受付名は,ビジネスプロセス内で一意である必要があります。
    • WSDLファイル
      ユーザ定義受付で利用するWSDLファイルを絶対パスで指定します。相対パス(例:wsdldir¥wsdlfile.wsdl)やUNC形式(例:¥¥mypc¥wsdldir¥wsdlfile.wsdl)で指定しないでください。
      [...]ボタンをクリックして表示されるダイアログからWSDLファイルを選択することもできます。
  6. [次へ]ボタンをクリックします。
    ユーザ定義受付追加ウィザード(2/2)が表示されます。
    [次へ]ボタンをクリックしたときに,「WSDLファイルの解析に失敗しました。」というメッセージが表示された場合,WSDLファイルにエラーがあります。
    WSDLの形式については,「2.6.1 Webサービスを利用したサービス部品の適用範囲」および「8.3.3 ユーザ定義受付のWSDL作成時の注意事項」を参照してください。

    [図データ]

  7. [Portの指定]のドロップダウンリストから,利用するポートを選択します。
    ドロップダウンリストには,手順5.で指定したWSDLファイルに定義されているポート名(wsdl:port要素のname属性の値)が表示されます。
  8. [終了]ボタンをクリックします。
    ユーザ定義受付がビジネスプロセスに追加され,ユーザ定義受付定義画面が表示されます。
    ユーザ定義受付定義画面の詳細については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.2.6 ユーザ定義受付定義画面」を参照してください。
    注意
    警告メッセージが表示された場合は,表示されたメッセージの内容を確認してください。「KDCCC」で始まる警告メッセージが表示された場合は,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ メッセージ 1」の「4.2 KDCCC0001からKDCCC9999までのメッセージ」を参照してください。「KDJW」で始まる警告メッセージが表示された場合は,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ メッセージ 2」の「9. KDJW00000からKDJW99999までのメッセージ」を参照してください。