ここでは,カスタムアダプタを使用するときに,HCSCサーバの実行環境に対して設定する必要がある内容について説明します。
HCSCサーバ上でカスタムアダプタを使用するには,プロトコルコンバータ(プロトコル変換処理)を実装しているクラスを,メソッドキャンセルを禁止するクラスとして保護区リストファイルに設定します。
「保護区リストファイル」の要素として,カスタムアダプタの実装クラス名またはプリフィックス名を設定してください。
設定した保護区リストファイルは,J2EEサーバの起動時に読み込まれ,Cosminexusをインストールしたマシン上で動作するすべてのJ2EEサーバで有効になります。
「保護区リストファイル」については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「2.6 criticalList.cfg(保護区リストファイル)」を参照してください。