付録H.1 サービスリクエスタのエミュレーションの流れ

Webサービス・エクスプローラーを利用したサービスリクエスタのエミュレーションの流れを示します。この流れに沿って,「付録H.2 サービスリクエスタのエミュレーション手順」でエミュレーションの実行例を説明します。

図H-1 サービスリクエスタのエミュレーションの流れ

[図データ]

<この項の構成>
(1) HCSCコンポーネントの配備
(2) 受付のWSDLファイルの取得
(3) Webサービス・エクスプローラーによる要求電文の送信

(1) HCSCコンポーネントの配備

Webサービス・エクスプローラーから要求電文を送信できるように,テストするHCSCコンポーネントを配備します。

(2) 受付のWSDLファイルの取得

送信する受付のWSDLファイルを取得して,Eclipseの任意のプロジェクトにコピーします。標準受付のWSDLファイルの取得方法については,「10.2.2 WSDLを取得する」を参照してください。

ユーザ定義受付の場合は,ユーザ定義受付の作成時に使用したWSDLファイルをコピーしてください。ただし,ユーザ定義受付のWSDLは,サービスロケーションの値を修正しているものとします。サービスロケーションの値の設定については,「10.7.2 WSDLを編集する」を参照してください。

(3) Webサービス・エクスプローラーによる要求電文の送信

Webサービス・エクスプローラーを起動し,要求電文を送信します。Webサービス・エクスプローラーから要求電文を送信するには,送信するオペレーションを選択し,必要なパラメタを設定します。