10.7.1 サービスリクエスタ(ユーザ定義受付(Webサービス))の作成手順(SOAP通信基盤)

ユーザ定義受付(Webサービス)にサービス部品の実行を要求し,サービス部品を呼び出すためのサービスリクエスタの作成手順を次に示します。

図10-32 サービスリクエスタ(ユーザ定義受付(Webサービス))の作成手順(SOAP通信基盤)

[図データ]

各工程の作業を次に示します。

<この項の構成>
(1) WSDLの編集
(2) スタブの生成
(3) オブジェクトの生成
(4) 応答電文の取得
(5) エラー情報の取得

(1) WSDLの編集

ユーザ定義受付の定義内容を確認して,スタブの生成に必要なWSDLの内容を編集します。WSDLの編集については,「10.7.2 WSDLを編集する」を参照してください。

(2) スタブの生成

10.7.1(1) WSDLの編集」で編集したWSDLからスタブを生成します。スタブの生成については,「10.7.3 スタブを生成する」を参照してください。

(3) オブジェクトの生成

ユーザ定義受付(Webサービス)のメソッドを呼び出すために,「10.7.1(2) スタブの生成」で生成したスタブからオブジェクトを生成します。オブジェクトの生成については,「10.7.4 オブジェクトを生成する」を参照してください。

(4) 応答電文の取得

ユーザ定義受付(Webサービス)から,サービス部品の実行要求に対する応答電文を取得します。応答電文の取得については,「10.7.5 応答電文を取得する」を参照してください。

(5) エラー情報の取得

要求先のサービス部品,HCSCサーバ,およびSOAPエンジンでエラーが発生した場合,エラー情報を取得し,その情報に従って対処します。エラー情報の取得については,「10.7.6 エラー情報を取得する」を参照してください。