ダイアログを使用したマッピングは,マッピング元とマッピング先の種類によって使用するダイアログが次のように異なります。
- マッピング元が変換元ノードでマッピング先がファンクションのとき
マッピング先のファンクションを設定するダイアログを使用します。
マッピング先が選択ファンクションの場合は,「7.5.14 条件によって異なる値を出力する」を参照してください。
- マッピング元およびマッピング先がファンクションのとき
マッピング先のファンクションを設定するダイアログを使用します。
マッピング先が選択ファンクションの場合は,「7.5.14 条件によって異なる値を出力する」を参照してください。
- マッピング元がファンクションでマッピング先が変換先ノードのとき
[マッピング元設定]ダイアログを使用します。
マッピング元がくり返しファンクションまたは選択ファンクション※の場合は,[くり返し設定]ダイアログも使用できます。[くり返し設定]ダイアログによるマッピングの詳細については,「7.6.1 [くり返し設定]ダイアログを使用してマッピングする」を参照してください。
- 注※
- くり返しファンクションに接続されている,または何も接続されていない選択ファンクションになります。くり返しファンクション以外のファンクションに接続されている場合,[くり返し設定]ダイアログは使用できません。
(a) マッピング元が変換元ノードでマッピング先がファンクションのとき
マッピング元が変換元ノードでマッピング先がファンクションのときのマッピングの手順を次に示します。
- パレットから使用するファンクションを選択します。
- マッピングビューアで適当な場所をクリックします。
ファンクションがマッピングビューアに配置されます。配置されたファンクションは,ドラッグ&ドロップで移動できます。
- 次のどちらかの方法でマッピング先のファンクションを設定するダイアログを表示させます。
- マッピング先のファンクションを右クリックして,[設定]を選択します。
- マッピング先のファンクションをダブルクリックします。
マッピング先のファンクションを設定するダイアログが表示されます。
- [ノード追加]ボタンまたは[ノード選択]ボタンをクリックします。
[ノード選択]ダイアログが表示されます。
- マッピング元となる変換元ノードを指定して,[OK]ボタンをクリックします。
マッピング先のファンクションを設定するダイアログの[入力](くり返しファンクションの場合は[基準パス])に,マッピング元の変換元ノードが設定されます。変換元ノードはパス名で表示されます。パス名の表示形式の詳細については,「7.4.6 マッピング元の表示形式」を参照してください。
マッピング元には,マッピング対象※かつ「7.10.2 マッピングできるノードおよびファンクションの対応」で指定された条件を満たす変換元ノードを指定してください。
- [OK]ボタンをクリックします。
マッピング線
(代入線)が設定されます。くり返しファンクションを使用した場合は,マッピング線
(くり返し対応線)が設定されます。なお,マッピング線の色は変更できます。マッピング線の色を変更する方法については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.10.4 マッピング線の色を変更する」を参照してください。
- 注※
- マッピング対象については,「7.10.1 マッピング対象とマッピング対象外」を参照してください。
(b) マッピング元およびマッピング先がファンクションのとき
マッピング元およびマッピング先がファンクションのときのマッピングの手順を次に示します。
- パレットから使用するファンクションを選択します。
- マッピングビューアで適当な場所をクリックします。
ファンクションがマッピングビューアに配置されます。配置されたファンクションは,ドラッグ&ドロップで移動できます。
- 次のどちらかの方法でマッピング先のファンクションを設定するダイアログを表示させます。
- マッピング先のファンクションを右クリックして,[設定]を選択します。
- マッピング先のファンクションをダブルクリックします。
マッピング先のファンクションを設定するダイアログが表示されます。
- [ファンクション追加]ボタンまたは[ファンクション選択]ボタンをクリックします。
[ファンクション選択]ダイアログが表示されます。
- マッピング元となるファンクションを指定して,[OK]ボタンをクリックします。
マッピング先のファンクションを設定するダイアログの[入力]に,マッピング元のファンクションが設定されます。定数ファンクションの場合はアポストロフィ(')で囲んだ定数値,定数ファンクション以外のファンクションの場合はファンクション名が表示されます。
マッピング元には,「7.10.2 マッピングできるノードおよびファンクションの対応」で指定された条件を満たし,かつ出力側にマッピング線が設定されていないファンクションを指定してください。
- [OK]ボタンをクリックします。
マッピング線
(代入線)が設定されます。くり返しファンクションを使用した場合は,マッピング線
(くり返し対応線)が設定されます。なお,マッピング線の色は変更できます。マッピング線の色を変更する方法については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.10.4 マッピング線の色を変更する」を参照してください。
(c) マッピング元がファンクションでマッピング先が変換先ノードのとき
- パレットから使用するファンクションを選択します。
- マッピングビューアで適当な場所をクリックします。
ファンクションがマッピングビューアに配置されます。配置されたファンクションは,ドラッグ&ドロップで移動できます。
- 変換先スキーマツリービューアのマッピング先となる変換先ノードを右クリックして,[マッピング元]を選択します。
[マッピング元設定]ダイアログが表示されます。
- [ファンクション追加]ボタンをクリックします。
[ファンクション選択]ダイアログが表示されます。
- マッピング元となるファンクションを指定して,[OK]ボタンをクリックします。
[パス/ファンクション名]に指定したファンクション名が設定されます。
マッピング元には,「7.10.2 マッピングできるノードおよびファンクションの対応」で指定された条件を満たし,かつ出力側にマッピング線が設定されていないファンクションを指定してください。ただし,選択ファンクションで条件として指定したため,出力側にマッピング線
(条件線)が設定されているファンクションは指定できます。
- [OK]ボタンをクリックします。
マッピング線
(代入線)が設定されます。なお,マッピング線の色は変更できます。マッピング線の色を変更する方法については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.10.4 マッピング線の色を変更する」を参照してください。
- 注意
- ファンクションを配置する前にマッピング線を設定してしまった場合,マッピング線を削除して,もう1度やり直してください。
- 参考
- ファンクションをマッピングビューアに配置すると,ファンクション名の末尾に番号が付きます。この番号は,ファンクション名が重複しないように,マッピングした順に1から付けられる自然数の通番です。ファンクションが削除された場合,削除されたファンクションの番号は欠番となります。