ユーザ定義受付の定義の流れには,次の二つがあります。
- ビジネスプロセスの定義前にユーザ定義受付を定義する
- 次の二つの条件を満たす場合,先にWSDLを基にユーザ定義受付を作成し,そのあとでビジネスプロセスの受付アクティビティと応答アクティビティを定義します。
- サービスリクエスタとのインターフェースが規定済み
- 規定したインターフェースに従ったWSDLが作成済み
- この場合,ユーザ定義受付の作成時に入力したWSDLのインターフェースに合うように,受付アクティビティと応答アクティビティのオペレーションおよび電文定義をビジネスプロセス上で定義する必要があります。
- ビジネスプロセスの定義後にユーザ定義受付を定義する
- すでに定義されたビジネスプロセスがある場合,定義済みのビジネスプロセスに合ったユーザ定義受付を定義します。ユーザ定義受付を追加する前に,ビジネスプロセスの受付アクティビティと応答アクティビティのオペレーションおよび割当変数の電文定義に合うWSDLを作成しておく必要があります。
- ユーザ定義受付は,ビジネスプロセスの受付アクティビティと応答アクティビティに定義されているオペレーション,および割当変数を呼び出せるように定義します。
ユーザ定義受付の定義の流れとして,これら二つの定義の流れを次に説明します。
- <この節の構成>
- 8.2.1 ビジネスプロセスを定義する前にユーザ定義受付を定義する
- 8.2.2 ビジネスプロセスの定義後にユーザ定義受付を定義する