Cosminexus サービスプラットフォームには,開発環境,運用環境および実行環境があり,ネットワークで接続してシステムを構成します。開発環境,運用環境および実行環境は,それぞれ別のマシンに構築することを推奨します。
Cosminexus サービスプラットフォームで構築する各環境とネットワークの構成を次の図に示します。
図5-10 各環境とハードウェアの構成
図5-10の例は,uCosminexus Operator for Service Platformを利用して,運用環境と実行環境を異なるマシンに構築した場合の例です。また,開発環境は別のネットワーク上に構築することもできます。
なお,実行環境では,二つのHCSCサーバを組み合わせてクラスタを構成し,冗長で信頼性の高い構成のシステムを構築できます。
HCSCサーバを組み合わせてクラスタを構成した場合の各環境と,ハードウェアの構成について,次の図に示します。
図5-11 各環境とハードウェアの構成(HCSCサーバを組み合わせてクラスタを構成する場合)
図5-11の例は,uCosminexus Operator for Service Platformを利用して,運用環境と実行環境を異なるマシンに構築した場合の例です。また,開発環境は別のネットワーク上に構築することもできます。
クラスタ構成を利用したシステムについては,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム 機能解説」の「1.4.1 ロードバランス機能を利用したHCSCサーバの冗長構成」を参照してください。