4.2 セキュリティプロバイダを設定する

Cosminexus XML Security - Coreを使用するためには,Javaセキュリティのアルゴリズムおよび証明書タイプの標準名が使用できるようにセキュリティのプロバイダを設定する必要があります。この節では,Cosminexus XML Security - Coreを使用するためのセキュリティプロバイダの設定について説明します。

アルゴリズムを有効にするための設定を次の表に示します。

表4-2  アルゴリズムを有効にするための設定

アルゴリズムJavaセキュリティ
種別名称エンジンクラスアルゴリズムの標準名
DigestMethodSHA1MessageDigestSHA-1
SHA256SHA-256
SHA512SHA-512
SignatureMethodHMAC-SHA1MacHmacSHA1
DSAwithSHA1(DSS)SignatureSHA1withDSA
RSAwithSHA1SHA1withRSA
EncryptionMethodTRIPLEDESCipherDESede/CBC/NoPadding
AES-128AES/CBC/NoPadding
AES-128 KeyWrapAES/ECB/NoPadding
TRIPLEDES KeyWrapDESede/CBC/NoPadding
MessageDigestSHA-1
AgreementMethodDiffie-HellmanKeyAgreementDiffieHellman

鍵情報の要素を有効にするための設定を次の表に示します。

表4-3  鍵情報の要素を有効にするための設定

鍵情報の要素名Javaセキュリティ
エンジンクラスアルゴリズムまたは証明書の標準名
ds:DSAKeyValueKeyFactoryDSA
ds:RSAKeyValueRSA
xenc:DHKeyValueDiffieHellman
ds:X509CertificateCertificateFactoryX.509
ds:X509CRL

なお,セキュリティのプロバイダを設定については,JavaTM Cryptography Architecture API Specification & Referenceも参照してください。